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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「斜陽」を読んだ。

2024-07-06 | _よむ__
“おお、太宰。今まで「太宰治読んだー。」って感じるように読んだことない気がする。(すぐザセツしてきたような。)
なんか読んでみますデス。”
と何年も前に書いて、今回は読了。めでたや。
虎・涼子さんのことが気になっていたからかなあ。

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読んだのは岩波文庫版で。
その岩波文庫版のジャケットカバーにあった内容紹介に素直について行って読んだから
どうも一人の存在が宙ぶらりんな感じの読了感。
ちなみに他社の(文庫版)内容紹介ではどうなってんの?と見に行きました。

〇 岩波文庫 三人

〇 新潮文庫 四人(四人四様という表現まである。)
〇 文春文庫 ファミリー単位(身分?単位?) っま、十一篇も入っているからね。スペースの関係上?
〇 集英社文庫 四人

さて。
内容紹介表現には【悲壮】【哀歓】【滅びの美学】etc.各社それぞれに現れ出で、
ぐるっと回って大騒ぎした割には
岩波文庫の
滅びゆくものの哀しくも美しい姿を描いた
が 読了直後の感覚に一番寄り添ってくれました。

かず子さん、話し言葉にちょっと「お」付け過ぎじゃない?
↑この感想も書いとこ。。。



コメント
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