
新年あけましておめでとうございます<m(__)m>
みなさま、お健やかに
新年をお迎えのことと存じます。

昨日も今日も3月の気温とか。
暖かく、穏やかな晴天です。

今年は思いきって虎屋の「雪紅梅」を買ってみました。

きれい❤
毎年、新年はお料理をして
家でお祝いしていたのですけれど、
去年から外で食事をするようにして、
ほっとしています。
年末にパスモとTポイントカードをなくして、
2度とも拾われて戻ってくることがあり、
ああ、疲れているんだなぁと
少しペースダウンすることにしました。
戦闘モードに入っていると、
自分の疲労に気付かないことがあります。
***
年末に国文学研究資料館に行ってきました。
昭和47年に設立、平成20年立川の基地の跡地に
移転してきたそうです。
ごきげんなのは、「心の花」1巻より(64巻までは復刻版)
開架で閲覧できるということです。
館内広く、1日いてもよくて、
公立図書館のように『国歌大観』を観るのに
2時間で追い出されるということがありません。
蔵書のチェック、コピーなどは
国会図書館とほぼ同じです。
まだ蔵書がどのくらいあるのか、
調べていませんが、近いので
これから通うのが楽しみです。
展示室が併設されていて、今、
「和書のさまざま」という展示をやっています。
収蔵品の古書を展示して、
形態的、次に内容的な構成を説明した上で、
各時代の写本・版本や特色のある本を紹介してあります。、
全体を通して和書の基本知識を学ぶことができます。
今までばらばらに観ていたものが系統的に説明してあって、
わからないながらも興味深く見ました。
たとえば、料紙ですが、
材料によって紙の色や質感が違います。
雁皮による斐紙(鳥の子紙、薄様斐紙、)。
滑らかで、色もクリームがかっています
楮による楮紙(美濃紙、杉原紙、楮打紙)は最もポピュラー。
三椏による三椏紙は江戸中期以降、
斐紙の代用品として使われたそうです。
一度観たくらいでは覚えきれませんが、
実物を見ながらというのが、刺激的でした。
まさか、こんなぼろぼろの(笑)和書に
興味を持つ日が来るとは。
これも信綱の『思草』研究からですが、
きっと学生の時には同じものを見ても
興味を持てなかったと思います。
遅すぎる研究スタートでしたが、
私には今しかないタイミングでした。
そして、驚いたのが、
同じ建物内に「統計数理研究所」があったことです。
「統数研」には父も関わっていたと思います。
集合写真や書かれたもので知っていました。
平成21年に立川に移転してきましたが、
「理念と概要」をみると昭和19年設立とありますので、
父が所属していたのと同じ団体と思います。
今の新しい組織になる前に
父は亡くなってしまいましたけれど。
なんとなく嬉しくて、
まっくらなバス停で帰りのバスを待つ間、
北風に震えながらもほのぼのとしていました。