入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’18年「冬」 (11)

2018年11月17日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 初冬の柔らかな日差しが暖かい。今冬は雪の来るのが遅いようで、北アの峰々も穂高や槍の周辺と、白馬にうっすら冠雪しているだけだ。乗鞍や御嶽、さらに中アは、幾日か前の降雪も完全にその名残を消してしまった。雪の季節の到来を前にして、初冬の落ち着いた静かな山の雰囲気が一段と魅力を増し、辺りの空気・雰囲気に品すらも感じてしまう。



 思いがけずもきょうは、キャンプ場に1名の入場者あり。テントに加えタープも張って、すっかり寛いでいる。午後になって空は晴れ上がり、風もない。そろそろ焚火の準備でも始めたのか、薪を割る音がここまで聞こえてくる。
「林間に酒をあたため紅葉を焼(た)く」、少し季節は進んでしまったが、ようやく燃えだした焚火に後ろ髪を引かれる思いで、午後も枝打ちの作業に。明日は安曇野穂高行くので、恐らく上には来ない。登山ではないが、たまには他所の山の中で温泉につかり入笠の垢を落とし、美酒を味わおうと思う。ささやかなものだ。そのくらいのことをしても、罰は当たるまい。

 今夜も夕焼けがすごいだろう。

 そういうわけで「冬の営業案内」をご覧ください。予約は早めに頂ければさいわいです。

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