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ようやく待ちに待った和牛が来る。たった3頭でも、貴重な牛。どうやら、1頭は、以前に来たことがあるよう。
比較的扱いやすい牛のようで、トラックで第2牧区の途中まで運び、あとは1人で1頭づつ第1牧区まで引いて連れていく。
しばらく3頭でいるも、午後また様子を見にゆくと、1頭だけ第1牧区の入口にいる。声をかけてやるとついてきて、ようやく仲間と合流する。いま1頭は遠く御所平の方で、乳牛の群れの中にいるのを確認する。
先日は牛を見たいという子供連れの家族を二組、案内する。牛にも牧場の風景にも、大いに感動してくれた。良い思い出になってくれるといいのだが。
普通、牧場へ行けばいつでも牛を見ることができると期待して無理ないし、おかしくない。だから、たまに「一体牛はどこにいるの」と聞かれる。一般の人に牧区のことや、放牧のやり方など知るわけがない。
以前なら、一般道からも見ることができたし、時には牛が堂々と道路に出ていることもあったが、現在は残念ながらそれだけの頭数が来ない。
チャンスがあれば、ということで勘弁してもらっているのが現状。
これも昨日のことだが、テイ沢を通ってきたらしいカップルに声をかける。案内板を出した手前、感想も聞いておかねばという気持ちがある。静岡からの感じの良いご夫婦で、沢入から登り、入笠山頂、大阿原、テイ沢、高座岩のコースを来たと言う。喜んでくれた。今のところ、テイ沢の評判はすこぶる良い。
このお二人のような登山者がもっともっと増えてほしい。そして、何度でも来てほしい。
アレ、ところであなたはいつ来るのですか?