私が恐れていることが二つある。
一つは目が見えなくなること。本が読めない!
もう一つは寝たきりになること。相田みつをが「感動って言葉は、感じて動くことだ」と書いていたが、私は動いて感じるタイプだから、寝たきりでは困る。本当に困るんだよ。
20年前、病院のベッドで寝たきりの生活を送ったことがある。大半は足から心臓へ長いカテーテルを挿入されているが故の寝たきりだったが、最初の2週間ほどは衰弱しての寝たきりだった。寝返り一つ自分では出来ず、一日数回看護婦さんたちが6人ほどやってきて、床ずれを防ぐために動かしてくれた。
そんな情けないある日、見舞いに来た人に泣かれてしまった。大丈夫だよ、と頭を軽くなでてあげたかった。もうすぐ元気になるよと、肩を叩いてあげたかった。
でも、出来なかった。自分では半身になることさえ出来ず、手を伸ばしても届かない。第一、泣き顔を見てしまったら、自分も泣き出しそうだった。泣くのは嫌いだ、人前で泣くのはもっと嫌いだ。だから、じっと天井を睨み、歯を食い縛って耐えた。口から出た言葉といえば、「もっと仕事がしたかった・・・」だった。馬鹿か、俺は。
寝たきりは嫌だ。どうしても嫌だ。
だから、表題の本は凄く怖かった。医療サスペンスの草分け的なロビン・クックだが、この最初の作品が一番怖かった。神様ほとけ様おたぬき様、お願いだから、私を寝たきりにはさせないで下さいな。
え?おたぬき様って誰かって。そば屋の軒先でとっくり掲げた小粋な商売人の神様ですよ。
一つは目が見えなくなること。本が読めない!
もう一つは寝たきりになること。相田みつをが「感動って言葉は、感じて動くことだ」と書いていたが、私は動いて感じるタイプだから、寝たきりでは困る。本当に困るんだよ。
20年前、病院のベッドで寝たきりの生活を送ったことがある。大半は足から心臓へ長いカテーテルを挿入されているが故の寝たきりだったが、最初の2週間ほどは衰弱しての寝たきりだった。寝返り一つ自分では出来ず、一日数回看護婦さんたちが6人ほどやってきて、床ずれを防ぐために動かしてくれた。
そんな情けないある日、見舞いに来た人に泣かれてしまった。大丈夫だよ、と頭を軽くなでてあげたかった。もうすぐ元気になるよと、肩を叩いてあげたかった。
でも、出来なかった。自分では半身になることさえ出来ず、手を伸ばしても届かない。第一、泣き顔を見てしまったら、自分も泣き出しそうだった。泣くのは嫌いだ、人前で泣くのはもっと嫌いだ。だから、じっと天井を睨み、歯を食い縛って耐えた。口から出た言葉といえば、「もっと仕事がしたかった・・・」だった。馬鹿か、俺は。
寝たきりは嫌だ。どうしても嫌だ。
だから、表題の本は凄く怖かった。医療サスペンスの草分け的なロビン・クックだが、この最初の作品が一番怖かった。神様ほとけ様おたぬき様、お願いだから、私を寝たきりにはさせないで下さいな。
え?おたぬき様って誰かって。そば屋の軒先でとっくり掲げた小粋な商売人の神様ですよ。
20年前、大変でしたね。その後は如何なのですか?
寝たきりは辛いですね。
私の実の両親は、あっと言う間に逝ってしまいました。
心筋梗塞と脳梗塞でしたが、私もそういう風に逝きたいです。
・・・なんて、新年早々、どう生きるか?!を考えないといけないですね。
お狸様・・・存じています。信楽生まれが多いですよね。
あの飲み屋の前によくあるタヌキって商売の神様だったんですねー。この事実に驚きw
ただの「飲んだ暮れ狸」とばかり思ってました。
お狸様、別に「招きネコ様」でも構わないのですが、あのとぼけた表情が好きなんです(苦笑)
日本人は、なんでも神様にしちゃいます。知人で、「貧乏神様」を拝んでいるのもおります。どうか、貧乏にせんでくれ~と頼んでいるそうです。ヤレヤレ・・・