ノイバラ山荘

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レオナルド・ダ・ヴィンチ展

2013-06-15 20:24:32 | 美術
先週、上野の東京都美術館で
6月末まで開催されている
「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」を
観に行ってまいりました。

平日でしたし、結構な雨風でしたので、
会期終わりに近かったのですが、空いていました。


上野グリーンサロンのパンダカレーでランチ。
おいしかったです。


耳はオリーブ、目と口は甘納豆。
カレーにも甘納豆が数粒入っていました。

以前はパンダシリーズ、たしかアイスと
ロールケーキしかなかったと思うのですが、
このカレーとオムライス、サンドイッチが
パンダ化していました。


上野公園を突っ切って行くとき、
おもしろい木の切り株発見。

以前はホームレスがブルーシートと段ボールで
お家を作っていた場所です。

ずいぶん木が伐られて、
風通しがよくなり、簡易ハウスも撤去されました。


レオナルド・ダ・ヴィンチ展会場。

未完の作品が多く、寡作であったダウィンチ(1452-1519)。
今回はミラノのアンブロジアーナ図書館・絵画館が所蔵する、
レオナルド・ダ・ヴィンチの油彩画《音楽家の肖像》と、
スケッチやメモを編纂した「アトランティコ手稿」22葉を中心に、
彼の影響を受けた「レオナルデスキ」と呼ばれる画家たちの
油彩画、素描など約100点を紹介してありました。


「音楽家の肖像」
手に持っているのは楽譜だそうですが、
暗くて遠くて判別不可能。

後にグッズ販売のところで複製画を観て
音符が描いてあるのを確認することができました。


「アトランティコ手稿」は
1118枚の紙葉からなるもので、
レオナルドがまだ駆け出しの芸術家だった1478年頃のものから、
1519年に亡くなる直前までの素描や覚書が含まれています。
手稿が冊子としてまとめられたのはレオナルドの死後のことで、
冊子に利用された紙のサイズがアトラス(地図帳)と同じ
大型の判型だったため「アトランティコ」と
呼ばれるようになったのだそうです。

大航海時代の黎明を生きたダヴィンチも
手にとったことがあるのでしょうか。
図書館の所蔵品、マルコ・ポーロ『東方見聞録』の
手写本を(展示されていのは18世紀のものでしたが)
観ることができて、感激しました。

他にも彼の愛読書として『イソップの生涯と寓話』(1491)
『軍事論集』(1494)『徳の花』(1496)、
多面体の図を彼が描いたという『ユークリッド原論』(1509)、
また15世紀の地図も初めて観ました。
図書館ならではですね。

会場は暗くしてあって、
手稿のペンの線などはよく見えませんし、
解説も読むのが苦痛です。
展示品一覧表にメモしようとしても、
できないくらい暗いのです。
音声ガイドを借りましたが、
明るいスペースをところどころに
設けていただけるとありがたいなあと思います。



鑑賞のあとは2階カフェ「М」へ。

 
何にしようかなぁ。


これにしよう! アッフォガート・チョコラータ。


アイスにエスプレッソをかけるようです。

 
かけてみました。ちょっぴりにがくておいしい❤


かなり降っています・・。



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