入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「冬ごもり」 (10)

2017年01月12日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 週の終わりごろから日本列島は寒波に襲われ、かなりの降雪も予報されている。この雪で、入笠は春まで車の通行ができなくなるかも知れない。

 一昨日のタヌキ鍋に関して、MTD氏からコメント欄に投稿があった。若いころに見知らぬ猟師から貰ったタヌキの肉を、塩などで下拵えして、甘辛く煮てみたが、臭いがひどくて食べられなかったという思い出話。それと、その後知人から臭いを取るためには、獣の肉はいったん地中に埋めるのだと教えられたがそれについてどうかという問いであった。
 タヌキの肉が臭いということは、確かに聞いたことがある。しかしそれが、タヌキの肉が食されない理由であるかどうかまでは分からない。普通鹿の場合は、放血と言って、止(と)め刺し後に血をできるだけ抜き、それだけの処置で、解体する。イノシシも同じで、クマに関しても変わらないと思う。
 野生の動物はどうしても特有の臭いがあるが、個人によって感じ方も違うし、捕獲した季節や調理方法にも影響される。鹿は、そういう点で最も食べやすく、鉄分を多量に含んでいるということで人気がある。イノシシもこの時期は、特に脂肪の付いた赤身が美味いと好評で、値段もそれなりにする。クマは肉が硬いが、ステーキで食べたことがある。味としてはイノシシの方が上だと思うが、クマの胃は現在も大変高価で取引されてる。
 というわけで、臭気を取るために地中に埋めるということは、知る限りではやっていない。
 
 牧場のキャンプ場や小屋に来る人たちの中には鹿肉がお目当ての人たちがいて、冷凍庫には今も予約されて肉が1頭分くらい用意してある。料金は頂かないが、ただし、運が良ければ。

 確かに冬の天体観測は大変だけれど、TOKU氏も頑張って作品を送ってください。名古屋のNさん、1歳若くなって良かったですね。今年もよろしくお願いします。MTDさん、ありがとうございました。糠(ぬか)に釘を打つような気にもなります。投稿歓迎です。

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コメント
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