<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

今日もせっせせっせと草取り仕事をした

2018年03月30日 22時49分01秒 | Weblog

老爺にも仕事ができて有り難い。仕事とは言えないかも知れぬ。お金はもらえぬから。

それは草取りの仕事である。畑が草だらけになっている。これじゃ夏野菜が育てられぬ。

今日もせっせせっせと草取り仕事をした。椅子に座って。手の指をこき使うので、今になってズキズキ痛んでいる。

草を抜いたら今度は深く耕さねばならぬ。トラクターの出番だ。うちにも小型がある。あるが、片足麻痺では使えぬ。力のある人に頼まねばならぬ。厄介だ。

その後肥料を撒いておく。石灰と有機肥料とをどさりと。そして漉きこむ。あれこれの段取りがある。老爺は仕事がのろい。遅い。

準備が出来たら、茄子🍆キュウリ、トマト、ズッキーニ、オクラなどなどなどを植え込む。4月はじめにはそこまで辿り着きたい。日にちがないなあ。

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春を待つをみなの傍に鳩が来ている

2018年03月30日 19時37分45秒 | Weblog

くちびるの紅(べに)に日を受け春を待つをみなの傍(そば)に鳩が来てゐる     薬王華蔵

此処は公園である。若い娘達はみな春を待っている。躍り上がる春を待つのは当然のことである。唇に紅を塗るのは美しくなるためだ。口紅を塗ったそのやわらかい唇に折からの春の日が降り注いでいる。はやる胸はあるのだが、ときめく恋はいまのところ成就していない。そういう娘達のかたわらに、つつつと鳩が寄って来た。彼女たちは鳩と遊ぶ。そういう叙景歌である。肩すかしを食ったような風景だが、それだからこそやるせないのである。娘達を囃し立てる存在のイケメン達はとうとう現れて来なかったのだ。

春を待つ乙女達の明日にふさわしい幸福あれ。 

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無理にでも褒めてあげたき初音かな 俳句初入選の作品

2018年03月30日 16時17分18秒 | Weblog

無理にでも褒めてあげたき初音かな      薬王華蔵

読者文芸俳句部門の、これはわたしの初入選の作品。6週目でやっととっていただいた。うれしい。

初音は、初めて鶯が啼く声。ホトトギスの場合も初音というらしい。季語は春。夏もありそうな。初鳴きは、練習不足に聞こえる。でも、歌って聞かせてくれるのである。拍手をしてあげたくなる。

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春待つは野の仏の座天の星小さくわたし

2018年03月30日 10時36分59秒 | Weblog

春待つは野の仏の座天の星小さくわたし 声を掛け合う    薬王華蔵

この句が久しぶりの久しぶりに2席入選した。何週間も落選続きだったから、なお嬉しい。投稿されているみなさんお上手だから、隙入るひまがない。

仏の座は雑草。いまいたるところに開花している。赤紫色の小さな花がつく。どうして「仏の座」なんだろう? 春に下りて来られた仏さまの、お座りになる蓐にでもなるのだろうか。これに夕星の天の星を配置してみた。その両者の中間に小さくわたしが介在している。そして互が声を掛け合う。「春が来ましたね」「ええ、ほんとうに」「春はいいですね」などと気軽に。そういう想像世界の舞台作りをしてみた。

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