たとへば君
ガサッと落葉
すくふやうに
私をさらつて
行つてはくれぬか
“それ、この間の(TV番組の)短歌・俳句100選 の中にあった。…え?そうだったっけ。”
と驚いた後 勝手な鑑賞を始めてしまって、
行ってはくれぬかガサッとのう
おぉっと いけねぇ いけねぇ 自分の気持ちくらい自分で苦しんでみるか
ってな 熊八刹那 に 浸ったりしていた。(妄想二ホン料理的世界><。)
で
「あの胸が岬のように遠かった―河野裕子との青春―」を買っ(てしまっ)た。
“河野裕子って…知らなかった私”であったのに(況や 永田和宏 をや)
買ってしまって なかなかに戸惑いのページの次々。
帯に使われた色のごとく の 内容進行のそこここに
永田さん(は歌人にして細胞生物学者)の研究人生にかかわる文章も出てきます。
京大物理の三回生時、湯川秀樹先生の「物理学通論」の講義を受けていた。
その年が、湯川先生退官を控えた最後の年。(永田さん学年は、ぎりぎり間に合った。)
その講義の学年末レポート提出時の参考文献にしたものの中に
ジャック・モノー「偶然と必然」があった。
古くして新しい問題、生物とは何か
あたりからはじまる、らしい。
自分の何十年も前の理科の時間、その始まりは
生きているってどういうことか どんなものを「生きている」というのか
という内容だった。てなことが 万国旗連なりスルスルマジックのように目の前に現れる。
で
「偶然と必然 現代生物学の思想的問いかけ RANDOMNESS AND NECESSITY」
に挑戦してみようと思ったのですが何やら難しそうだとの気配も感じてしまい、
ここはポンと飛んで
40年後の『偶然と必然』 モノーが描いた生命・進化・人類の未来 佐藤直樹著 2012
にやってきた。(これだけ長々と書いておいて、読むのはこれからなのである。)
どうなる。。。