<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

古里の歴史を一つ紹介します 古里に勢福寺城という山城があります

2018年03月09日 11時30分13秒 | Weblog

わたしが住んでいる古里の歴史を一つ紹介します。勢福寺城の歴史です。これはわたしの家からすぐ裏手の山の、山城です。山はそれほど高くはありません。標高196mあります。少年時代ここでよく遊びました。山頂に館(やかた)跡があって、井戸が掘られています。

1353年に、肥前守護をまかせられた一色直氏が築城しています。彼は後にお父さんの跡を継いで太宰府の九州探題の守護職に任じられています。ときは戦国時代です。成福寺城とも清福寺城とも書きます。ずっと戦いが繰り広げられていて、城主が7回くるくる替わっています。1589年に廃城になっています。236年の長きに亘って此処を本拠地としていた武将達がいたということです。だから、わたしたちの住む古里は城下町の名残を止めています。城主が日常住んでいた平地の館跡も山麓にあります。雲上城(うんじょうのき)という地名になっています。

現在の市長さんはこの山城にスポットライトを当てると言っています。紅葉の名所「九年庵」とともに、全国からお客さんを招く観光地にしようとしています。ときおり市の呼びかけて探訪会が開催されています。沢山の人が集まってきます。春と秋の九年庵開園のときには全国の旅行業者の貸し切りバスが押しかけて交通麻痺が起こるくらいです。市の観光にもう少し膨らみを持たせようとしているようです。

南山麓に種福寺という禅宗の寺があります。ここが登り口になります。ここの裏にはこの山城の城主たちのお墓が列んでいます。ここに跋扈していた強力な武士集団の祈念碑も建っています。城下町の名残を留めているところには説明板も立っています。馬を走らせたサッカー場の広さがある「馬場」もあります。同じ集落には真正寺があって、ここには第3代城主太宰冬尚の墓と八千代姫が植えた八千代桜があります。この桜はいまは枯れてしまってありません。言い伝えだけです。

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イチロー マリナーズに戻る 楽しみだなあ

2018年03月09日 11時15分55秒 | Weblog

イチローは今季マリナーズで試合出場するらしい。元の古巣だ。背番号も同じ51番。本人は50歳まで活動する気持ちらしい。あと5年はある。そしてアメリカ野球界の殿堂入りを果たすのだろう。彼は偉大だ。独自の哲学者でもある。彼の試合はこの老齢の僕をも興奮させる。元気にしてくれる。大リーグには今年日本からもう一人の大物が移っていった。投げてよし、打ってよしの。楽しみだなあ。速く、駆け足で、その日が来ないかなあ。

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生きているときでさえこうだ 死んだ先ではどうなるのだろう

2018年03月09日 10時55分49秒 | Weblog

雨は止んだのに、でも、やっぱり僕は何処にも行かない。ためらっている。うじうじしている。行くところがないのだ。可哀想に。わたしを受け入れてくれそうな場所が見つからないのだ。こんなに宇宙は広大無辺なのに。僕の行くべきところがない。何処にもない。思い切って出掛けて行ったら、そこにその場所が誕生をするかも知れない。そういう淡い希望が灯る。

生きているときですらこうだ。死んだ先ではどうなるのだろう? 

ロープが欲しい。それを伝っていけば楽しいところへ行き着けるという役目を果たす頑丈なロープが欲しい。わたしを歓迎してくれるところへ行き着けるためのロープが。まずは生きているときの。

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冷たい体温のブログよりもあたたかい体温に触れられるブログがいい はず

2018年03月09日 10時45分10秒 | Weblog

恋の歌、恋を包み込んだブログなら、もっと楽しく読んでもらえるのかなと思う。今日はそうしてみた。無理があった。相当な。

どうだったんだろう。楽しく読んでもらえただろうか。でも読者数に変わりは生じなかった。

暗い歌より明るい歌がいい。冷たい体温のブログよりもあたたかい体温に触れられるブログがいい。ほのぼのとなれる。希望の火が灯る。はず。

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その場でその人は 美しくなるのである

2018年03月09日 10時24分41秒 | Weblog

うつくしい人美しく見てしまふ わが煩悩の以後の重量      薬王華蔵

失礼失礼。美しい人でなくとも美しく見たらいいのである。その場でその人は美しくなるのである。美しい人というのは初めから其処にそうしているのではない。それをそう見ている人がそうせしめるだけなのである。孤立しているのではない。絶対価値を持っている野原の一本松ではない。見てくれる人がまわりにいなければならぬのだ。可哀想に。せっかく厚化粧をして朝の数時間を過ごしたとしても、風の中にいるだけではそれは効力を発揮しないのである。

そしてそこにわたしが来る。わたしはうつくしい人を美しく見てしまう。魔法に掛かったようにわたしは胸の鼓動を高める。それは煩悩の重りとなる。深く沈む。夜も日もなくなる。人間を生きていることの重量はますます重くなる。

「うつくしいひと」は生まれる 生ましめる鍵をさしこむわたしは偉大     薬王華蔵

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人が人を好きになる この基本的人間愛は闇路を照らす燈火である

2018年03月09日 10時11分31秒 | Weblog

人が好きであることよろし 死ぬまではそうであらねばならぬ さみしや      薬王華蔵

実は僕はそうではない。だからいつだってさみしくしている。人を好きになったらいいのだ。さみしさを逃れ出るためには。そうしろ。だったらそうしろ。僕の魂が僕へ命じる。でこれは簡単なことではない。むしろ難事業だ。相手がいて初めて成立する。それを気長に待たねばならない。面倒だ。引き返す。諦める。寂しい元の位置に戻ってくる。

人は人を好きでなければならぬ。死ぬが死ぬまでそうでなければならぬ。希望を胸に抱いていなければならぬ。明るく輝いていなければならぬ。人が人を好きになる、この基本的人間愛は、迷路を照らす燭台なのである。闇路を照らす燈火なのである。

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きみはわたしへ駈けて来る するとそれだけで

2018年03月09日 09時47分29秒 | Weblog

きみに逢うそのとき脳の発射する快ホルモンは地底貫く    薬王華蔵

願望でいい。歌は願望の表現でいい。きみという人を創出すればいい。創出ならば簡単である。現実はそうはいかぬ。わたしは醜い。醜悪の老爺である。およそ恋をするには不向きだ。でも、願望はある。残っている。少しだけまだ生き残っている。で、春の野原をデートの場所に選定して、そこでその美しい人に会う。そしてその人を歌の中の「きみ」にする。きみはわたしへ駈けて来る。するとそれだけで、わたしの脳内にホルモンが湧き立つ。土筆のように生えて出る。春の海の潮騒のように騒ぎ立つ。そうして体のわたし全体を快感に導く。こころのわたし全体も快感に包んでしまう。そしてあろうことか、それはわたしを出て地底までも杭を打つ。貫いて行く。この人間愛の強きこと逞しきことかくのごとし。

きみがいてわれをうごかし春の歌歌はしむ日のおごそかなわれ     

きみはわれへ鉄砲を撃つ春雷の そしてつひには死にたり野にて 

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美しい人がいるところはいい はなやかだ にぎわいがある そこへ行きたい

2018年03月09日 09時30分31秒 | Weblog

美しい人街中(まちじゅう)に生え まるで此処は野原だ もう春である      薬王華蔵

今朝の新聞の読者の文芸短歌部門。塘健選でこの歌が1席となっていた。

街を行けば、美しい人がどっとどっと溢れている。スミレのように蒲公英のように。こうなるともう此処は春の野原と同じだ。美しい人がいるところはいい。はなやかだ。にぎわいがある。そこへ行きたい。楽しい人の花園のような処に。

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じゃ、また寝よう 寝てたら朝が来ているだろう

2018年03月09日 02時45分29秒 | Weblog

じゃ、また寝よう。寝てたら朝が来ているだろう。腹式呼吸呼吸をしてみる。お腹をわざと大袈裟に大きく膨らませてみる。凹ませる。吐ききってしまう。空っぽになる。快感が来る。

神さまを連れ出してきて遊ぶ。生きているとこういうことができる。話し相手になってもらう。こちらから話し掛けてみる。どうやらニコニコした天使たちのようだ、現れてきてくれたのは。

寝られなくなる。寝てもいいよ。ニコニコした天使たちが言う。瞑想講座の中でも会えるから、という。夢の中に入ってきてくれたら、そこでも遊べるかもしれない。

じゃ、寝よう。

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まもなくすると新聞が配達されてくる しばらく雨風が止んでくれないかな

2018年03月09日 02時36分24秒 | Weblog

まもなくすると、新聞が配達されてくる。あと2時間ほどで。雨風が止んでくれないかな。嵐の日の配達は辛いだろう。こっちは寝て待っているが、配達する方はそうはいかない。雨に濡れて風に煽られていなければならない。闇の中で、バイクが倒されそうになるかもしれない。しばらく雨風が止んでくれないかな。

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