ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

初詣

2014-01-04 14:33:13 | 日常
こんにちは(*^_^*)

三が日も終わり、そろそろ
お雑煮お節の生活も終わりですね。

ノイバラは案の定食べすぎでギブアップ。
昨日から果物とスープの生活です。

昨日、勉強会の詠草集ができあがり
18通を投函しました。

ほっと一息ついでに初詣に行ってまいりました。
歩いて行ける地元の神社です。


ご近所の蝋梅です。
早いですね。


見えてきました。

 
子安神社

由緒をみますと「天平宝字3年、橘右京少輔が
時の帝の皇后の御安産祈願のため草創したと
伝えられています」とあります。

天平宝字三年?

どこかで聞いた元号と思いましたら、
万葉集の最後、有名な家持の歌が
天平宝字3年(759年)1月1日の歌。

・新(あらた)しき年の始の初春の
  今日ふる雪のいや重(し)け吉事(よごと)

ご存知の通り、家持は橘諸兄をバックとした人でした。
橘氏の力が衰えるところで万葉集は終わっています。

由緒にある「時の帝」とは淳仁天皇。

橘氏は757年の橘諸兄死去、橘奈良麻呂の乱以降
急速に力を失いました。

あまりこのあたりの歴史に詳しくないのですが、
(名前が覚えられない(・ω・;A )
淳仁天皇も藤原仲麻呂と組んでいましたし、
淳仁天皇の前後の女帝孝謙天皇も藤原氏の血筋のはず。

藤原氏が台頭してくるこの時代この時期に
時の皇后のために神社を作ったのですね。

時の流れは止められませんが、
すぐれた人たちがそれに抗いながら
さまざまな策をめぐらせていたのがわかります。


境内。


お参りします。


子安神社は木花開耶姫命をおまつりしてあります。 
このほかにも天照大御神 素盞鳴尊 
大山咋命 奇稲田姫命をおまつりしてあるようです。
1人ではないのですね(・ω・;A


奉納品。
手前の巨大絵馬は駅ビルに飾ってあって、
皆が願いを書きいれていました。
後ろの方に地酒「桑の都」もあります


右手奥に門がありますのでくぐってみますと


ここには狛犬がいて


金毘羅神社があります。


だるまさんがたくさん売ってありました。


子安神社は由緒が安産祈願ですので、
もちろん安産にいいのですが、
縁結びにもいいらしいです。


お馬さんの絵馬もたくさんあります。

 
2種類あったので一頭の白い馬が描いてある方の絵馬にしました。
購入してお家の絵馬コレクションに加えます。


あれ? 
右手手前のこんなところに厳島神社?
出張所かな~?


ふむふむ。
船森弁財天として市杵島姫命を
おまつりしているのですね。


池もあります。


弁財天は芸事の神様です。
短歌も文芸ですので、芸事と
いえないこともありませんので
お参りします。


おみくじは末吉でしたが、書いてある歌が気に入りました❤

・かげくらき月のひかりをたよりにて
          しずかにたどれのべの細道

西行の旅のような情景が浮かんできて、
しかも箴言でもあって、
いい歌ではないでしょうか。

「出来るだけ身をへり下って
何事にも我から進んでしないのがよい。
強いてしようとすると思わぬ災にあいます。
つヽしんで事を行え」とは末吉らしいアドバイスです。

これは吉凶に関わらず
いつも心がけてよいことのように思います。
まだまだ修行は続くようですね。


帰り道、にゃんこの砂を買いに寄ったドンキで
面白い自販機を発見。
ちょうど欲しかった認印を作りました。

材質や大きさにより500円から3000円、
認印から実印まで作ってくれます。
出来もなかなかよくて、
珍しい名字の私はとても助かりました。


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