思いついた写真をアップする家

写真を撮ってコメントを書く。それだけ。

'18 春バラ「レダ」

2018年05月23日 21時51分12秒 | 薔薇


レダ。ダマクス系 オールドローズ、1827年 イギリス作出、ロゼット咲き。

白に紅がフリル状に差す可憐な姿。この品種も咲き進むとボタンアイとなります。病気・寒さに強くて香りも強い、
樹勢も強いので色んな仕立て方が出来るそうです。当然、こういう特徴を持つバラは人気が高い。

で、名前のレダ。結構聞いたことがあるようで正しく知らないので少々調べてみたんですが、ギリシア神話では
レーダーと伸ばすのが正しいらしい。レーダーといえばナチス・ドイツの海軍提督…を連想しちゃったけど。

本筋のレダ、家系図がとっても複雑なギリシア神話によると、ゼウスの子と元々の旦那の子を同時期に孕んだ結果、
卵が産まれたというww その子供はヘレネー(べっぴんさんでトロイア戦争の原因となったらしい)
カストル&ポルックスふたご座アナザーディメンションギャラクシアンエクスプロージョンヤツとは違う)
・クリュタイムネストラ(べっぴんさんで最後には息子に殺される)。
他にもティーマンドラー、ポイベー、ピューロノエーという娘さんも産んでるそうです。

ウィキペディア読み解くだけで、結構手間掛ったわw 子供たちは心身ともに美男美女揃いみたいです。
バラ自体とは全く関係が無い話ですな。
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'18 春バラ「ヴィレッジメイド」

2018年05月22日 19時19分19秒 | 薔薇


ヴィレッジメイド 又は、ケンティフォーリア・ヴァリガータ、ベルデジャルダン、ラ・リュバネとも。
ケンティフォリア系、1839年フランス作出。ロゼット咲き。

このケンティフォリア系というのはダマスク系とガリカ系を祖とするもので、花弁数は100枚近くとなる
ようです。かなり古い系統で、17~18世紀のヨーロッパ宮中で愛好されたのだとか。ロココのバラとも
呼ばれるとのこと。

白地にピンクの絞りが入るものの淡い色味。最後には蕊が露出(ボタンアイ)するまで花が開いていきます。
しかも香りが強いため、ローズエッセンスを採取するための品種でもあるそうです。

古い系統のコーナー(直植え)に入って行って見つけたのですが、まだまだ花芽がついている。どんどん咲いて
いくのかな?と思いきや、春に咲いたら、また来年なんだそうです。
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'18 春バラ「ロジャーランベリン」

2018年05月21日 20時57分09秒 | 薔薇


ロジャーランベリン(※広島市植物公園表記:ロジャー・ランブリン)、ハイブリッド・パーペチュアル系、
1890年フランス作出、中輪 ロゼット咲き。

ロゼット咲き(縮れ)かつ、エッジがさざ波の様に立っている花弁。赤は稍紫がかった深みのあるもので、
縁取りに白が入っており極めて特徴的。微香ながらも香りのバラ。パーペチュアル系の特徴の一つである
ツル性を帯びており、賑やかに飾り咲きとすることも可能。

これ、人気があるそうです。パッと見でも目を引く花の形なので、カメラを向けたくなりました。花の数や
咲く回数は稍少なめらしいのですが、こういう変わった形のバラを育てるというだけでも、愛好家にとって
たまらんのでしょうね。
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'18 春バラ「ピンク・ピース」

2018年05月19日 19時05分48秒 | 薔薇


ピンク・ピース。ハイブリッドティー系、大輪 高芯丸弁咲き、1959年フランス作出。オリジナルはピース。

花の姿かたちは元となったピースのマンマ。花の色がピンクで固定された品種。香りが素晴らしく大輪の花は
遠目でも目立ちます。広島市植物公園では、隣に俗にいう黒バラ系が並んでいる事もあって、ローズピンクが
目立っていました。

育てやすく日向を好み、あまり背が高くならないのでプランター栽培にも向くという品種。

で、薔薇カテゴリ一覧をチェックしたのですが、ピースが出ていない様子ww 今度、撮っておかなくちゃね。
ダブリ無しにしたいのですが、数が増えて来るとダブってると思い込んで無いというのも出て来るんですな。
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'18 春バラ「フェルディナンド・ピシャール」

2018年05月18日 20時05分22秒 | 薔薇


フェルディナンド・ピシャール(男性名に由来)。ハイブリッド・パーペチュアル系 オールドローズ、中輪カップ咲き。
1921年フランス作出。

絞り柄が特徴のバラ。咲き進むと開いて来るのですが、この時は咲き始め。これくらいの方が花びらも奇麗だったりしますが、
色味が若干強調されていますから、開いた時とは印象が異なるかも。鮮やかなストライプと、これまた鮮やかな葉っぱの緑が
人気なのだとか。実は、撮らないつもりが、他のカメラマンに勧められて撮影したという次第です。

ハイブリッド・パーペチュアル系というのは、ハイブリッドティー(ティー系の四季咲き)の全段階に位置するもので、
コウシンバラを掛け合わせて、シーズンの間、大き目の花を繰り返し咲かせるようにしたものとのこと。
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'18 春バラ「マダム・イサーク・プレール」

2018年05月17日 19時46分55秒 | 薔薇


マダム・イサーク・プレール(※広島市植物公園表記は、マダム・イザーク・ペレール)。
ブルボン系 オールドローズ、カップ咲き、1881年フランス作出。

花の大きさは中輪ですが、花弁が幾重にも囲んで非常に華やかな印象です。撮影したものは鉢植えでしたが、
茎が非常に良く伸びており、元々半つる性なのも手伝って支柱を登っていく勢い。隣の品種と間違えそうに
なり、思わず花から幹を辿って確認してしまいました。

今年の広島市植物公園パンフレットにも掲載されている品種で、鮮やかなローズピンクと優雅さで、見る人の
足を止めていました。香りも強いので、特に女性は「うぁ~!いい香り」と言ってる人も多かった。

香り成分は揮発性なので、出来れば午前中の気温が上がらない時間帯に訪れることをお勧めします。
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'18 春バラ「レディ・ヒリンドン」

2018年05月16日 20時00分00秒 | 薔薇


レディ・ヒリンドン。ティー系 オールドローズ、中輪 剣弁高芯咲き、1910年イギリス作出。

オールドローズとして非常に人気が高く、ティー系を代表する品種。写真には写っていませんが、
軸の色が赤いのが特徴。葉の色は非常に濃い緑です。別名としてキンカザン(金華山)があるそう
ですが、金華山も複数あるみたいなので、どちらが正解なのかまでは調べきれませんでした。

この写真は鉢植え展示されていたもので、ネームタグも非常に小さかった。700種を育てている
広島市植物公園では、定番以外の品種は花壇・鉢・展示無しを繰り返すものも多くあります。
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'18 春バラ「ウェスター・ランド」

2018年05月15日 21時20分34秒 | 薔薇



ウェスターランド(※広島市植物公園表記)。CL つるバラ・シュラブ系(※広島市植物公園表記ではフロリバンダ系)、
中輪返り咲き、1969年ドイツ作出。

オレンジ色が鮮やかな半ツル性を成すバラ。返り咲きとは、くしゃくしゃに花びらが開いていく
ものを指すそうです。香りも強くて育てやすい品種とありました。
配合は Friedrich Wörlein × Circus。フリードリッヒ・ヴェレリンというつるバラに、
サーカス(フロリバンダ系)という組み合わせ。花の色味はサーカスから来ている様です。先述の「アルティシモ」の右隣に植えられており、
併せて鑑賞する人が多いのですが、いかんせんアルティシモが鮮烈過ぎるものでね。
花の数では負けないのですが、まだまだこれから咲き進む状態だったので、少し地味な存在に。

美人の友達で地味だけど、よく見りゃ美人より可愛かったりする。そういう感じの構成なのでした。
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'18 春バラ「アルティシモ」「アルテシモ」

2018年05月15日 20時15分13秒 | 薔薇


アルティシモ 又は、アルテシモ(Altissimo)
クライミング系 四季(返り)咲き 大輪 丸弁一重咲き 微香
1966年フランス(G. Delbard)作出
交配:Ténor × 実生
別名:Sublimely Single

非常に立派で真っ赤な大輪を付けるつるバラ。何やら、異常に強い品種なんだそうで、思い切って
切り戻しても再び勢い良く育つという…。広島市植物公園では、フェンスに伝わせて人の背丈よりも
随分高くまで(2.5m?)育てているため非常に目立つ!その割に、うどん粉病には稍弱いらしい。

つるバラの赤は他にもあるのですが、花の大きさや華やかな色、花数の多さで圧倒しておりました。
つまり、皆が目に止め足を止めては、写真に収めていくといった次第。魅力的なんですなぁ。

名前の由来は、イタリアの都市名からだとかありますが、どこら辺なのかサッパリ。行ったことないし、
行くことも無かろう。うん。しかし、フランス作出なのにイタリアってのは、華麗なイメージに憧れが
あるんでしょうかね。

※24/06/06:情報を加筆しました
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'18 春バラ「たそがれ」

2018年05月14日 20時00分00秒 | 薔薇


たそがれ。フロリバンダ系。中輪房咲き。1977年日本で作出。

この品種も非常に背丈が低い状態でしたが、紫色であり、隣が前述の「かがやき」だったこともあって、
多くの人が眺めていました。香りは稍強めの品種ですが名札に「香」と書かれていなかったので、実際に
試してみる人は居なかった。もっとも、子供ちゃんじゃないと無理な高さですが。

花の姿も好みがあって、この写真では開ききったところとしていますが、咲き始めは剣芯形状をなので、
一般的なバラのイメージとして開いてない方が良いという人も多いですね。撮影時にも、開いてない方が
良いと仰る方が少なくなかった。

しかし、たそがれ時を思わせる様な名前の割に紫系という事は、薄暮時の青紫に染まっていく空をイメージ
したのでしょうか。今の時代なら、マジックアワーとか付けちゃいそうですけどね、名前。
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