ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

週に2度の雪

2014-02-09 15:15:15 | 自然
みなさま、こんにちは(*^_^*)

雪の被害は ございませんでしたか。

ノイバラの住んでいるところでは、
1日休むことなく降り続き、
30センチ越えだと思います。
40数年ぶりの大雪だそうです。

今朝は幸いに気温も高く
晴れましたので、
家族ご近所総出の雪かきを2時間。
ようやく道路は綺麗になりましたが、
へろへろにくたびれて、
都知事選に行く元気がありません。

今月に入って、4日と8日、
1週間に2度も降りましたので、
雪かきの腕が筋肉痛ですにゃ・・。

8日はなんと、東京歌会の日。
中止の連絡は12時でしたので、
午後1時から始まる
茶話会・講読会・全国大会役員会の中
遠隔地組は間に合わず、
中野サンプラザに来てしまった4人・・。

(´・ω・`)←その中の1人

帰れないことを考えて、
宿泊費もお財布に入れてきました。

なにしろ、吹雪でしたから、
移動中の写真はありません。

携帯に連絡いただいた時には
もうすぐ中野に着く車中でした・・。

 
中野サンプラザ8階からの雪景色。
1時までは間違えてきてしまう人のため
待ちましょう・・と講読会お世話係の
F島さんがおっしゃるので、待ちました。

そのあと、昼食を食べながら
茶話会に出す予定だった歌や、東京歌会の
各自の歌を持ち寄って歌会です。

この2時間の歌会がF島さんを
帰宅できなくしたのでした・・。
都内の某カプセルホテルに泊られたところ、
停電になったとか・・。
なんてお気の毒でしょう。

ノイバラは間引きされ、のろのろと走る
京王線各駅停車で無事帰宅しました。

  
吹雪ですので、駅のホームまで雪で真っ白。


うぷぷぷふっ。雪が顔に当たります。

 
跨線橋から線路を見ました。


駅前のポストが雪帽子かぶっています。


近づこうとしましたが、
吹き溜まりで腰のあたりまで雪が。


駅を振り返って、かなり必死に撮っています。

帰宅した夕方、朝に続いて2度目の雪かき。
その間もその後もどんどん降り積もり、
さらに5センチ積んだのでは・・。


さて、今朝の玄関前。配達の方の足跡です。
御苦労さまです。


ポストの前は雪をどけておかないと。


物置まで行くにも雪をかきながら。


どけてみてわかる雪の深さ。


裏庭まで手が回りません。

 
雪の間の光が青くて、きれいです。


大汗かいてわが家の通路を確保しましたにゃ。
私道が長いので、大変でした(・ω・;A

めでたしめでたし。

去る4日の雪は職場の雪かき。
この時の積雪はほんの5センチほどでしたので、
車で通勤できましたし、楽勝でした。


前日の雪。


雪かきしたら、こんなものです。

 
手つかずのところは結構積もったままですが。


雪国~❤


青空に映えてきれいです❤

  
別世界ですね。

   

   

       
滅多に見られない景色です。


雪かきのあと。
竹ぼうきで仕上げをしたので、
京都の日本庭園みたい(笑)


室内から撮ってみました。

         

    
お昼には枝先の雪は解けておちてしまいました。


クリーブランド美術館展&人間国宝展@上野国立博物館

2014-02-09 12:09:33 | 美術
雪と雪の合間に上野の美術展を観てまいりました。


国立博物館平成館では2つの特別展が同時開催されています。


「クリーブランド美術館展―名画でたどる日本の美」。
全米屈指といわれる同館の日本美術コレクションから、
仏画や肖像画、花鳥画、山水画などを選りすぐって公開。


「人間国宝展―生み出された美、伝えゆくわざ―」。
歴代の人間国宝や先人が残した古典の名作を並べ置き、
日本が誇る工芸の精華を紹介。

金曜日の午後、空いているといっていいのか、
混んでいるといっていいのかわかりませんが・・
混んでいる画を避けて空いているのから
見ていけばいい感じでした。
人間国宝展の方がより混んでいました。

学芸員による「1089ブログ」がおもしろいです。

燕子花図屏風、厩図屏風、芒図屏風、
四季花鳥図屏風、近江名所図屏風・・。
屏風画が見ごたえありました。

厩図の馬と、芒図のススキに魅せられて、
何度も見ました。
近江名所図にも生き生きと馬が描かれていて、
これもじっくりと見ました。


蔦の細道図屛風。 深江蘆舟(1699~1757)筆 
江戸時代・18世紀

HPより引用します。
「『伊勢物語』で在原業平一行が東海道宇津谷峠にさしかかる場面。
業平は修行僧に都への手紙を託しています。
薄暗い峠を越える心細さが、鮮やかな蔦の葉の朱色で強調され、
山や水流と人物の重なりが画面に動きを生んで
業平の心象まであらわされています。」

 
これは本館の方に構図が違う1枚の
展示がありましたので見てきました。

伊勢物語で宇津谷峠を通るのは
5月の緑の頃なのだそうです。
なぜ蔦の紅葉が描かれているのでょう。

カタログをめくっていたら、
そのことについての記事がありました。
それは和歌で宇津谷が詠まれる時は
蔦の紅葉とともに詠まれることが
多かったからなのだそうです。

中国の山水画、
それを模したものも面白かったです。

人間国宝展は古い作品とその技法を生かした
現代の作家の作品が並べてありました。
大好きな漆芸の松田権六、木工の黒田辰秋もあり、
楽しみました。

時間があったので、本館の作品も見ました。
こちらはほとんどが撮影可です。

 
大好きな長次郎の黒楽茶碗銘「広沢」

長次郎はもうひとつ、四角いお茶碗があり
(銘「団栗」だったかな?)
こちらのほうが興味深かったのですけれど。


「七十一番職人歌合絵巻模本上巻」です。
和歌の詠み手を職人たちになぞらえた
架空の歌合の絵巻です。


71組、142種の職業の職人が
月と恋の題で職種に関わる語を織り交ぜながら
歌を作っていきます。
歌の方はゆっくり読む時間がなかったけれど、
(時間があっても読めなかったかもしれないけれど(・ω・;A )
画がすごく面白いです。

    

原本は1500年頃の成立だそうです。
すばらしいなぁ。


お庭にはもう紅梅が咲いています。


上野公園の夕暮れの空。
不思議な雲です。翌日の大雪のためでしょうか。

 
ソノサトキザクラって、緑の桜があるのですね。
大好きなウコンと同じ感じのお花です。