思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

The Lord of the Nuts

2005年07月11日 20時59分00秒 | 日常的電脳日記
べつにオイラはホビットでも無いし、屈強な剣士やマジシャンやエルフの弓使いと共に旅に出る訳でも無いし、ましてや命と引き替えで消滅させることなんぞ考えても居ない(ここらまでで、90%は引いたな)。
実はこれ、マカダミアの木になる実なんですよ。早い話がマカダミアナッツですな。クルミと同じで外側の実(かたく)を取り払って、種の状態にしてから水分3%になるまで乾燥させ、「仁」の部分を食べるのです。市販品は調味料と共に煎るそうなので、これを割って食べると「なま」が食べられる訳です。

【豆知識】杏仁豆腐(アンニン豆腐)は、杏(あんず)の仁(じん)を粉にして使う。

等と、学研まんがシリーズを彷彿とさせる部分を書いてみたりするんですが、要するにマカダミアナッツの殻はべらぼうに硬いって事なんですわ。
で、「なんでそんな物もってるんだ?」と言いますと、何度もインコの写真を撮らせて貰っている安佐動物公園で飼育技師の方から頂いたんですよww これ、スミレコンゴウインコにしか割ることの出来ないナッツなので知っては居たんですが、流石にオイラの手では破砕出来ませんでした。
なので「これ、あげるんですかぁ?」と言ったところ、「お客様からインコに与えるのなら返してくださいww」との返答。いゃいゃぁ、たちまちどーしょーもないので「どうしよう」と思っただけのことなんですよ。
ってかね、この殻は非常に頑丈すぎて専用の工具や機械まで作られた程なんですね。御陰で破壊する方法を色々と勉強する機会を得ることが出来ました。これでまた、無駄知識が増えたなぁ(マテ)。

一番手堅いのは万力(まんりき:バイスの事)を使用するのが良いようです。ハンマーで半端に手緩い破壊を試みたら、滑って鉄砲玉の如く飛び出し「極めて危険」らしいのです。なので、ハンマー使用時には「中身諸共、戸惑うことなく破壊せよ!」がコツっぽい

※文中のスミレコンゴウインコに関しては「インコ劇場(プロトタイプ)」カテゴリーにて、コバルトブルーの羽根が美しい「スミレコンゴウインコ」をご覧下さい。なぜかURLリンクを貼ると、表示不能なんですよね。ノートン先生2005が影響しているのかも。
コメント
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