こんにちは(*^_^*)
ひと雨ごとに涼しくなりますね。
そして、日1日と日暮れが早くなります。
開催初日、ミケランジェロ展に
いってまいりました。
会期終盤になるほど混雑しますので、
初日なら空いているかな~と。
しかも初日が金曜日でしたので、
夜の8時までです。
3時半頃から見学しましたが、
ゆっくりと回ることができました。

今回の目玉は15歳で制作したとされる
「階段の聖母」ですが、
最後の方に展示されていて、
レリーフの前には誰もいない
独り占め状態でした。
しかし、感動はないです・・。
まだミケランジェロの個性は出ていません。

これはよかったです。
テンペラ画「レダと白鳥」(紛失)のレダの顔の準備素描。
赤石墨で描かれたこの素描、
モデルは男性のお弟子さんなのですが、
それは当時の慣習であったと書かれていました。
以前から、ミケランジェロの女性は
逞しすぎると思っていましたが、
男性モデルを使っていたのですね。
「ピエタ」の聖母などでは
そんなに目立たないですが、
メディチ家礼拝堂の彫刻や
システィーナ礼拝堂のフレスコ画は
どう見ても筋骨逞しい男性に
乳房をくっつけたとしか思えない・・。
それが慣習に基づいた
ものであったとは。
しかし、慣習といいますが、
同時代(23歳年長)のダ・ヴィンチの
聖母などは女性らしい体型ですし、
貴族の女性の肖像画も描いています。
ミケランジェロは肖像画を
なぜ描かなかったのでしょうか?
また、なぜ女性をモデルとして
描かなかったのか・・。

「クレオパトラ」
60歳くらいの時の素描。
名作の誉れが高いそうなのですが、
ノイバラにはその良さがわかりません。
塑像にすれば素晴らしい作品に
なるのかもしれません。
女性はあまり好きではなかったのだろうな・・
という気がします。
肉体は神の作りたもうたものの中で
一番美しいものだとしながら、
「ピエタ」の聖母が若すぎるのではないか
という意見に対して、言った言葉。
「純潔な女性がそうでない女性よりも
瑞々しいままでありつづける
ということを君は知らないのか?
いわんやマリアにおいておや、だ。
彼女は肉体を衰えさせるような劣情を
一度も抱いたことがないのだからな」
・・気持ちがわからないではありませんが、
劣情ね・・(・ω・;A
抱いても抱かなくても肉体は衰えます。
作品についてはあまり見るべきものはありません。
数少ない作品を日本にもってくる
わけにはいかないでしょうし、
彫刻もフレスコ画も移動不可能・・。
彼の制作の周辺を知る資料が多かったです。
システィーナ礼拝堂の人物デッサン多数。
ミケランジェロ自筆と彼宛ての書簡。
その中で・・「食べ物のスケッチと3種のメニュー」
ミケランジェロの日常を語る簡単なメモ。
食い倒れのノイバラとしては
食いつかなくてはならないところです。
食べ物の絵はヘタかも・・。
ちっともおいしそうに見えません。
メニューは魚と野菜の簡素な食事ではありますが、
毎食ワインを1瓶開けています。
まるで高野山の精進料理のような食事です。
彼の日常を知る手掛かりとして楽しみました。
ラファエロとダ・ヴィンチを見て、
今度は? とわくわくしながら出かけたのですが、
物足りない感じがしました。
あまり好きではないミケランジェロの、
「おおっ」と驚く発見があって
好きなれるかと思ったのです・・。
好きになれない理由はマッチョが苦手という、
ごくささいなことなのですが。

お夕食は国立西洋美術館レストラン「すいれん」。
オムレツです❤

特別展「ル・コルビュジェと20世紀美術」も、
企画展のチケットで見られます。

「地獄の門」。夜見ると迫力あります。
夜風が心地よかったです。
ひと雨ごとに涼しくなりますね。
そして、日1日と日暮れが早くなります。
開催初日、ミケランジェロ展に
いってまいりました。
会期終盤になるほど混雑しますので、
初日なら空いているかな~と。
しかも初日が金曜日でしたので、
夜の8時までです。
3時半頃から見学しましたが、
ゆっくりと回ることができました。

今回の目玉は15歳で制作したとされる
「階段の聖母」ですが、
最後の方に展示されていて、
レリーフの前には誰もいない
独り占め状態でした。
しかし、感動はないです・・。
まだミケランジェロの個性は出ていません。

これはよかったです。
テンペラ画「レダと白鳥」(紛失)のレダの顔の準備素描。
赤石墨で描かれたこの素描、
モデルは男性のお弟子さんなのですが、
それは当時の慣習であったと書かれていました。
以前から、ミケランジェロの女性は
逞しすぎると思っていましたが、
男性モデルを使っていたのですね。
「ピエタ」の聖母などでは
そんなに目立たないですが、
メディチ家礼拝堂の彫刻や
システィーナ礼拝堂のフレスコ画は
どう見ても筋骨逞しい男性に
乳房をくっつけたとしか思えない・・。
それが慣習に基づいた
ものであったとは。
しかし、慣習といいますが、
同時代(23歳年長)のダ・ヴィンチの
聖母などは女性らしい体型ですし、
貴族の女性の肖像画も描いています。
ミケランジェロは肖像画を
なぜ描かなかったのでしょうか?
また、なぜ女性をモデルとして
描かなかったのか・・。

「クレオパトラ」
60歳くらいの時の素描。
名作の誉れが高いそうなのですが、
ノイバラにはその良さがわかりません。
塑像にすれば素晴らしい作品に
なるのかもしれません。
女性はあまり好きではなかったのだろうな・・
という気がします。
肉体は神の作りたもうたものの中で
一番美しいものだとしながら、
「ピエタ」の聖母が若すぎるのではないか
という意見に対して、言った言葉。
「純潔な女性がそうでない女性よりも
瑞々しいままでありつづける
ということを君は知らないのか?
いわんやマリアにおいておや、だ。
彼女は肉体を衰えさせるような劣情を
一度も抱いたことがないのだからな」
・・気持ちがわからないではありませんが、
劣情ね・・(・ω・;A
抱いても抱かなくても肉体は衰えます。
作品についてはあまり見るべきものはありません。
数少ない作品を日本にもってくる
わけにはいかないでしょうし、
彫刻もフレスコ画も移動不可能・・。
彼の制作の周辺を知る資料が多かったです。
システィーナ礼拝堂の人物デッサン多数。
ミケランジェロ自筆と彼宛ての書簡。
その中で・・「食べ物のスケッチと3種のメニュー」
ミケランジェロの日常を語る簡単なメモ。
食い倒れのノイバラとしては
食いつかなくてはならないところです。
食べ物の絵はヘタかも・・。
ちっともおいしそうに見えません。
メニューは魚と野菜の簡素な食事ではありますが、
毎食ワインを1瓶開けています。
まるで高野山の精進料理のような食事です。
彼の日常を知る手掛かりとして楽しみました。
ラファエロとダ・ヴィンチを見て、
今度は? とわくわくしながら出かけたのですが、
物足りない感じがしました。
あまり好きではないミケランジェロの、
「おおっ」と驚く発見があって
好きなれるかと思ったのです・・。
好きになれない理由はマッチョが苦手という、
ごくささいなことなのですが。

お夕食は国立西洋美術館レストラン「すいれん」。
オムレツです❤

特別展「ル・コルビュジェと20世紀美術」も、
企画展のチケットで見られます。

「地獄の門」。夜見ると迫力あります。
夜風が心地よかったです。
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