ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

ルジマトフのすべて@新宿文化センター

2005年11月06日 | ダンス
今日はルジマトフ。キエフバレエの人だ。前にピンクフロイドを見に行ったときチラシが入っていて何となく気になってたらe+から得チケ情報。有名なバレエダンサーも一度拝んでみようと試しに買ってみた。

余裕を持って出たつもりが電車の中でスペイン語の教科書を熟読し、暗記しながら乗り換えたら山手線逆方向にのっちゃった。チケット会場引き替えだからあせる。
新宿駅から早足で駆け込んだ。暑い。

席は二階席の前から二列目。ほぼ中央だった。前回よりはちょっと遠かったけど、案外よく見えた。

スタートはばらの精。なんだけど男性で全身ピンクで薔薇の花がついたレオタード。イーゴリ・コルプ、手の振付がものすごく繊細で美しい。これだけでああいいものを見に来たなあと満足。竹取物語、アラブ風の振付の踊りは現代風。シンデレラ等はいかにもロシア風、つまりシンクロナイズドスイミングやスケートのロシアのイメージ。皆さん顔は愛らしく、手足はものすごく長く、踊りは優雅で美しい。子供の頃のバレエのイメージ。でもちょっと印象が薄い。ルジマトフのドンキホーテと一緒に踊ったヴィクトリア・テリョーシキナはゴージャスだし、迫力が違う。さすが。でもルジマホフってとても肩の関節が柔らかいななんてへんなところに感心。

第二部はフラメンコとのコラボレーション。ススピロ・デ・エスパーニャ(スペインのため息)フラメンコの女性ロザリオ・ロメロもとてもきれい。でもやっぱり主役はルジマトフなんだよね。

第三部はやはりロシア風のクラッシックバレエ、カルメンや海賊など。一部でばらの精だったイーゴリコルプはこちらではサン=サーンスの白鳥の黒鳥。ファンが多いようで女性が花束を渡しに舞台へ。そして最後のルジマトフのアルビノーニのアダージョ。彼のそろで有名な踊りだそうだ。でもとにかくすごかった。やはり来てよかった。

最終日のため、ルジマトフは大サービス。ルイ・アームストロングのkiss of fireにあわせて踊り、ジャンプで円周する(なんていうのかな?)、やいろいろ見せてくれた。友人によればルジマトフのようなすごいダンサーは(ヌレーエフとか)ジャンプが低く滞空時間が長いそうだ。

2時半開演で休憩を二回挟んだけど終わったのは6時。大満足!
発表会の時の演目の勉強にもなった。

「昨日レッスンできなかったから終わった後行こうと思ってたけどちょっと遅すぎ」と友人に言ったら「あんな美しいものを観た後、自分で踊る気になる?」と笑われた。でもあれはあれ、これはこれなんだよね(笑)。

いずれにしても今年はこれでダンスは見納め。あとはクリスマスあたりにコンサートかな?
コメント
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