入笠牧場その日その時

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  タヌキの受難、秋の森

2014年08月24日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

Photo by Ume氏

 このPHに映っている右手の森にくくり罠を4台掛けてある。一昨日見回りに行ったらまたしてもタヌキが掛かっていた。後で解放するつもりですぐには手を出さなかった。ところが、夕方行ってみたらどうやら昇天してしまった様子、気の毒に思ったがすぐ埋却する気にもならず、放置した。山の掃除屋に託してしまおうという気もなくはなかった。昨日も遠くから見たら転がっていた。ところが今日行ってみたらなんと、タヌキは罠の近くに横になって、目を光らせている。
 タヌキ奴、まさか人間サマを騙そうとしてラチ明かず、次の手でも考えていたというわけでもあるまいが、体力も消耗しているだろうと、コツンをせずに何とか解放してやった。それでも必死の抵抗はいつものことで、鹿を止めるのとその苦労は変わらない。
 それにしてもタヌキは、人が近づいてきたのを察知して、文字どうりの狸寝入りをしていたのだろうか、それも二度も。



 牛の様子を見にいったついでに近くの森に行ってみると、驚いたことにもうキノコが出ている。初キノコですき焼きでもできたらなぁなどと考えながら、しばらく秋の気配漂う森の中を散策した。
 昨日は二十四節気の処暑、暑さがおさまるころということのようだが、都会は連日の猛暑で大変だと週末キャンプに来た人たちの話。「テイ沢は別天地でした!」と。加えて何人かは、夜半天の川銀河を見ることができたそうで、ヨカッタ、ヨカッタ。

 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては7月9、13日のブログをご覧ください。
 
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