入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’18年「冬」 (19)

2018年11月28日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 まさかの初雪。昨夜は里は雨だったが、入笠は1千700メートルくらいから上は雪だったようで、「ド日陰の曲がり」まで来たら山道に薄く雪が残っていた。さらに日の当たらぬ森から牧場に入ると、大沢山や権兵衛山は雪の装いに変わり、目の前にはコナシの細い枝に付いた雪が融け、それらが無数の水滴となって朝日にまばゆいばかりの輝きを見せていた。



 きょうも「貴婦人の丘」にある機材搬入用の作業道が気になり、上がってきた。来月早々に予定されているCM撮影のためだが、作業は上手くいってない。軽トラが傾斜のきつい山腹を走るため横転の危険があり、前回も何度となく冷や汗をかいた。その反省から、軽トラ1台が荷を積んでも安心して通れるように山側を鶴嘴を使って削っているのだが、これが予想外の大変な仕事になってしまった。しかも、どうも土留めをしないと上から力が加わった場合、あのままでは積み上げた土を横に押し出してしまいそうだ。そうかと言ってこの時季、適当な材料を入手するのは簡単ではない。
 こういう時、あの人の顔がチラチラするが、我慢!孤軍奮闘が続く。明日も来ることになるかも。

 初雪のせいで、予定していた写真は明日のお楽しみにさせていただきます。
 
 そういうわけで「冬の営業案内」をご覧ください(下線部を左クリックしてください)。予約は早めに頂ければさいわいです。






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     ’18年「冬」 (18)

2018年11月28日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 初冬の穏やかな日が続く。午後になって雲が出てきたが、気温はそれほど低いわけではなさそうで、寒さを感じない。この分では、まず雪にはならないだろう。なったとしても、根雪にはならず融けてしまうに違いない。
 今の季節の山がいい。化粧を落とした素顔の、どことなく親しみやすくて素朴な感じをつい抱いてしまう。この季節の森や林とも12年を共にしてきた。長い付き合いだが、それでも倦きることはない。長年連れ添った仲の良い夫婦とは、双方にとってこんな感じであったなら、微笑ましくも羨ましい。それに比べたら、夏の緑一色の森には、それほど惹かれることはない。樹種を無視した何の特徴もない重い色だが、それを夫婦の関係になぞらえるには経験も、知識も充分ではないので控えたい。



 今朝来る時、鹿の親子だろう5,6匹が、車のすぐ前を横切っていった。最後尾は小鹿だったが、不安そうな顔を見せて必死で藪の中に逃げていった。予期せぬ出会いだったに違いない。寒さが増せば次第に谷川の水量が落ちてくる。あの親子も、さらに下方に水場を求めて下ってきたのだろう。もっと下では久しぶりにサルも見た。
 鹿やサルすら冬支度を始めたというのに、まだ上でモタモタしている。きょうは12月にあるCM撮影の最終打ち合わせが残っていた。総勢100人を超え、車輌は30台規模の予定。

 赤羽さん、有益な資料を興味深く読みました。気弱そうな小鹿を見ると、人並みの感情は湧くものです。「みろく山の会」のO槻さんにも大変お世話になりました。次回は山と写真に専念してもらえるよう努力します。

 そういうわけで「冬の営業案内」をご覧ください(下線部を左クリックしてください)。予約は早めに頂ければさいわいです。






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