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今日は雨。叩き付けるほどの大雨ではありません。小雨です。蕭条としています。雨音の間隔が長くなって来ました。もうすぐ止むのでしょう。
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それを束縛ととるかとらぬかで、分かれてしまうのですが、概して、わたしは束縛を好みません。大方の人もそうでしょう、きっと。万事、好きにして暮らしているのがいいですよね。そうしている方が、荷が軽い。わたしはことさらに、人を束縛するのも、人から束縛されるのも、そのどちらも避けたがります。
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しかし、人は人との関係性を断てません。大なり小なり結び紐で互を結び付け合っています。その小なるものですら、束縛ととるかどうか。関係性を拒絶すれば、人は冷淡に落ちます。孤独になります。寂しさを味わいます。でも、自由がそこに広がります。寝ててもいい起きててもいい、ごろんと横になっていてもいい、欠伸をしていてもいい。
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小学生の通信簿の欄に、その人の人柄の評価で、「協調性」というところがありますね。今のわたしの場合はここには太字のペケのチェックが入りでしょう、間違いなく。そんな通信簿をもらわなくてすんでいるからいいようなものの。人間性評価としては落第点です。
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この高齢に達していながら、人柄に丸みがありません。とげとげしています。これでは人の中に入っては行けません。人を安らげることはできません。集団に違和感を起こさせるに決まっています。なにしろぼそっとしています。とりつく島がありません。ぶすっとしたそのブスなのです。反省をしなければなりません。
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今日は、さて、わたしはいったい何をして過ごしましょう。とりあえずは、この役立たずの小文をブログに書いています。読者お楽しみ貢献度ゼロの。雨音が急に高くなって来ました。ヒヨドリが、畑の下りて、野菜を啄みに来ています。雨なんてものともしていません。菜の花が咲いて咲いてここは黄金の花園です。