ノイバラ山荘

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江戸琳派「鈴木其一」と「驚きの明治工芸」

2016-10-01 16:31:44 | 美術
みなさま、こんにちは(*^_^*)

いよいよ10月です。
怒涛の2016年もあと3ヶ月。

眠くて眠くて仕方がなくて、
飲んだくれの毎日です。

人生で大切なお勤めも果たしたし、
どちらへ進んだらいいのだろ?

こういう時はおいしいものを食べて、
おいしいお酒を飲んで
体力が回復したら楽しいことをしよう。
(いつもと変わらないけど)

そうしたらどちらへ向かったらいいのか
見えてくるに違いないです。

というわけで、本当に久しぶりの美術展。
「鈴木其一」@サントリー美術館
「驚きの明治工芸」@東京芸術大学大学美術館
行ってまいりました。


先日、「近所の畑のカボチャ」と写真をアップしていたのが、
冬瓜であることがわかりました。


ね。

 
駅までの道すがら、畑で作物を見るのが楽しみです。

 
畑の縁にコスモスがあったりして。

 
楽しませていただいています。

サントリー美術館は六本木ミッドタウン。
いつもは「ナプレ」のピザですが、
あっさりしたものが食べたかったので、
和食にしてみました。

 
HAL YAMASHITA


新和食なんですって。

 
まずはビール。
11時半、まだ空いていたので窓際の席に坐れました。


窓のカマキリ。


あ、テラスのすずめちゃん。

  


すずめちゃんを見ているうちに鯛茶漬けがきました。


お作法が書いてあります。
そのままで味わい、あとはお茶漬けにするところが
名古屋の「ひつまぶし」と似ています。


そんなにいろいろで食べられるほど
鯛のお刺身は多くないですが、
お茶漬けにすると身がやわらかくて食べやすく、
お刺身とは食感が違います。


お茶+出汁。


なるほどお茶だけよりもおいしいです。


「鈴木其一」展。


何といっても目玉はメトロポリタン美術館から里帰りの
「朝顔図屏風」でしょう。


近くで見ると、違うものです。
「群鶴図屏風」は全体のデザインもモダンですが、
嘴、脚、羽根など細部のリアリズムに驚きました。


「芒野図屏風」の斬新さ。
銀地に墨で芒を描き、靄の部分は銀彩で描いているだけなのですが、
その単純な力強さにうなってしまいした。

いつもことですが、ことに其一の作品は
細かい描写が多かっので、
展示が暗くて辛かったです・・。

 
IDEE CAFE PARCでお茶します。


ここにもすずめちゃん。


帰りにものすごい夕立で足止めされ、、
駅ビル「紅矢」で和風ハンバーグのお夕飯。
駅ビルで食べるのは初めてでしたが、
さすが「早い・安い・おいしい」、コスパ良いです。

次の日は上野。

 
また飲んでるにゃ。
ランチの時間が遅くなり、
お腹がすいて駅の外までたどりつけず・・


駅構内ecute「みどりのキッチン」で
カレーを食べました。
18穀米です。


元気になったので、
上野公園を突っ切って芸大まで。

  
上野公園。


あれ?


不思議な茸はっけん。

 
オオシロカラカサタケ?

 
綺麗ですが毒きのこっぽい。

 
ヒマラヤスギの木の下です。

 
寄り道が多くてすみません。
やっと芸大美術館。


何とここは撮影OKというので。


自在置物、長さ3メートルの龍です。

  
ただのオブジェとしてもすばらしいですが・・。

 
自在置物は関節などが動くのです。
鉄で作られているなんて、信じられない~。

  
部品の展示もありました。
これはすごいっっ。
こんな部品を1個1個手作りして組み立てて・・
私なら1週間で胃潰瘍になります。

 
宋培安さんという台湾の方のコレクションです。

 
江戸時代に培われた緻密な工芸技術が


明治時代には輸出用工芸品を作ることで
花開いたらしいです。

自在置物などは甲冑職人さんが作ったらしい。
なるほど~。


このシャチホコが一番好き。
龍もそうですけれど、
架空の生き物はなぜか現代的ですよね。

  
金工だけでなく

  
木工でも。


象牙の彫り物。


ハサミも木でできているようです。
おそるべきリアリズム。

 
先日見た宮川香山の作品も。

  
そういえば、工芸、リアリズム、輸出品という
キーワードでくくれますね。

   
七宝などの超絶技巧も堪能しました。


あ、にゃんこもいたの。


休憩。

 
ミュージアムカフェでお茶します。

 
美術館向かいにある陳列館がレトロですてき。
昭和4年建築。
以前美術館として使われていたようです。

2日間の美術鑑賞で足に肉刺ができてしまいました。

(´;ω;‘)イタイ・・。

最近、あまり歩いていなったですから・・。
これからたくさん歩いて元気になるにゃ。



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