みなさま、こんにちは(*^_^*)
朝晩冷える日が続きますが、
だいぶ春めいてきましたね。
両口屋是清「早春の日」。
融けてゆく雪、早春の花や草が
色で表現されていて、楽しくなります。
智美術館は虎ノ門、ホテルオークラのすぐそば。
私は初めてですが、以前行った
大倉集古館、泉屋博古館の近くなのでした。
現在開かれている展覧会「隠隆一--事に仕えて」をテレビで見て、
備前の土の中で捨てられているようなものを使って
作品を作っていらっしゃるというのに興味をもち、
見に行きました。
万葉集の講義が終わってから、
お仲間とお寿司のランチを食べて
地図を片手にでかけます。
池袋からですと銀座線→南北線
「溜池山王」か「六本木一丁目」が近いです。
ここです。
この地下です。
同じ敷地の右隣、大正時代に建てられた西洋館。
見学の日時は決まっていて今日は入れないようです。
美術館入り口。
入り口を中から撮りました。
美術館へ下りる階段。ガラスの手すりがきれいです。
*
隠隆一展。52点が展示されていました。
備前土は田土(肌理が細かい)と山土(肌理が粗い)があり、
普通は田土の方を使いますが、
氏はかえりみられない山土に注目し、
その焼きあがりのざらさらした質感を
器に生かしているのです。
器としての用にこたえるために内側に釉をかける、
間に肌理の細かい土を挟み込む、などの
工夫をされています。
田土は残り少ないですので、よそから来た人
(氏は五島列島出身)には十分に行きわたりません。
捨てられるものを利用する逆転の発想が
とてもよいと思いました。
形も抽象彫刻のようで面白いです。
しかし、観終わったあと、
何か物足りなさを感じました。
何だろう? と考えていたときに
ぽっと浮かんだのがこれ。
以前五島美術館で見た「破袋」。
氏は「徹底した作為」で作品を作られていると
解説にありましたが、ひょっとしたら
それが物足りなさの原因かもしません。
プロの陶芸家として、同じものか再現できる、
注文されれば、以前と同じ作品を焼成できるというのは
重要なことと思います。
しかし、「破袋」のヤブレが私たち与えてくれる
極上の満足感に比べると、きっちりしすぎていて
楽しくないのです。
あくまで私個人の感想ですが、
あのざらざらの質感にはもっとヤブレた形が
ふさわしいではないかと思うのです。
素人考えですが、徹底した作為で作りつつ、
ブラスαの力、たとえば窯の神様に
ゆだねてみたらどうなのだろう?
と思ったことでした。
*
一階に併設されたレストラン「ヴォア・ラクテ」がステキ。
三面がガラスで、日本庭園、洋館がよく見えます。
ランチタイムも終わり、空いていたので
入ってみました。
そうしたら、雪が降ってきたのです。
春の雪の静かな舞いです。
まるで舞台を見るようでした。
ハーブティをたのみました。
フルーツカクテル。ローズヒップやハイビスカスに
オレンジ、レモンなどのフルーツが入っています。
たっぷり2杯分あり、茶飲みのノイバラはうれしいのです。
飲み終わった頃には、雪が止んでいました。
洋館を外から見てみることにしました。
奥にお茶室(?)もあります。
洋館を横から見ました。
おまけの紅梅。築地です。
朝晩冷える日が続きますが、
だいぶ春めいてきましたね。
両口屋是清「早春の日」。
融けてゆく雪、早春の花や草が
色で表現されていて、楽しくなります。
智美術館は虎ノ門、ホテルオークラのすぐそば。
私は初めてですが、以前行った
大倉集古館、泉屋博古館の近くなのでした。
現在開かれている展覧会「隠隆一--事に仕えて」をテレビで見て、
備前の土の中で捨てられているようなものを使って
作品を作っていらっしゃるというのに興味をもち、
見に行きました。
万葉集の講義が終わってから、
お仲間とお寿司のランチを食べて
地図を片手にでかけます。
池袋からですと銀座線→南北線
「溜池山王」か「六本木一丁目」が近いです。
ここです。
この地下です。
同じ敷地の右隣、大正時代に建てられた西洋館。
見学の日時は決まっていて今日は入れないようです。
美術館入り口。
入り口を中から撮りました。
美術館へ下りる階段。ガラスの手すりがきれいです。
*
隠隆一展。52点が展示されていました。
備前土は田土(肌理が細かい)と山土(肌理が粗い)があり、
普通は田土の方を使いますが、
氏はかえりみられない山土に注目し、
その焼きあがりのざらさらした質感を
器に生かしているのです。
器としての用にこたえるために内側に釉をかける、
間に肌理の細かい土を挟み込む、などの
工夫をされています。
田土は残り少ないですので、よそから来た人
(氏は五島列島出身)には十分に行きわたりません。
捨てられるものを利用する逆転の発想が
とてもよいと思いました。
形も抽象彫刻のようで面白いです。
しかし、観終わったあと、
何か物足りなさを感じました。
何だろう? と考えていたときに
ぽっと浮かんだのがこれ。
以前五島美術館で見た「破袋」。
氏は「徹底した作為」で作品を作られていると
解説にありましたが、ひょっとしたら
それが物足りなさの原因かもしません。
プロの陶芸家として、同じものか再現できる、
注文されれば、以前と同じ作品を焼成できるというのは
重要なことと思います。
しかし、「破袋」のヤブレが私たち与えてくれる
極上の満足感に比べると、きっちりしすぎていて
楽しくないのです。
あくまで私個人の感想ですが、
あのざらざらの質感にはもっとヤブレた形が
ふさわしいではないかと思うのです。
素人考えですが、徹底した作為で作りつつ、
ブラスαの力、たとえば窯の神様に
ゆだねてみたらどうなのだろう?
と思ったことでした。
*
一階に併設されたレストラン「ヴォア・ラクテ」がステキ。
三面がガラスで、日本庭園、洋館がよく見えます。
ランチタイムも終わり、空いていたので
入ってみました。
そうしたら、雪が降ってきたのです。
春の雪の静かな舞いです。
まるで舞台を見るようでした。
ハーブティをたのみました。
フルーツカクテル。ローズヒップやハイビスカスに
オレンジ、レモンなどのフルーツが入っています。
たっぷり2杯分あり、茶飲みのノイバラはうれしいのです。
飲み終わった頃には、雪が止んでいました。
洋館を外から見てみることにしました。
奥にお茶室(?)もあります。
洋館を横から見ました。
おまけの紅梅。築地です。
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