ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

花椒(ほわじゃお)

2015-12-14 17:45:25 | 飲食
みなさま、こんにちは(*^_^*)

いよいよ師走も中盤ですが、いかがお過ごしですか。

ノイバラは歯根の炎症ための歯医者通いで
がりがりお掃除されてはぐったり・・の繰り返し。

絶え間ない歯の鈍痛とそこからくる
頭痛と肩コリに悩んでいます。

我慢できない痛みではないのですが常に痛いので、
ひととき楽になりたいときは、
バファリンなどを飲んでいます。

ロキソニンは飲み続けると
効かなくなるから・・というので、
お医者さんでは「もう大丈夫でしょ」と
くれないのです。


そこで歯痛にも効くという、
「花椒」を買ってきてみました。
中華のマーボー豆腐などに入れてあるスパイス。
日本の山椒と同じ種類、ミカン科サンショウ属。
山椒と似た匂いです。

もし効けば、自然のものですので、
いいと思います。


乾燥状態です。
粒ごと噛むといいというので、
ひとつぶ奥歯にのせて噛んでみます。

辛い・・し、しびれます・・。
山椒を一粒噛んだことはないのでわかりませんが、
こんな感じかもしれません。

花椒には麻酔作用があるらしいのですが、
歯痛というより、歯ぐきの内部なので、
効くかどうか・・とりあえず、今、3粒目です。

治療は年を越してしまいそうですが、
とりあえず年内にこの痛みがなくなるといいなぁ。

あまり無理せずに、
のんびりしたいと思います。



現代短歌大賞授賞式

2015-12-14 11:37:10 | 短歌
結社の選者でもいらっしゃる伊藤一彦さんが
素晴らしい賞を受賞なさいました!

 
第38回現代短歌大賞(現代歌人協会主催)、
伊藤一彦さんの歌集「土と人と星」(砂子屋書房)、
「若山牧水」(短歌研究社)と
過去の全業績に対して贈られることになり、
授賞式は12月10日午後6時より学士会館で行われました。

授賞式は現代歌人協会の忘年会を兼ねているので、
会員の方々に、わが結社からの伊藤さん応援団が加わり、
ものすごい数の参加者です。

わが結社の参加者の受付と2次会は
東京歌会で行うことになり、
ノイバラもお手伝いしました。


ここがメインの舞台。

 
会場の様子。
なぜ始まる前の会場にいるというと・・。


伊藤さんにお渡しする花束を
会場に運びいれていたからです。
これは東京歌会から。


これはO口さんから。
ノイバラがプレゼンターをしました。


研究会でもお世話になっているWさんが
司会をなさっていました。


選考委員の方や会員の方々の
お祝いの言葉を聞きながら、
ごちそうをいただきます❤

 
すでにだいぶなくなっていますが・・(・ω・;A
たっぷりとおいしかったです。


ときめく歌人の方々を
どきどきしながら拝見しましたにゃ❤


2次会は一階のパブ「THE SEVEN'S HOUSE」。
F島さんの御世話で30名くらいが参加され、
伊藤さん、先生を中心にお話が弾みました。

学士会館は内装もクラシックでステキです。
グーグルで学士会館の内部のおさんぽができます


印刷博物館と小石川テラス

2015-12-14 10:48:48 | 楽しいところ

12月初旬、小石川の「印刷博物館」へ行ってまいりました。
凸版印刷株式会社の博物館です。

佐佐木信綱歌集『新月』の印刷所は
出来て間もない凸版印刷でした。

凸版印刷は創業115年の老舗です。

『新月』語彙の文章を書くにあたって、
疑問点が出てきたので、ここへ来れば解決するかも?
と期待してきました。

まずは腹ごしらえ。
飯田橋まで来るのはお腹が空きます。

 
同じ凸版印刷のビルにある「小石川テラス


一汁五菜ランチセット。
三菜は選べます。
メインがカレー風味の鶏唐揚げ。


メインがお魚だとこんな感じ。

他にもいろいろなランチが選べますが、
どれもお野菜が新鮮でおいしそうです。


ドリンク、2種類あるデザートが
セルフで何度も取りに行けてうれしい。


お店が広々と明るくて気持ちがいいし、
かなりの御客さんが入っても待つ人がいなくて
ゆっくりしていられてよかったです。

印刷博物館はグーテンベルグの印刷機など、
常設の展示もかなり見応えがあり、
丹念に見ましたが、これが目的で来た
活版印刷体験に参加しました。

「印刷工房」では
木曜から日曜まで3時から6名、
インストラクターの指導で
活版印刷を体験することができます。

このインストラクターが活版印刷を仕事としていた
職人さんだという情報をネットで得たので、
専門家にお話しがうかかえるのではないかと思ったのです。


黒いオリジナルエプロンを貸してもらい、
金属活字の説明を受けているところ。


木製の文選箱に活字がぎっしり。


ノイバラのスペース。
棚にアルファベットの活字がぎっしり詰まっています。

  
こんなふうに棚いっぱいに活字が並んでいます。


これはルビの活字。ひと枠に64個のルビが入っています。
右上に見えるインストラクターさんの手と比べると
その細かさがおわかりいただけるのでは・・。


ルビの字。


これからこういうのを作るんですよ~という説明。


これがステッキ。
ここに活字を拾います。


活字が拾えました。
ここに左上に見えるスペースと呼ばれる
金属片を差しこんで、文字間を調節し、
右下に見えるインテルという木片で行間を調節します。


これがインテル。


活字とスペースが一緒に置いてあります。
アルファベットですと、活字を拾う作業と
文字間、行間の調節を一緒にやってしまいますが、
漢字圏では、この作業は文選と植字に分けられています。


組みあがった版を印刷機にセットしたところ。

 
アダナ式小型卓上活版印刷機。
欧米の家庭で使われているそうです。


なるほど、ADANA。


これは円圧式印刷機。
ローラーに紙を付けて版の上を転がす形です。

『新月』を印刷したのも円圧式でしたが、
ローラーが固定され、版の方が動く形だったそうです。

疑問点もすらっと答えていただき、
来た甲斐がありました。

 
『新月』の初版を持っていってお見せしたので、
他にもいろいろ見せていただけました。
これが「原稿用紙を刷る版」

 
「ゞ」「〱」といった踊り文字。


旧漢字もあります。

 
楽しかったですにゃ。
飯田橋駅前のツリーです。