畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

輪番停電実施

2011-03-13 20:03:00 | 政治・経済
 菅総理大臣から東京電力管内の「輪番停電」の実施について会見があった。


当初は東京電力の会見だったが、あまりに影響力が大きいことから、首相の会見になったのだろう。これから数週間は続くのだろうか。


1日3時間の輪番停電。厳しい。


しかし、東北の状況はもっと厳しい。アルコールの力を借りてその気分を紛らわす。


それが、全くの解決方法にならないと知っていても…。

報道はステレオタイプ

2011-03-13 11:50:00 | 歴史
 ステレオタイプとは「紋切型態度とも言う。印刷のステロ版(鉛版)印刷術が語源で、判で押したように同じ考えや態度や見方が、多くの人に浸透している状態を言う。」(以上ウィキペディアより)


おとといに起こった東北関東大地震。


報道ではヘリで被災地を映したり、


原発の情報を流したり、


津波の映像を繰り返し流している。


 ネットのニュースコメント欄では「ヘリで被災地の状況を映すだけでなく、SOSなどと書いている地域に食料だとか毛布などを配れ!」という意見がある。


 確かに、被災地をヘリで飛ぶことによって、孤立地区などを報道し、情報提供をしていることになる。しかし、報道各社がバラバラに情報収集し、さらに自衛隊が情報収集していては、情報収集ばかりで救助活動がはかどらない。役割分担をしたらもっと救助がはかどるかも。


 いや、あるいはすでにマスコミは情報収集したものを自衛隊に提供しているかもしれないし、マスコミも少量でも支援物資をもって被災地をヘリで飛んで、提供しているかもしれない……しかし、そんな報道今まであっただろうか。では、報道の役割ってなに?


 原発関連では、政府発表に対し「情報が遅い」「情報があいまい」「いつ次の記者会見を開くのだ」とまくし立てる。
 ……じゃあ、わからないまま発表すればいいの?詳しく知りたいなら調査に時間がかからない?文句ばっかり言い過ぎじゃない?政府の対応は阪神大震災に比べればよくやっていると思うよ。


 被災地救助に関しては、翌日の報道では上空から孤立している場所を目視して、「公的な援助が届いていない」「自衛隊5万人派遣と言っているが口だけ」「自衛隊5万人じゃ足りない」とか言っている。
 ……じゃあ、自分たちマスコミは何かしているのか?一般人は被災地に入れない。ボランティアもできない。民間人で被災地に行けるのはマスコミヘリだけ。ならば、自分たちでも支援物資を届けているの?地震発生翌日からすぐに「自衛隊派遣は10万人規模に」と言いましたが、そういったことに対して評価はしない。


 マスコミは批判ばかり。専門家ももっと早く情報を出せというけど、それはステレオタイプ。情報を出せたらもっと早く出していることも考えられない?色々な見方で情報を見ていかないと、被災地の人の不安な気持ちを煽るだけ。


 私には日本のマスコミの意識の低さ、そして政府を批判するプライドの高さと正義面ばかりが見えるような気がする。