こんにちは(*^_^*)
今日も寒いけれど
よいお天気です。
天金の書を久しぶりに見ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/08/21799dd346eb8d33cd4f5fe77e2a22bd.jpg)
先日図書館で借りた
『白秋全歌集Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』の3冊。
赤、抹茶色、紺の表紙。
上から見ると、
天の部分が金色です。
洋式製本の工程で
金箔を貼る技法を
金付けというらしいです。
金付けには三つの種類があり、
本の天(あたま)に金箔を押すのが「天金」(てんきん)、
小口に押すのが「小口金」(こぐちきん)、
本の裁断面すべてに押すのが
「三方金」(さんぽうきん)。
聖書や全集といった
特別な本に施されているらしいです。
・かもめ来よ天金の書をひらくたび 三橋敏雄
この本もきっと特別な本で、
大切な気持ちで何度も開いたに違いありません。
本を開いた形がかもめに似ていると
解説してあることが多いのですが、
私はロセッティのある絵画を思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b9/df50e81c74ebdde6cd64ced8b16e5f85.jpg)
[ベアータ・ベアトリクス]
画家がその妻の死を悼んで描いた画です。
この画では鷗ではなく鳩であり、
女性はただ手を広げて
鳩の運ぶ芥子の花を
受け取ろうとしているのですけれど。
金と闇が支配する画は
白と金と青の支配する句の
生命感あふれる明るさとは違いますが、
天との交感、
ひたむきに祈る気持ちが
私にこの画を思い出させるのかもしれません。
ネットの古書店で
適当な価格のものを見つけたので、
『白秋全歌集』
頼んでしまいました。
天金の書を持つのは、
初めてかもしれません。
今日も寒いけれど
よいお天気です。
天金の書を久しぶりに見ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/08/21799dd346eb8d33cd4f5fe77e2a22bd.jpg)
先日図書館で借りた
『白秋全歌集Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』の3冊。
赤、抹茶色、紺の表紙。
上から見ると、
天の部分が金色です。
洋式製本の工程で
金箔を貼る技法を
金付けというらしいです。
金付けには三つの種類があり、
本の天(あたま)に金箔を押すのが「天金」(てんきん)、
小口に押すのが「小口金」(こぐちきん)、
本の裁断面すべてに押すのが
「三方金」(さんぽうきん)。
聖書や全集といった
特別な本に施されているらしいです。
・かもめ来よ天金の書をひらくたび 三橋敏雄
この本もきっと特別な本で、
大切な気持ちで何度も開いたに違いありません。
本を開いた形がかもめに似ていると
解説してあることが多いのですが、
私はロセッティのある絵画を思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b9/df50e81c74ebdde6cd64ced8b16e5f85.jpg)
[ベアータ・ベアトリクス]
画家がその妻の死を悼んで描いた画です。
この画では鷗ではなく鳩であり、
女性はただ手を広げて
鳩の運ぶ芥子の花を
受け取ろうとしているのですけれど。
金と闇が支配する画は
白と金と青の支配する句の
生命感あふれる明るさとは違いますが、
天との交感、
ひたむきに祈る気持ちが
私にこの画を思い出させるのかもしれません。
ネットの古書店で
適当な価格のものを見つけたので、
『白秋全歌集』
頼んでしまいました。
天金の書を持つのは、
初めてかもしれません。
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