畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

福島県農産品をフェアトレード

2011-03-24 21:20:00 | 日記
東京都水道局の金町浄水場(葛飾区)で、水道水から乳児の摂取制限を超える放射性ヨウ素が検出された問題で、都は24日、水道水1キログラム当たりの放射性ヨウ素が79ベクレルに減少したと発表した。食品衛生法で定めた1歳未満の乳児の暫定基準値の100ベクレル範囲内に改善したため、都は摂取制限を解除。ただ、配水管などに水が残っている可能性もあり「2日間は注意をしてほしい」と呼びかけた。
(産経新聞3月24日付)


 昨日の東京都水道今日の検査では210ベクレル。およそ1/3に減ったことになる。大した量じゃないのに東京都の人はミネラルウォーター買い占めとかやり過ぎ、騒ぎ過ぎ。しかも乳児がいる世帯にペットボトル配布だなんて、そんな余裕があるんなら福島県飯舘村に送ってあげなよ。屋内退避エリア外にも関わらず高濃度の水質汚染。住民は不安でたまらないだろう。しかも、福島は風評被害で支援物資も届かない。関東の人間はちょっとのことでグダグダ騒ぎ過ぎ。


 福島県の郡山市などの野菜は調査して安全を確かめたのに「福島県全体の出荷制限」で廃棄せざるを得ない状況。それなら「フェアトレード」できないだろうか。もともとフェアトレードとは発展途上国の産品を適正な価格で輸入し、その国の発展を手助けすることを意味する。ここでは風評被害で壊滅的な打撃を受けている福島の農家を救うためのフェアトレードができないだろうか。「風評被害なんて気にしない」という消費者がネットで福島県産の安全確認がとれた作物を市場価格と同額で購入する。風評被害を少しでも減らすことができるし、支援物資を送るよりも福島の自立を助ける大事な売買に成り得る。こういう支援があってもいいのではないか?


 政府の皆様ぜひ「福島県産のフェアトレード」をご検討ください。

東扇島火力発電再開済

2011-03-24 20:32:00 | 日記
 報道によると東扇島火力発電所(川崎市)が予定通り本日稼働再開した。


 これにより電力供給量は昨日比100万キロワットアップの3850万キロワットと、本日のピーク需要にならんだ。だから、計画停電も夕方のグループにとどまっており、明日も同様に夕方だけ行うか、場合によって全面回避になる可能性もある。今後は4月までこのようなやっても小規模の停電にとどまると予想される。


 私は朝に本日は3950万キロワットの供給量と、100万キロワットはずした。理由は、東扇島火力発電もまだ稼働したばかりで徐々に出力をあげているからだと思われる。


 次は鹿島火力発電が再開する番。ただ不安材料もある。茨城県はまだかなり余震が多く、また大きな地震が来れば再開準備も遅れる。ここは鹿島鹿島発電だけでなく、早急に休眠中の横須賀火力発電所の再開を目指したらどうかな。

東京電力の投資予想

2011-03-24 07:09:00 | 日記
 東京電力は2兆円の支援を金融機関に要請というから…。相当大変だろうな。

東電は電力供給増強にむけた火力発電対策の増額だけじゃなく、原発関連の賠償もある。


 2007年の新潟中越地震で柏崎刈羽原発が停止し、他の火力発電を増強した時も5000億の経費がかかり、2009年まで毎年の赤字決算。原発が稼働した2010年度は1000億強の黒字計上だったそうだ。


 原発の環境への影響は広範囲に及ぶし、仮に少なくとも賠償が福島原発から30km範囲だとしてもかなりの金額になることは想像に難くない。


 東電の財務体質悪化は首都圏の経済に多大な影響を与える。財政支援は不可避だ。民間金融機関だけの支援は限界がある。


 あくまで可能性だが、東電は一時国営化される可能性もある(安定経営のため国が株式を保有する。りそな銀行などの措置と同じもの)。またJALと同じように株式の全償却(既存の株の無価値化)も考えられる。東電の株は現在1000円強ほどだが、デイトレードなど短期的な取引以外なら敬遠した方が無難。


 原発問題と計画停電の影響で私は最悪の場合日経平均が5000円くらいになると考えたが、日本経済は思ったより強いようだ。今後は9000円~10000円を挟んだ取引になるかも。しかし、電力需給が不安定な今、どの企業にも不安材料がありこの時期の積極的な売買は推奨しない。思わぬ損をするはめになりかねない。

震災後の回復状況

2011-03-24 06:44:00 | 日記
 本日(3月24日)、緊急車両のみの通行だった東北自動車道が全面開通に。

 もう一方の東北への大動脈である東北新幹線。現在は東京―那須塩原間と盛岡―新青森間が運転を再開している。4月前半には那須塩原―福島間が再開見込み。新庄―福島間の山形新幹線も同時期に再開見込み。福島―盛岡間はもっとも震災の影響を受けた地域だが、4月20日には運転再開のメドがたった。


 電力供給の改善により、首都圏の交通網はだいぶ回復。震災前のレベルにだいぶ回復してきた。


 原発問題は、福島第2原発は全部が冷温停止状態で電源回復状態。福島第1原発は、1・3号機は中央制御室まで通電、照明も回復し、本日中に補給水ポンプの試運転開始。2・4号機は中央制御室に向けて電源を繋ぐ作業中。5・6号機は電源回復で制御可能状態で冷温停止にある。明るい兆し。明日で震災から2週間。3週間を迎える前に放射性物質飛散がとまるといいな。


 関東地方は「Back to Normal」に向けて努力中。


 一方、被害が大きい東北地方沿岸部はまだ仮設住宅が建設中。ガレキの撤去な゛財産権の問題もあって進んでいないなど、足踏み状態。さらにいまだにガレキが多い地区は立ち入り禁止区域も多いと聞く。だからボランティアも人手があまっているという。まずは募金ですね。私的に少ないですが5000円は募金しました。少しでも役立てますように。


 早く東北地方が「Back to Normal」になれるよう祈念しています。

東扇島火力発電所再開予定

2011-03-24 05:31:00 | 日記
朝日新聞によると、

「地震の影響で停止していた東扇島火力発電所(川崎市)が24日にも復旧する見通
しで、供給が上乗せできれば、終日にわたって計画停電を回避できる可能性も高いという。」

200万キロワットの発電力を持つ東扇島火力発電所の再開キター!これで私的推計で一日の供給量が3950万キロワットになる。ほぼ終日計画停電は回避される。予想以上に早い。


あとは、休眠火力発電所(あわせて200万キロワットほど?)と鹿島火力発電所(400万キロワット)の再開に向けて頑張ってくれ~。