ノイバラ山荘

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映画「ラ・ラ・ランド」、「美女と野獣」、「写真家ソール・ライター」、「Don't Blinkロバート・フランクの写した時代」

2017-06-02 14:04:24 | 映画
映画は「エゴン・シーレ」の試写会以来、
ずいぶん行っていなくて、
どれくらいぶりだろう・・。


確か4月末に「ラ・ラ・ランド」を見に行きました。
新宿TOHOでの上映期間が終わるというのであわてて・・。


ミュージカル映画だというのを知らなくて、
いきなり冒頭から高速道路で歌い出し、踊り出し、
「ぶふっ」。(いきなりミュージカルが始まると
ノイバラは「ぶふっ」となってしまいます)


音楽がすごくよかったです。
ラストはハッピーエンドではないけれど、
切なくてオトナの味わいでした。
(´;ω;‘)泣いた・・。


5月末にディズニー映画実写版「美女と野獣」。
混んでました・・。

  
私が知っている美女と野獣のお話とは少しずつちがいますが、
アニメで見た方はほとんど一緒、さらにベルの家族などの背景が
よく描かれていたということでした。

ハリー・ポッターシリーズのエマ・ワトソンが
ベルを演じているのが話題になっていました。
きれいでしたにゃ。
CGが本当によくできていて、
あり得ないものなのに不自然さを感じない。
「シンデレラ」もよかったけれど、
魔法の世界がリアルに表現されています。

これは期待通りのハッピーエンドでした。
(´;ω;‘)泣いた・・。


Bunkamura「ソール・ライター」と同時にやっていた、
同時代のアメリカの写真家ロバート・フランク(1924~)の
インタビューをもとにしたドキュメンタリー映画
Don't Blink」(まばたきするなっていう意味です)

 
スイス生まれ。
1950年代ファッション写真、ジャーナリズムフォトで活躍。
1958年出版の写真集「The Americans」が有名。
1960年代からは映画の製作もてがけています。

当時の社会的な問題を写した作品が
現在のアメリカと似た状況であるということで
評価されているらしいのですが、、
家族のありのままの記録もあり、
二人の子を亡くした悲劇が残されています。

時代だけでなく普遍的な人の苦しみも描かれているのが
今すんでいらっしゃるカナダの荒涼たる風景とともに心に残りました。

お金をかけて鳴り物入りで上映される
ディズニー映画ももちろん楽しめますが、
コマーシャリズムに乗らない映像も
いいなあと思いました。


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