市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

安中市土地開発公社の深淵・・・捜査側の感想(2)

2007-09-17 20:50:41 | 土地開発公社51億円横領事件
「では、小貫さん、実際に骨董品倉庫を警察と一緒に見たのなら何割くらい自分の売った商品があった?と聞いたら、はっきりは言わないが、4分の1くらいだという。そうすると、後の他はどうしたのかなと聞くと、どうも聞くところによると、いろいろな業者さんが入っていたという。では小貫さんはいったい金額的にはいくらくらい売ったんだい、いろいろ新聞を見ると10億、12億というから、今の話だとまあ3億円くらいは小貫さんの所から出たと違うの?と聞くと、いやあそのくらいかな、と否定はしなかったですね」
「みなさんもご存知の通り、刑事裁判の時に、冒頭陳述等々で検事のああいう関係有るものだから、その意味はその点はできる限りの範囲内のものとしてはこういうのである、というものを作ったんですよ。ですがその話でしたらね。あの方がどのくらい信用できるかということも判らないでしょう。小貫という人自体が。だから私どもとしては全然全く関係のない無縁の人ですから。そういう事件に関わっているということですから、だからそれ以前に皆さんがその小貫さんと話を聞いて話をしてみた感じが全部事実かどうかというのは判らない。はっきり言って」
「ただ、本人がいない時、奥さんが話した。もうかなり狼狽していたが、主人が帰ってこないと、帰ってこないといいながら、私も1時間くらい粘ってああだこうだ聞いた話と、主人の話と言うのは割合整合性があった。ただね、ちょっとおかしいなという所も勿論あった。しかし、第3者を介したと。では実は第3者を介したことについて、その人は事業家なのか?と聞くと、いやそうではない。では、今もその仕事をしているのか?、している。ではサラリーマンみたいな人か?、そうだ。というわけですね」
「当時新聞に出てたんですよ」
「出ました?」
「出た。新聞屋さんが判断していたが、それは絶対に言えませんと言ったんですよ」
「上毛新聞の話なんです。新聞に出ました?」
「その段階で、私どもはなんとも言えませんといった。あれぇ、皆さんのあれにも書いて無かったっけかな。あの公判の一部姶終の中に」
「あ、あの中にあります?」
「公判の中に出ているはずだと思ったけど・・・」
「ああ、じゃやっぱりあの人か・・大体想像がつくなあ。かんら信金の?」
「必ずしもその人ばっかりじゃあないんですけど」
「でも、かんら信金の方でしょう?」
「ええ。あの、後で、じゃあ、公判のアレを確認して下さい。私には過ぎてしまったことだから」
「いやわかります。多分そうじゃないかなと思ってね。私もかまをかけて一品堂に言ったんですよ、地元の金融機関の方でしょうか?ときいたら、急に答につまってね。否定も何もしなかったんでね。ハハーンと思ったんですけど・・」
「あれ、多胡は刑事事件は確定したんですよね。確かね」
「確定しました」
「確定しましたよね、控訴しなかったですよね」
「実はどこのムショに入っているのかもいろいろな情報を得て大体わかって居るんですよ」
「ははあ。奥さんはどうしたんだろう」
「大阪に行っています。逃げています」
「ああそうですか」
「それから、東京都内に1億5000万円でマンションを買って出所に備えていると言う情報も有るんですけど」
「ははん」
「それで、一品堂の小貫氏いわく、あの人いろんなことを言っていましたけれど、勿論彼自身もいろんな人から聞いた話という前段なんてすが」
「そうですよね」
「市役所の中で多胡が中心になって、ギャンブルのノミ行為をやっていたというんですよね」
「ふんふん」
「これはかなり有名な話らしいですけどね」
「ええ」
「それとね、骨董倉庫の中のやつを、テレビ鑑定団の中島さんらの手を経て、多胡の弁護士がそれをオークションにかけたんですね」
「はいはい」
「あれは確か2億円ちょっとくらいにしかならなかったんですけれど、小貫氏も立ち会ったと言うんですよね」
「はーん」
「彼も業界の関係で、ええとね、飯塚会とか何とか言う業者会が有るらしいんだが、その情報というか、自分の知り合いだから間違いないと、私どもも信じているが、自分か売った品物がまたオークションにかけられたときに、自分が売った値段よりも高い値段がついたのもある、という。ただ彼いわく、彼は陶器が専門だと言う、伊万里だとか鍋島というのがあったが、しかしそれ以外の横山大観とか、古美術の絵画とか装飾品については、私はいっさい扱っていない、と。それはいろいろな業者の人が入れたと思うが、その仲介も例の金融機関のIさんがやった、扱ってると思う、と。こう言っているんですね」
「はあ」
「全体的なことから言うと、おそらく10億、12億と言われているけれども、自分の所が全部扱ったというように巷間言われているが、実際には4分の1なんだ、と。恐らく訳の判らないやつも、10億の中に入って居るのではないか、とこう言われているんですよね」
「ははーん」
「今、住民訴訟で実は刑事裁判記録を取り寄せるようにして居るんですけれどもね」
「はいはい」
「そうするとね、皆さんのご努力のあとが見させていただけることになるんですけれど」
「ははは。あんまり見せたくないなあ(笑)」
(続く)

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安中市土地開発公社事件の深淵・・・捜査側の感想(2) 

2007-09-17 20:42:05 | 土地開発公社51億円横領事件
「では、小貫さん、実際に骨董品倉庫を警察と一緒に見たのなら何割くらい自分の売った商品があった?と聞いたら、はっきりは言わないが、4分の1くらいだという。そうすると、後の他はどうしたのかなと聞くと、どうも聞くところによると、いろいろな業者さんが入っていたという。では小貫さんはいったい金額的にはいくらくらい売ったんだい、いろいろ新聞を見ると10億、12億というから、今の話だとまあ3億円くらいは小貫さんの所から出たと違うの?と聞くと、いやあそのくらいかな、と否定はしなかったですね」
「みなさんもご存知の通り、刑事裁判の時に、冒頭陳述等々で検事のああいう関係有るものだから、その意味はその点はできる限りの範囲内のものとしてはこういうのである、というものを作ったんですよ。ですがその話でしたらね。あの方がどのくらい信用できるかということも判らないでしょう。小貫という人自体が。だから私どもとしては全然全く関係のない無縁の人ですから。そういう事件に関わっているということですから、だからそれ以前に皆さんがその小貫さんと話を聞いて話をしてみた感じが全部事実かどうかというのは判らない。はっきり言って」
「ただ、本人がいない時、奥さんが話した。もうかなり狼狽していたが、主人が帰ってこないと、帰ってこないといいながら、私も1時間くらい粘ってああだこうだ聞いた話と、主人の話と言うのは割合整合性があった。ただね、ちょっとおかしいなという所も勿論あった。しかし、第3者を介したと。では実は第3者を介したことについて、その人は事業家なのか?と聞くと、いやそうではない。では、今もその仕事をしているのか?、している。ではサラリーマンみたいな人か?、そうだ。というわけですね」
「当時新聞に出てたんですよ」
「出ました?」
「出た。新聞屋さんが判断していたが、それは絶対に言えませんと言ったんですよ」
「上毛新聞の話なんです。新聞に出ました?」
「その段階で、私どもはなんとも言えませんといった。あれぇ、皆さんのあれにも書いて無かったっけかな。あの公判の一部姶終の中に」
「あ、あの中にあります?」
「公判の中に出ているはずだと思ったけど・・・」
「ああ、じゃやっぱりあの人か・・大体想像がつくなあ。かんら信金の?」
「必ずしもその人ばっかりじゃあないんですけど」
「でも、かんら信金の方でしょう?」
「ええ。あの、後で、じゃあ、公判のアレを確認して下さい。私には過ぎてしまったことだから」
「いやわかります。多分そうじゃないかなと思ってね。私もかまをかけて一品堂に言ったんですよ、地元の金融機関の方でしょうか?ときいたら、急に答につまってね。否定も何もしなかったんでね。ハハーンと思ったんですけど・・」
「あれ、多胡は刑事事件は確定したんですよね。確かね」
「確定しました」
「確定しましたよね、控訴しなかったですよね」
「実はどこのムショに入っているのかもいろいろな情報を得て大体わかって居るんですよ」
「ははあ。奥さんはどうしたんだろう」
「大阪に行っています。逃げています」
「ああそうですか」
「それから、東京都内に1億5000万円でマンションを買って出所に備えていると言う情報も有るんですけど」
「ははん」
「それで、一品堂の小貫氏いわく、あの人いろんなことを言っていましたけれど、勿論彼自身もいろんな人から聞いた話という前段なんてすが」
「そうですよね」
「市役所の中で多胡が中心になって、ギャンブルのノミ行為をやっていたというんですよね」
「ふんふん」
「これはかなり有名な話らしいですけどね」
「ええ」
「それとね、骨董倉庫の中のやつを、テレビ鑑定団の中島さんらの手を経て、多胡の弁護士がそれをオークションにかけたんですね」
「はいはい」
「あれは確か2億円ちょっとくらいにしかならなかったんですけれど、小貫氏も立ち会ったと言うんですよね」
「はーん」
(続く)
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安中市土地開発公社事件の深淵・・・捜査側の感想(1)

2007-09-17 20:37:38 | 土地開発公社51億円横領事件
事件発覚からちょうど2年後、元職員の刑事判決からおよそ1年後の平成9年5月28日、当会はこの事件を担当した県警刑事のところを訪ねて挨拶に行きました。この事件では、警察からも当会に対して情報提供の協力の申し入れがあり、市民から寄せられた情報で、有益と思われるものは、警察にも通報した経緯があります。捜査への協力は市民の義務と考えておりました。しかし、警察では、市民からの情報提供は喜んで受け入れる姿勢を見せましたが、刑事事件の捜査が終わると、捜査結果については、守秘義務を盾にまったく教えようとしません。当会では、元職員の刑事判決直後の1996年7月にわずか5日間だけ、部分的に刑事記録を閲覧できましたが、その限られた閲覧で得られた情報には、市民から寄せられた情報に基づく捜査をした形跡が見られませんでした。
そこで、直接捜査を担当した顔見知りの刑事に挨拶に伺ったのでした。以下はそのときのやり取りを再現したものです。
「どうもどうもお邪魔します。元気そうですね、いやあお会いしたかった」
「元気でやってますか?」
「何とか」
「きょうはまたどうして?」
「今日は前橋で住民訴訟の3回目の公判があって、前橋まで出たついでに、その足で来たんですけども。ほんとにご無沙汰しています」
「はっはっは」
「その後もいろいろ新聞では見聞きしているんで、これはまあ、名刺代わりにまとめたものを持ってきたんですけども。あのね、今、住民訴訟に踏み切って、今日も3回目をやったんですけども、いろいろなことがだんだん判りつつありましてね」
「ええ」
「実は先だって、私どもが主催している会で、足利へ行ったんですよ」
「足利?隣のですか?」
「ええ。あそこの足利学校とか名所旧跡。その後、栗田美術館を行った後、最後に一品堂へ寄ろうじゃないかと」
「はいはい」
「一品堂に実は足を運んだんですよね。まあ、いつか行こうとは思っていたんです。ちょうど旦那さんがおられずに、奥さんがおられたんです。たいそう驚きになられましてね」
「はい」
「で、一応こういう趣旨で来ましたと名刺を置いてきたんですよ。で、その晩、ご主人から電話がかかってきましてね。いろいろと状況を聞いたんですけども、初めて聞いたことがだいぶありましてね」
「はい」
「ほんとに率直に言いますとね、一品堂の小貫さんが言うには、例の多胡邦夫には直接相対でひとつも販売していないと言うんですね。仲介者を介したと。ほう、仲介者を介した、初耳ですね、どなたを介したのですか?ってお聞きしたんですよ。そしたら言えませんというんですよ。言えないことはないでしょうといったらですね。当時の事件発覚後、あの人は実際に多胡の骨董倉庫で骨董品のチェックをしたんですよね。その関連もあって、売った人について警察から聞かれたらしいんですよね。自分は喋らなかったんだけども、警察の方でこの人ですか、と見せられたら、ああ、そこまでお調べですか、とこう言ったらしいんですよね。そこまで判っているんなら小貫さん、教えて下さいよ、と言ったら、そしたらね。警察から話すなと固く言われている、聞きたければ警察に行って聞け、とこういうふうに言われていると。誰だか教えてもらいたいね、と言ったんですが、教えてくれないんですよね(笑)。お願いしますよ」
「それでね。可能な範囲内では、力の範囲内では全部関係者を調べた。だから、よく警察はこれやってくれないじゃないかといわれるが、後、当時いろいろ話もでましたよね。また、噂も何も事実かどうかということも全部調べた。当時私も安中にいて、いろいろな方がおみえになって、お話をして、具体的なものはまだちょっとお話できないが、そういうことで、やれることはやったんですよ」
「小貫さんが言うには、名前は特定して教えてくれなかったが、これほんとかどうか判らないが、彼が言うには仲介者からいつも電話があって、安中と足利の途中の喫茶店でいつも落ち合って、そこで落ち合うときは予め電話があるので、商品を持っていってその人に託して、その人が多胡のところに持ち込んで二人で品定めをして、買う買わないを決めたという。それを聞いてびっくりしたんだけれども、小貫さんが言うには、美術館を作りたいからいいものを調達してくれと。小貫さんが言うには、私も信用第一の商売だから、さほどぶっかけずにきちんとしたものをお出ししたと。だけど小貫さん、安中では9割がた、あるいは殆ど100%、飛び込み以外はみんな小貫さんのところから売ってもらったという話ですよ、というと、そんなはずはないというんですね」
「はっはっは」
(続く)
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史上最大の横領金の使途(その7)

2007-09-02 22:41:18 | 安中市土地開発公社事件クロニクル
23.自宅に有る現金等
(1)使途に関する被疑者の自供概要:
○現金   1300万円位
○記念硬貨  100万円位
○旧紙幣   200万円位
◎合計   1600万円位
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:-(記載ないが、多胡邦夫及び親族)
購入等受付者(被供述者):-(記載ないが、多胡邦夫及び親族)
購入等(支払い)年月日:平成7年6月23日差押え
購入品・契約内容等:
○現金      1320万0438円
○旧紙幣・硬貨   214万9750円
○記念硬貨     252万7400円
◎合計      1787万7588円

24.店舗キッチン関係の工事費
(1)使途に関する被疑者の自供概要:-(記載なし)
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:碓氷安中ガス事業協同組合 久保庭和雄 専務理事
購入等受付者(被供述者):碓氷安中ガス事業協同組合 久保庭和雄 専務理事(58)
購入等(支払い)年月日:昭和59年12月24日
購入品・契約内容等:○工事代金135万5570円

25.自宅・店舗厨房器具費
(1)使途に関する被疑者の自供概要:-(記載なし)
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:関東マルイ㈱安中営業所長 青木敏洽
購入等受付者(被供述者):関東マルイ㈱安中営業所長 青木敏洽(48)
購入等(支払い)年月日:昭和63年9月1日
購入品・契約内容等:○支払金額410万円

26.店舗駐車場の舗装工事費
(1)使途に関する被疑者の自供概要:-(記載なし)
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:㈲田中商事代表 田中重男
購入等受付者(被供述者):㈲田中商事代表 田中重男(55)
購入等(支払い)年月日:昭和63年~昭和63年10月11日
購入品・契約内容等:○支払合計金額310万円
【内訳】
昭和63年 2月頃   100万円
昭和63年10月11日 210万円

27.店舗看板の設置・撤去等工事費
(1)使途に関する被疑者の自供概要:-(記載なし)
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:㈲田中塗装工業
購入等受付者(被供述者):㈲田中塗装工業㈲ 田中塗装工業役員 田中明美(56)
購入等(支払い)年月日:昭和59年頃~昭和63年頃
購入品・契約内容等:○支払合計金額190万円位
【内訳】
昭和59年頃 160万円位
昭和63年頃  30万円位

28.中古自動車の購入
(1)使途に関する被疑者の自供概要:-(記載なし)
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:安中三菱自動車販売株式会社
購入等受付者(被供述者):安中三菱自動車販売㈱課長 内田貢禄(37)
購入等(支払い)年月日:平成元年7年12日
購入品・契約内容等:○代金 69万1000円(中古自動車~三菱ランサーバン)

29.家電製品の購入
(1)使途に関する被疑者の自供概要:-(記載なし)
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:㈲コバヤシテレピ
購入等受付者(被供述者):家電製品販売業 小林静江(57)
購入等(支払い)年月日:平成元年頃平成7年3月5日
購入品・契約内容等:○合計78万9984円
【内訳】
平成元年頃      冷蔵庫  20万円位
平成5年11月 1日 コタツ   7万6220円
平成6年 5月11日 炊飯器   4万9955円
平成6年 7月30日 冷蔵庫  24万5140円
平成6年 8月31日 洗濯機等  9万1979円
平成7年 5月 5日 ステレオ 12万6690円

30.呉服の購入
(1)使途に関する被疑者の自供概要:-(記載なし)
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:御呉服 逸見
購入等受付者(被供述者):呉服店経営 逸見司朗(41)
購入等(支払い)年月日:平成4年10月
購入品・契約内容等:○合計80万0000円(訪問着1着、袋帯1本)

31.ギャンブル
(1)使途に関する被疑者の自供概要:
○合計 1億500万円位
○競馬 1億円位
○麻雀 500万円位
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:松岡隆夫ほか2名
購入等受付者(被供述者):松岡隆夫(43)ほか2名
購入等(支払い)年月日:(記載なし)
購入品・契約内容等:○被疑者が、競馬・麻雀をしていた事実は確認されたが、ギャンブルに使途した金額は不明であった。

32.ゴルフ道具・プレー費
(1)使途に関する被疑者の自供概要:
○合計   500万円位
○ゴルフ道具 30万円位
○プレー費 年15~20回
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:-(記載なし)
購入等受付者(被供述者):-(記載なし)
購入等(支払い)年月日:-(記載なし)
購入品・契約内容等:-(記載なし)

被疑者の自供概要に基づく購入品等の合計額: 18億4496万5030円
警察の捜査結果に基づく購入品等の合計額:  13億0311万4946円

右は抄本である。
平成16年1月13日
前橋地方検察庁検察事務官

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史上最大の横領金の使途(その6)

2007-09-02 22:38:07 | 安中市土地開発公社事件クロニクル
17.リゾートマンションの購入・海外旅行の経費等
(1)使途に関する被疑者の自供概要:
○サイパン 1500万円位(3回渡航)
○ハワイ   500万円位
◎合計   2000万円位
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:株式会社にじゅういち
購入等受付者(被供述者):斎藤寿康
購入等(支払い)年月日:平成2年11月20日~平成3年11月12日
購入品・契約内容等:○総額1543万1200円
【内訳】
平成2年11月20日 サイパンリゾートマンション 1080万0000円
平成3年 3月20日 ハワイリゾートマンション   402万0000円
平成3年 7月22日 サイパン旅行費         28万3200円
平成3年11月12日 サイパン旅行費         32万8000円

18.海外旅行費用
(1)使途に関する被疑者の自供概要:○サイパン旅行3回を含む7~8回渡航561万1000円位
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:株式会社 ジェットツーリスト
購入等受付者(被供述者):株式会社 ジェットツーリスト
購入等(支払い)年月日:昭和61年12月22日~平成4年8月13日
購入品・契約内容等:○総額503万7540円
【内訳】
昭和61年12月22日  94万8080円
昭和62年10月20日  35万0000円
昭和62年12月18日 230万0000円
平成 元年12月25日  88万6660円
平成 4年 8月13日  55万2000円

19.JCBクレジットカードの使用
(1)使途に関する被疑者の自供概要:-(記載なし)
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:株式会社ジェーシービー(捜査関係事項照会結果)
購入等受付者(被供述者):株式会社ジェーシービー(捜査関係事項照会結果)
購入等(支払い)年月日:昭和62年4月~平成7年4月
購入品・契約内容等:○総額214万7585円

20.婦人服の購入
(1)使途に関する被疑者の自供概要:○妻の衣類 金額不明
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:ブティツクエーゲ
購入等受付者(被供述者):ブッテイック経営 中島正貴(45)
購入等(支払い)年月日:昭和60年頃~平成6年頃
購入品・契約内容等:○総額440万円位
【内訳】
昭和60年から平成4年の間は年間で50万円位、8年間で計400万円位。
平成5年から平成6年の間は年間で20万円位、2年間で計40万円位。

21.妻に渡した現金
(1)使途に関する被疑者の自供概要:○合計1億円位
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:喫茶店経営 多胡春美
購入等受付者(被供述者):喫茶店経営 多胡春美(41)
購入等(支払い)年月日:昭和57年~平成7年
購入品・契約内容等:○合計1億5000万円位

22.実母へ渡した現金
(1)使途に関する被疑者の自供概要:○合計(平成元年から平成5年頃までの間)300万円位
(2)警察の捜査結果
購入・契約先等:会社役員(多胡運輸) 多胡ヨヲ子
購入等受付者(被供述者):会社役員(多胡運輸) 多胡ヨヲ子(67)
購入等(支払い)年月日:昭和58年頃~平成7年
購入品・契約内容等:○合計140万円位
(続く)
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