



小さじ1杯でグッとプロの味に!
きょうは、おいしい・安心・ しかも 安い
アンチョビーの作り方を紹介します。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞










店員に、「刺身にできますか?」って聞くのもいいですね。

※ (鮮度確認用のののちゃんは、貸し出していません。)




ザルにあけ、1時間ほど冷蔵庫に入れて、余分な水分を落とします。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
次ぎに、容器の底に1段魚を敷き詰め、塩を降ります。
魚の体にまんべんなく塩を付けるのがポイント

この手順を繰り返します。




∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


ここでは、いきなり塩漬けです。
その理由は、鮮度のよいシコイワシが手に入っても、その日が漬け込みできる余裕があるとは限らないからです。
これが、「買ってもネッ~」っと、二の足を踏む大きな理由。
鮮度のよいものは、動物的判断ですぐ買う



これで、いきましょう






もし、全部溶けているようなら、塩を足しましょう。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞










漬けた塩汁は、いわゆる「漁醤」(=ナンプラー)になっています。
びんに入れて、料理に使いましょう。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
まず、頭と内臓を指でちぎって取り除きます。
今回は、うまみ成分を減らさないよう、洗いません。






(この尾や骨は、いいダシになるので、湯がいて吸い物にします。)




∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

これらは、水分よりも油脂に溶け出す性質なので、オリーブ油などに長期間触れると、可塑剤が油に移る危険があるのです。
油性の食品にプラスチック容器は避けましょう。






【ひとびんに】
ニンニク ……………………………… スライス 2~3枚
鷹の爪(トウガラシ)種を抜いたもの …… 1本
月桂樹の葉(ローリエ)……………… 1枚
コショウ(つぶ) ……………………… 2~3コ
オリーブ油 …………………………… 適宜











1週間したら、食べられます。


でも、最初はひとパックで試作してみてください。




4月1日 朝


4月2日 朝


4月3日 朝


4月4日 朝


4月5日 朝






また、刻んで使いやすくしたものはこちら

[4/7]追補 hamanekoさんからの質問です。
Q:骨と身を剥がすのも簡単に出来ますか?
A:「骨と身の間に指を入れてはがす」要領です。
アンチョビは、最終的に刻んだりして使うので、途中で千切れても気にすることはありません。10匹もやれば、自分なりの要領がつかめます。
[4/8]追補 茶殿助さんからの質問です。
Q:塩辛の先の過程を頑張ればアンチョビになるのですか?
A:そのとおりです。オリーブ油ならアンチョビに、ゴマ油なら朝鮮風の調味料になります。大豆油やなたね油にしておけば、用途が広がります。
魚も、鮮度さえ良ければ種類は問わないのですが、ウロコ取りが簡単なのと、手作業だけでできるためシコイワシがよく使われます。コハダ、豆アジ、タナゴなどでもできます。
[4/8]追補 みけねこひめさんからの質問です。
Q:漬けている間は常温保存ですか?
季節的には…今くらいに仕上がるほうがいいのですか?
A:常温です。魚から出た水の中に、溶けきれない塩が見えれば「飽和状態」を示していますので、これなら腐りません。 冬場は、塩漬けするまで鮮度が落ちないので、おすすめの季節ですが、これからの季節でも大丈夫です。
オイル漬けしたものの使いかけは、冷蔵庫に入れましょう。
[4/12]追補 takirienyannさんからの質問です。
Q:きびなごの刺身用でもできますか?
A:大丈夫です。鮮度がよければ魚の種類は原則的に問いません。油に漬ける前のアンチョビは、いわゆる「塩辛」です。これは魚のタンパク質を塩の働きでアミノ酸に変化させてできます。魚によって、うまみ成分のアミノ酸も変わるので、どんな味に仕上がるか楽しみです。
