市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

政治はカネなり・・・岡田市長の錬金術の光と影

2008-01-28 00:45:00 | 政治とカネ
群馬県選挙管理員会では、毎年10月末(選挙が有る年は忙しいので12月末になることもある)に前年の政治資金報告をまとめています。当会は平成7年から、毎年末に県庁の選挙管理委員会を訪れ、地元選出の岡田市長(当時は県議)関連の政治団体の政治資金収支報告書を閲覧しております。

岡田義弘氏が県議に初当選した平成7年、「岡田義弘後援会」の収入は603万円でしたが、その後、平成8年823万円、平成9年1370万円、平成10年1400万円、そして平成11年には1879万円へと増額してゆきました。その後平成12年に「自由民主党群馬県安中市第一支部」を立ち上げたのを機会に、法人寄附を政党支部に移したため、岡田義弘後援会としては、個人寄附だけとなりましたが、平成12年、平成13年とも1560万円で、前述のように、小寺知事についで堂々の19位となっています。

しかも平成12年から法人寄附は、政党支部の「自由民主党群馬県安中市第一支部」にシフトしており、こちらのほうは、平成12年が2410万円、平成13年はなんと3150万円になっております。

平成12年から立ち上げた政党支部の「自由民主党群馬県安中市第一支部」と、既存の「岡田義弘後援会」を足し合わせると、平成12年は3970万円、平成13年は4710万円となり、国会議員も顔負けの集金力を見せ付けています。

では、平成12年以降の岡田義弘氏のそれぞれの政治団体の毎年度の収支報告を詳しく見ていきましょう。

**********
【自民党群馬県安中市第一支部】
政治団体の名称:自由民主党群馬県安中市第一支部
政治団体の区分:政党の支部
代表者の氏名:岡田義弘
会計責任者の氏名:岡田伸子
主たる事務所の所在地:安中市安中4272 電話;027(382)2061
設立年:平成12年

■自民党群馬県安中市第一支部 平成12年
収入総額 24,100,000
 前年からの繰越額 0
 本年の収入額 24,100,000
支出総額 23,999,810
翌年への繰越額 100,190

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 0
 法人その他の団体からの寄附 24,100,000
  関東新聞販売㈱ 7,500,000
  北関東新聞販売㈱ 7,500,000
  ㈱昭和農芸 7,500,000
  東京新聞安中専売所 1,000,000
  ㈱大手組 500,000
  (医)済恵会須藤病院 100,000
 政治団体からの寄附 0
収入額合計 24,100,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 164,100
 備品・消耗品費 517,300
 事務所費 296,410
 政治活動費(交際費) 15,599,000
  1件当たり5万円超え(領収書添付必要) 0
  1件当たり5万円以下(項目記載領収書添付不要)15,599,000
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 0
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 7,423,000
支出額合計 23,999,810

■自民党群馬県安中市第一支部 平成13年
収入総額 31,600,190
 前年からの繰越額 100,190
 本年の収入額 31,500,000
支出総額 31,346,700
翌年への繰越額 253,490

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 0
 法人その他の団体からの寄附 31,500,000
  関東新聞販売㈱ 7,500,000
  北関東新聞販売㈱ 7,500,000
  関東折込㈱ 7,500,000
  ㈱昭和農芸 7,500,000
  東京新聞安中専売所 1,000,000
  ㈱大手組 500,000
 政治団体からの寄附 0
収入額合計 31,500,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 179,200
 備品・消耗品費 519,600
 事務所費 317,900
 政治活動費(交際費) 21,565,000
  1件当たり5万円超え(領収書添付必要) 0
  1件当たり5万円以下(項目記載領収書添付不要)21,565,000
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 0
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 8,765,000
支出額合計 31,346,700

■自民党群馬県安中市第一支部 平成14年
収入総額 31,813,490
 前年からの繰越額 253,490
 本年の収入額 31,560,000
支出総額 31,779,000
翌年への繰越額 34,490

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 0
 法人その他の団体からの寄附 31,560,000
  関東新聞販売㈱ 7,500,000
  北関東新聞販売㈱ 7,500,000
  関東折込㈱ 7,500,000
  ㈱昭和農芸 7,500,000
  東京新聞安中専売所 1,000,000
  ㈱大手組 500,000
  間知ブロック協同組合 60,000
 政治団体からの寄附 0
収入額合計 31,560,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 199,200
 備品・消耗品費 499,100
 事務所費 357,600
 政治活動費(交際費) 24,119,100
  1件当たり5万円超え(領収書添付必要) 0
  1件当たり5万円以下(項目記載領収書添付不要)24,119,100
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 0
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 6,604,000
支出額合計 31,779,000

■自民党群馬県安中市第一支部 平成15年(この年5月、県議選有り)
収入総額 33,014,490
 前年からの繰越額 34,490
 本年の収入額 32,980,000
支出総額 31,073,200
翌年への繰越額 1,941,290

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 0
 法人その他の団体からの寄附 32,480,000
  関東新聞販売㈱ 7,500,000
  北関東新聞販売㈱ 7,500,000
  関東折込㈱ 7,500,000
  ㈱昭和農芸 7,500,000
  東京新聞安中専売所 1,000,000
  ㈱大手組 500,000
  東邦亜鉛㈱ 300,000
  医療法人須藤病院 100,000
  サンケン工業㈱ 100,000
  その他寄附(1件5万円未満) 480,000
 政治団体からの寄附 400,000
  群馬県興農政治連盟 100,000
  群馬県医師政治連盟 200,000
  碓氷安中医師会連盟 100,000
 本部/支部から供与された
 交付金にかかる収入 100,000
  自民党碓氷支部 100,000
収入額合計 32,980,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 261,700
 備品・消耗品費 716,900
 事務所費 609,600
 政治活動費(交際費) 24,280,000
  1件当たり5万円超え(領収書添付必要) 0
  1件当たり5万円以下(項目記載領収書添付不要)24,280,000
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 0
 調査研究費 0
 寄附・交付金 200,000
  支部交付金(安中2-9-19) 200,000
 その他の経費 5,005,000
支出額合計 31,073,200

■自民党群馬県安中市第一支部 平成16年
収入総額 33,441,290
 前年からの繰越額 1,941,290
 本年の収入額 31,500,000
支出総額 32,476,710
翌年への繰越額 964,580

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 0
 法人その他の団体からの寄附 31,500,000
  関東新聞販売㈱ 7,500,000
  北関東新聞販売㈱ 7,500,000
  関東折込㈱ 7,500,000
  ㈱昭和農芸 7,500,000
  東京新聞安中専売所 1,000,000
  ㈱大手組 500,000
 政治団体からの寄附 0
収入額合計 31,500,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 270,010
 備品・消耗品費 699,100
 事務所費 658,600
 政治活動費(交際費) 25,100,000
  1件当たり5万円超え(領収書添付必要) 0
  1件当たり5万円以下(項目記載領収書添付不要)25,100,000
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 0
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 5,750,000
支出額合計 32,476,710


■自民党群馬県安中市第一支部 平成17年
収入総額 32,464,580
 前年からの繰越額 964,580
 本年の収入額 31,500,000
支出総額 31,612,150
翌年への繰越額 852,430

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 0
 法人その他の団体からの寄附 31,500,000
  関東新聞販売㈱ 7,500,000
  北関東新聞販売㈱ 7,500,000
  関東折込㈱ 7,500,000
  ㈱昭和農芸 7,500,000
  東京新聞安中専売所 1,000,000
  ㈱大手組 500,000
 政治団体からの寄附 0
収入額合計 31,500,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 281,070
 備品・消耗品費 700,120
 事務所費 645,960
 政治活動費(交際費) 25,605,000
  1件当たり5万円超え(領収書添付必要) 0
  1件当たり5万円以下(項目記載領収書添付不要)25,605,000
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 0
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 4,380,000
支出額合計 31,612,150

■自民党群馬県安中市第一支部 平成18年(この年4月、市長選有り)
収入総額 42,652,430
 前年からの繰越額 852,430
 本年の収入額 41,800,000
支出総額 41,593,230
翌年への繰越額 1,059,200

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 10,300,000
  大橋稔(会社役員) 1,500,000
  木村正巳(千代田区) 1,500,000
  真下正美(医師) 1,500,000
  樋口聡(会社役員) 1,500,000
  兼松正子(横浜市) 1,500,000
  岡田強(農業) 1,000,000
  須藤宮子(会社役員) 100,000
  倉沢登志夫(会社役員) 100,000
  高村育也(会社役員) 100,000
 法人その他の団体からの寄附 31,500,000
  関東新聞販売㈱ 7,500,000
  北関東新聞販売㈱ 7,500,000
  関東折込㈱ 7,500,000
  ㈱昭和農芸 7,500,000
  東京新聞安中専売所 1,000,000
  群西商事㈱ 100,000
  済恵会須藤病院 100,000
  東邦亜鉛㈱ 300,000
 政治団体からの寄附 0
収入額合計 31,500,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 370,210
 備品・消耗品費 715,750
 事務所費 906,270
 政治活動費(交際費) 39,601,000
  1件当たり5万円超え(領収書添付必要) 0
  1件当たり5万円以下(項目記載領収書添付不要)39,601,000
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 0
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 0
支出額合計 41,593,230

************
【岡田義弘後援会】
政治団体の名称:岡田義弘後援会
政治団体の区分:その他の政治団体(資金管理団体指定)
代表者の氏名:岡田義弘
会計責任者の氏名:岡田伸子
主たる事務所の所在地:安中市安中4272 電話;027(382)2061
設立年:不詳

■岡田義弘後援会 平成12年
収入総額 16,590,072
 前年からの繰越額 990,072
 本年の収入額 15,600,000
支出総額 16,346,958
翌年への繰越額 243,114

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 15,600,000
  木村敏子(横浜市) 1,500,000
  大橋稔 1,500,000
  大橋龍太(板橋区) 1,500,000
  木村正巳(千代田区) 1,500,000
  兼松正子(横浜市) 1,500,000
  大手いち 1,500,000
  大手貞夫 1,500,000
  大手信一 1,500,000
  真下正美 1,500,000
  樋口聡 1,000,000
  岡田紀男 1,000,000
  須藤英仁 100,000
 法人その他の団体からの寄附 0
収入額合計 15,600,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 441,350
 備品・消耗品費 1,111,410
 事務所費 995,375
 政治活動費(交際費・行事費) 7,945,000
  新年互礼会 240,000
  交際費(全て1件5万円以下) 7,705,000
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 2,468,823
  印刷費(若葉印刷)H12.3.29 333,648
           H12.7.10 443,170
           H12.10.30 295,535
           H12.12.25 645,950
  その他支出 750,520
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 3,385,000
支出額合計 16,346,958

■岡田義弘後援会 平成13年
収入総額 15,843,114
 前年からの繰越額 243,114
 本年の収入額 15,600,000
支出総額 15,600,200
翌年への繰越額 242,914

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 15,600,000
  木村敏子(横浜市) 1,500,000
  大橋稔 1,500,000
  大橋龍太(板橋区) 1,500,000
  木村正巳(千代田区) 1,500,000
  兼松正子(横浜市) 1,500,000
  大手いち 1,500,000
  大手貞夫 1,500,000
  大手信一 1,500,000
  真下正美 1,500,000
  樋口聡 1,000,000
  岡田紀男 1,000,000
  高橋基夫 100,000
 法人その他の団体からの寄附 0
収入額合計 15,600,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 462,110
 備品・消耗品費 1,124,220
 事務所費 995,375
 政治活動費(交際費・行事費) 8,725,000
  新年互礼会(富士屋菓子) 231,000
  交際費(全て1件5万円以下) 8,494,000
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 2,497,549
  印刷費(若葉印刷)H13.1.21 297,136
           H13.3.30 216,886
           H13.4.2 117,589
           H13.5.20 645,950
           H13.7.10 443,170
           H13.10.26 333,648
           H13.12.26 443,170
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 1,795,946
支出額合計 15,600,200

■岡田義弘後援会 平成14年
収入総額 16,442,914
 前年からの繰越額 242,914
 本年の収入額 16,200,000
支出総額 16,408,678
翌年への繰越額 34,236

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 16,200,000
  木村敏子(横浜市) 1,500,000
  大橋稔 1,500,000
  大橋龍太(板橋区) 1,500,000
  木村正巳(千代田区) 1,500,000
  兼松正子(横浜市) 1,500,000
  大手いち 1,500,000
  大手貞夫 1,500,000
  大手信一 1,500,000
  真下正美 1,500,000
  樋口聡 1,000,000
  岡田紀男 1,000,000
  岡田義弘 200,000
 法人その他の団体からの寄附 0
収入額合計 15,600,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 471,910
 備品・消耗品費 1,193,740
 事務所費 995,375
 政治活動費(交際費・行事費) 10,089,000
  新年互礼会(富士屋菓子) 240,000
  交際費(全て1件5万円以下) 9,849,000
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 3,243,653
  印刷費(若葉印刷)H14.1.21 156,878
           H14.2.25 412,600
           H14.4.2 727,589
           H14.8.26 225,250
           H14.9.26 756,878
           H14.10.22 256,878
           H14.12.27 727,580
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 415,000
支出額合計 16,408,678

■岡田義弘後援会 平成15年(この年5月、県議選有り)
収入総額 17,907,236
 前年からの繰越額 34,236
 本年の収入額 17,873,000
支出総額 17,411,895
翌年への繰越額 495,341

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 17,873,000
  木村敏子(横浜市) 1,500,000
  大橋稔 1,500,000
  大橋龍太(板橋区) 1,500,000
  木村正巳(千代田区) 1,500,000
  兼松正子(横浜市) 1,500,000
  大手いち 1,500,000
  大手貞夫 1,500,000
  大手信一 1,500,000
  真下正美 1,500,000
  樋口聡 1,500,000
  岡田強 1,000,000
  高村育也 100,000
  関井清 100,000
  白石正巳 50,000
  浦野久江 100,000
  須藤英仁 100,000
  その他寄附(1件5万円未満) 1,423,000
 法人その他の団体からの寄附 0
収入額合計 17,873,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 612,300
 備品・消耗品費 1,241,160
 事務所費 995,375
 政治活動費(交際費・行事費) 10,680.000
  新年互礼会(富士屋菓子) 252,000
  交際費(全て1件5万円以下) 10,428,000
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 3,279,060
  印刷費(若葉印刷)H15.1.20 795,942
           H15.2.20 756,878
           H15.4.1 412,600
           H15.8.20 225,250
           H15.9.21 303,634
           H15.10.26 156,878
           H15.12.19 656,878
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 605,000
支出額合計 17,411,895

■岡田義弘後援会 平成16年
収入総額 16,495,341
 前年からの繰越額 495,341
 本年の収入額 16,000,000
支出総額 16,101,466
翌年への繰越額 393,875

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 16,000,000
  木村敏子(横浜市) 1,500,000
  大橋稔(会社役員) 1,500,000
  大橋龍太(板橋区) 1,500,000
  木村正巳(千代田区) 1,500,000
  兼松正子(横浜市) 1,500,000
  大手いち(会社役員) 1,500,000
  大手貞夫(会社役員) 1,500,000
  大手信一(会社役員) 1,500,000
  真下正美(医師) 1,500,000
  樋口聡(会社役員) 1,500,000
  岡田強(農業) 1,000,000
 法人その他の団体からの寄附 0
収入額合計 16,000,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 604,500
 備品・消耗品費 1,250,990
 事務所費 995,375
 政治活動費(交際費・行事費) 10,310.000
  新年互礼会(富士屋菓子) 252,000
  交際費(全て1件5万円以下) 10,058,000
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 2,351,601
  印刷費(若葉印刷)H16.1.7 155,232
           H16.3.25 155,232
           H16.5.21 756,878
           H16.6.10 719,376
           H16.8.17 225,250
           H16.10.22 151,767
           H16.12.13 187,866
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 589,000
支出額合計 16,101,466

■岡田義弘後援会 平成17年
収入総額 16,393,875
 前年からの繰越額 393,875
 本年の収入額 16,000,000
支出総額 16,125,530
翌年への繰越額 268,345

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 16,000,000
  木村敏子(横浜市) 1,500,000
  大橋稔(会社役員) 1,500,000
  大橋龍太(板橋区) 1,500,000
  木村正巳(千代田区) 1,500,000
  兼松正子(横浜市) 1,500,000
  大手いち(会社役員) 1,500,000
  大手貞夫(会社役員) 1,500,000
  大手信一(会社役員) 1,500,000
  真下正美(医師) 1,500,000
  樋口聡(会社役員) 1,500,000
  岡田強(農業) 1,000,000
 法人その他の団体からの寄附 0
収入額合計 16,000,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 650,120
 備品・消耗品費 1,190,180
 事務所費 995,373
 政治活動費(交際費・行事費) 11,092.000
  新年互礼会(富士屋菓子) 252,000
  交際費(全て1件5万円以下) 10,840,000
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 1,632,855
  印刷費(若葉印刷)H17.1.24 149,467
           H17.3.24 59,062
           H17.2.3 215,000
           H17.4.26 149,467
           H17.5.23 107,000
           H17.6.22 225,000
           H17.9.27 361,200
           H17.10.25 209,317
           H17.12.22 157,342
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 565,000
支出額合計 16,125,530

■岡田義弘後援会 平成18年(この年4月、市長選有り)
収入総額 3,187,345
 前年からの繰越額 268,345
 本年の収入額 2,919,000
支出総額 1,098,156
翌年への繰越額 2,089,179

収入項目別金額の内訳
 個人の負担する党費又は会費 0
 個人からの寄附 2,869,000
  萩原きよ子(軽井沢町) 500,000
  萩原三七夫(上尾市) 500,000
  相原松義(横浜市) 500,000
  千木良由雄(榛東村) 500,000
  萩原妙子(軽井沢町) 500,000
  堀越幸子(藤岡市) 300,000
  岡田弘(足立区) 30,000
  岡田光司(那覇市) 30,000
  柄沢政夫(榛名町) 3,000
  柄沢晴雄(榛名町) 3,000
  加藤美佐子(榛名町) 3,000
 法人その他の団体からの寄附 0
 政治団体からの寄附 50,000
収入額合計 2,919,000

支出項目別金額の内訳
 人件費 0
 光熱水費 0
 備品・消耗品費 0
 事務所費 0
 政治活動費(交際費・行事費) 210.000
  新年互礼会(富士屋菓子) 210,000
  交際費(全て1件5万円以下) 0
 選挙関係費 0
 機関誌の発行その他の事業費 888,166
  印刷費(若葉印刷)H18.1.11 156,292
           H18.4.2 327,000
           H18.4.12 404,874
 調査研究費 0
 寄附・交付金 0
 その他の経費 0
支出額合計 1,098,166

以上のように、岡田義弘氏が代表を務める2つの政治団体「自由民主党群馬県安中市第一支部」と「岡田義弘後援会」を足し合わせた合計額の変動をみてみると
平成12年3970万円
平成13年4710万円
平成14年4776万円
平成15年5085.3万円
平成16年4750万円
平成17年4750円
平成18年4471.9万円
となり、県知事や高崎、前橋の市長はおろか代議士先生らも顔負けの集金力を見せ付けています。

平成15年がピークなのは県議選があったからだと思われます。また平成18年4月には安中市の合併市長選挙がありました。にもかかわらず、前年よりも300万円近く合計額が減った原因は、それまで毎年、大口献金をしてきた大手組の名前がリストから消えたためと見られます。大手組は、平成17年まで、岡田市長が市議から県議時代に至るまで、ずっと献金を続けてきており、法人として毎年50万円、個人として同社役員3名の名義で毎年献金限度目一杯の150万円ずつ3名、計450万円。合計500万円を献金してきました。しかし、見方を変えれば、安中市の発注指名先のひとつの大手組が、安中市長に政治献金をすることが禁じられたにも関わらず、岡田市長は200万円以上、献金額を増やしたわけで、その集金力には全く陰りを見せておりません。

岡田市長は、市長に当選したのをきっかけに、収支報告書の書き方をガラッと変えました。それまでは個人からの寄附は資金管理団体の「岡田義弘後援会」、法人からの寄附は政党支部である「自民党安中市第一支部」に集計していましたが、平成18年からは、法人に加え、これまで毎年個人寄附を受けていた関東新聞グループ等の市内の企業関係者や医師らの名前も全て政党支部に移しました。そのため、前年より1千万円も寄附額が増加しました。

他方、岡田義弘後援会は、新たに市外や県外の個人からの寄附として、286万9000円を集めました。前年より1300万円以上減らしています。ここで注目されるのは、那覇市在住者からの献金をも受けていることです。まさに、日本全国に渡って岡田市長の威光が展開されている、といった感があります。

それにしても驚かされるのは、関東新聞グループの献金額です。グループ法人3社で750万円ずつ2250万円、さらに役員2名が個人で150万円ずつ300万円。総額2550万円を平成12年以降毎年寄附しています。岡田市長の政治資金の半分は同社で賄っているのです。どおりで、岡田市長関係の批判じみたチラシを市民団体が折込みをしようとして関東新聞に持ち込むと、“検閲”にひっかかって、突き返されるはずです。

参考までに、関東新聞にチラシを折込んでもらう場合、手抜きをしたりするので油断が出来ません。料金を払って折込みを依頼したはずの片面印刷のチラシが相当数、4つ切りにされて作業場のメモ用紙に使われていた、という情報もあります。料金表に記載されている安中市内の折込み枚数が水増しされているのではと心配です。

一方、東京新聞も負けじと寄附を続けています。しかし関東新聞に比べると安中市内での販売部数が少ないため、寄附の金額は法人の東京新聞安中専売所名義で100万円、個人名義で150万円、合計250万円です。東京新聞の場合、県内でも読者の多い安中市の記事の掲載に紙面をかなり割いていますが、岡田市長のヨイショ記事が最近目に付くのが気になるところです。

なお、政治家に献金した場合には、法人個人を問わず、寄附金額が全部免税となります。利益を税金で半分近く持ってゆかれるより、見返りの見込める政治家に献金したほうがマシだ、という見方をする企業や人がいても不思議ではないかもしれません。岡田市長のやることにノーといえる職員がいなくなった安中市役所なので、利権がらみの頼みごとなら岡田市長に献金すれば、ハイリターン間違いないかも。

それにしても、年間5千万円に近いカネを集めた岡田市長は、いったいその巨額の献金を何に使っているのでしょうか。平成18年の事務所の年間経費は約200万円だから、毎日政治活動に使っている金額は13万円という計算になります。しかも、領収書の要らない1件当たり5万円以下の支出ばかりです。岡田市長の得意技である葬儀への出席時に、香典として出費するとしても、新生活で2000円としても、1日あたり65件の葬儀が必要です。いくら高齢化が進んでいるといっても、そんなに葬式はありません。また、岡田市長は交際費を安中市のホームページ上で公開しており、香典や市内の諸団体の会合時の祝金は、公費から支出するケースが多いようです。ますます、巨額の寄附の使途が気になります。

平成18年の合併市長選挙では、岡田市長が、支援を受けた各支部の有力者に金品を配ったり、商品券を大量に購入してばらまいたりしましたが、なぜか収支報告書にはそのへんの記載がありません。警察も捜査しようとしなかったから、きっと記載する必要が無いのでしょう。

平成19年の県内の政治団体の収支報告は、平成20年10月頃、県庁の選挙管理委員会で閲覧できます。岡田市長の昨年の錬金術の成果は、さて、どうなりますことやら。  

【ひらく会情報部】

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岡田市長談話「高崎ナンバー」の軽重を問う

2008-01-20 20:01:00 | 困ったちゃん岡田義弘・元市政
■当会では、広報あんなか2007年12月号の表紙裏に掲載された「談話」で取り上げられた「高崎ナンバー」の話題について、その記載内容の裏付けを確認するために、岡田市長あてに平成19年12月24日付けで、次の情報開示を求めました。

①「市民の皆様から苦情や反発の声が出ている」そうだが、これらの事実を示す一切の情報。
②平成17年2月に市民1800名(旧安中市:1000名・旧松井田町:800名)を対称に行った市民アンケートに関する一切の情報(調査結果及び分析結果の取扱も含む)。
③平成17年5月11日に群馬県知事宛に提出した安中市長要望書。
④平成17年5月25日に国土交通大臣宛に提出した群馬県知事要望書。
⑤平成19年9月4日、議会全員協議会開催に際して行政側から説明した資料一式。
⑥平成19年9月11日、高崎ナンバー導入に関して市議会に送付した意見依頼書。
⑦平成19年9月28日、上記⑥に対する市議会議長名での回答一式。
⑧平成19年8月28日、市区長会代表理事会開催に際して行政側から説明した資料一式。
⑨平成19年9月11日、高崎ナンバー導入に関して区長会に送付した意見依頼書。
⑩平成19年9月28日、上記⑨に対する区長会長名での回答一式。

この結果、今年の1月15日付けで、安中市総務部企画課から開示がありました。
開示されなかった文書は、上記のうち①、⑤、⑧のみでした。
①は、苦情、反発が市長に直接寄せられたものであり、内容の記載情報については存在せず、⑤、⑧については、口頭での説明でしたので、情報として存在しないという回答でした。

■開示情報によれば、旧安中地区では、アンケート調査対象は、幹事会で決定した最低1000人を無作為抽出して、調査用紙を平成17年2月21日(月)に発送、同2月22日(火)~3月1日(火)まで回収し、事務局報告期日は3月4日(金)でした。アンケートは郵送で、葉書による回収数(率)は395票(39.5%)でした。アンケートの内容は次のとおり。

********
新たな地域名表示ナンバープレートの導入に関するアンケート調査ご協力のお願い(※各自治体ともすべて同文)
 立春の候、市民の皆さまにおかれましては、日頃から市政運営につきまして、ご理解とご協力をいただき、厚くお礼を申し上げます。
 さて、自動車のナンバープレートには、「品川」や「長野」、「新潟」など、様々な地域名が表示されていますが、これは、国土交通省の運輸支局や自動車検査登録事務所の所在地の地威名が表示されることになっています。
 群馬県では、前橋市にある群馬運輸支局が県内唯一の自動車登録・検査施設であるため、群馬県内で登録された自動車は、すべて「群馬」ナンバーになっています。
 国では平成18年度から、自動車検査登録事務所の新設の有無にかかわらず、一定条件の下に、地域のイメージアップや観光振興等の観点から、関係地域が要望する名称を認める制度を導入することになりました。(なお、導入の方法は、強制的にナンバープレートを変更するのではなく、新規登録や移転登録などの際に新たなナンバープレートに変更していただくため、特別な費用負担が伴うものではありません。)
 そこで、高崎市・安中市・榛名町・群馬町・箕郷町・倉渕村・松井田町の2市4町1村で構成する高崎市等広域市町村圏に新町を加えた8市町村の区域において、「群馬」ナンバーに代わる新たに「高崎」ナンバーを導入することについて、市民の皆様の意向を把握するためアンケート調査をお願いするものです。
 調査にあたりましては、無作為で抽出した1,000人(松井田は800人)の皆様にアンケート票をお送り
させて頂いております。
 本調査の趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。
 なお、ご記入いただきましたアンケート調査回答票(同封の返信用はがき)は、平成17年3月1日(火)までに投函くださいますようよろしくお願いいたします。
    平成17年2月 安中市長 中島博範 (松井田町は内田武夫町長名)

**********
アンケート調査回答票
新ナンバープレートの導入についてお伺いします
問1 地域のイメージアップや観光振興等の観点から、「群馬」ナンバーに代わる新たな地威名のナンバープレートを導入することについてお伺いします。(1つだけ○印)
1.賛成である (問2へ)
2.反対である (問3へ)
3.わからない (問3へ)
問2 (問1で1に○印をした方にお伺いいたします)新しいナンバープレートの地威名を「高崎」とすることについてお伺いします。
1.賛成である
2.反対である
3.わからない
問3 あなたの性別をお答えください
1.男
2.女
問4 あなたの年齢をお答えください
1.10代
2.20代
3.30代
4.40代
5.50代
6.60代
7.70歳代以上
○高崎ナンパープレートについてのご意見等をお寄せください

■調査の結果、「制度導入」について賛成65.6%、反対25.8%、わからない・無回答8.6%でした。
「高崎ナンバー導入」について賛成85.7%、反対10.0%、わからない・無回答4.3%でした。

賛成意見等の主なものは、
・地域のイメージアップになり、事件、事故の抑制につながる
・親しみ見やすいと思う。
・高崎ナンバーの方が都会的に感じる。
・他県では地域ナンバーがある中、本県ではなかったので良いと思う。
・地域に密着する気がする。
・群馬だけだと広域過ぎるので、地名を取り入れたほうがよい
反対意見等は、
・高崎が全国的にどこまで知名度があるかわからない。
・今更群馬ナンバーを変える必要がない。
・税金の無駄使いなる。
・変更してもイメージアップにならない。
・群馬の方が全国的に知名度が高い。
・変更することのメリットがわからない。

調査に伴う予算は郵便料11万9千円〔内訳 単価80円×1000通、単価65円×(1000通×60%)〕、電算委託料9万円、合計20万9千円でした。なお、抽出は市民課の住民データにより㈱両毛システムズに依頼しました。

旧安中地区のアンケート集計結果は平成17年3月8日に中島前市長の決裁をうけました。それによると、対象者1000名、回収数(率)366名(36.6%)でした。質問別の回答は次のとおり。
【問1】群馬ナンバーに代わる新たな地域名表示を導入することについて
賛成240人(65.6%)
反対95人(26.0%)
わからない31人(8.5%)
無回答0人(0.0%)
【問2】新しいナンバープレートを「高崎」にすることについて
賛成208人(86.7%)
反対23人(9.6%)
わからない7人(2.9%)
無回答2人(0.8%)

このように安中市では集計結果と調査結果に食い違いがあります。アンケートの回収数は集計では366人とありますが、調査結果では395人となっています。安中市政のいい加減さを象徴しています。

■一方、松井田地区では、調査対象として全人口の約5%の800人、このうち20代、30代、40代、50代を200人ずつ無作為抽出して、平成17年2月17日に調査用紙を発送、同2月18日~2月28日まで回収し、回収数(率)376票(47.0%)を得ました。
「制度導入」について賛成65.5%、反対25.9%、わからない・無回答8.6%でした。
「高崎ナンバー導入」について賛成86.6%、反対10.3%、わからない・無回答3.2%でした。
賛成意見等の主なものは、
・地域性があって大変良いと思う。
・新しいことを考え実行する事は大変良いと思う。
・この制度にともない運輸支局の新設も要望します。
反対意見等は
・税金のムダ使い。
・何でも人口の覆い地域に集合されるのはいかがなものか。
・他県に出かけた時群馬ナンバーの方がわかりやすいので、従来通りで良いと思う。
・松井田の住民が高崎のナンバーを付けてもしょうがないと思う。
・イメージアップよりも犯罪者の謙虚に役立つのではないか。

松井田地区のアンケート集計結果は平成17年3月4日に企画財政課企画係の土屋眞助役の決裁をうけました。それによると、対象者1000名、回収数(率)366名(36.6%)。
【問1】群馬ナンバーに代わる新たな地域名表示を導入することについて
賛成253人(65.5%)
反対100人(25.9%)
わからない32人(8.3%)
無回答1人(0.3%)
【問2】新しいナンバープレートを「高崎」にすることについて
賛成219人(86.6%)
反対26人(10.3%)
わからない8人(3.2%)
無回答0人(0.0%)
松井田地区は、アンケートの集計結果と、調査結果が一致している。

■このアンケートの結果に基づき、平成17年5月11日付けで高崎広域圏の各市町村は連名で次の文書を小寺県知事に送っています。

*********
群馬県知事 小寺弘之様
高崎ナンバー創設に関する要望
 本地域における行政の推進につきまして、日頃からご指導ご支援を賜り厚く御礼を申しあげます。
 さて、平成18年度から国が導入を予定している「新たな地域名表示ナンバー制度」につきまして、高崎地域では高崎広域圏(高崎市、安中市、榛名町、群馬町、箕郷町、倉淵村、松井田町)及び新町を構成市町村とする「高崎地域新ナンバー推進協議会」を設立し、今日まで調査・研究を行って参りました。
 高崎等広域市町村圏は昭和45年に県知事の指定を受けて以来、三十数年間にわたり構成市町村が一致団結しながら広域行政を推進することによって、地域の発展と住民サービスの向上に取り組んでいる一体的な地域であります。
 また、新町は高崎都市圏連携会議のメンバーとして、公共交通の連携・図書館の相互利用・X共施設の広域的利用等高崎広域市可村圏の市町村との連携を図り、平成18年1月には合併を予定しており、合併援には同広域圏の地域になります。
 同協議会におきましては、8市可村となりました高崎地域の新たなナンバー表示を「高崎」とし、住民アンケートを実施したところ、多くの地域住民の賛同が得られたところでございます。
 また各市可村議会において全員協議会・各派代表者会議を開催し、アンケートの結果を踏まえるとともに、高崎地域におけるイメージアップや地域振興等に大きく寄与することが期待されることから、高崎ナンバー創設が支持されました。
 つきましては、高崎ナンバー導入の早期実現が図られるよう要望いたします。
 地域住民の夢を実現するため、特段のご高配を賜りますようお願い申し上げます。
平成17年5月11日
高崎市長 松浦幸雄
安中市長 中島博範
榛名町長 石井清一
群馬町長 野村洋四郎
箕郷町長 秋月保教
倉渕村長 市川平治
松井田町長 内田武夫
新町長 高橋 功

**********
高崎ナンバー創設に係るアンケート結果総括表
■対象者・回収率等
市町村名/対象者(人)/回収数(人)/回収率
高崎市/5000/2299/46.9%
安中市/1000/395/39.5%(安中市が最も回収率が低い!)
榛名町/1100/618/56.2%
群馬町/1000/538/53.8%
箕郷町/5938/3650/61.5%
倉渕村/1439/1055/73.3%
松井田町/800/376/47.0%
新町/1000/735/73.5%

■新たな地域名表示制度導入について
市町村名/賛成/反対/わからない・無回答
高崎市/80.6%/13.4%/6.0%
安中市/65.6%/25・8%/8.6%
榛名町/62.3%/27.2%/10.5%
群馬町/66.7%/24.0%/9.3%
箕郷町/54.4%/26.9%/18.7%
倉渕村/58.2%/24.9%/8.6%
松井田町/85.5%/25.9%/8.6%
新町/56.2%/26.4%/17.4%

■高崎ナンバーについて(上記質問の制度導入に賛成とした者のうち)
市町村名/賛成/反対/わからない・無回答
高崎市/95.7%/2.1%/2.2%
安中市/85.7%/10.0%/4.3%
榛名町/88.6%/8.1%/3.3%
群馬町/88.6%/7.2%/4.2%
箕郷町/90.4%/6.5%/3.1%
倉渕村/90.7%/6.2%/3.1%
松井田町/86.6%/10.3%/3.1%
新町/94.6%/2.7%/2.7%


**********
高崎ナンバー導入に向けた各市町村議会支持書(高崎市議会、安中市議会、榛名町議会、群馬町議会、箕郷町議会、倉淵村議会、松井田町議会、新町議会

【高崎市議会】
第159号
平成17年4月20日
群馬県知事 小寺弘之様
高崎市議会議長 柴田和正
高崎ナンバーの導入支持について
 高崎市等広域市町村圈の市町村は、古くは中山道や三国街道を通じて、また、近代においては信越本線や国道406号線の整俺等により活発な交流が行われ、現在も高崎市を中心として、通勤、通学、買い物等において広く住民の交流が行われている地域であります。
 高崎市等広域市町村圏は昭和45年に県知事の指定を受けて以来、三十数年間にわたり構成市町村が一致協力しながら広域行政を推進することによって、地域の発展と住民サービスの向上に取り組んでいる一体的な地域であります。
 また、新町は高崎都市圏連携会議のメンバーとして、公共交通の連携・図書館の相互利用・公共施設の広域的利用等高崎市広城市町村圏の市町村との連携を図り、平成18年1月には合併を予定しており、合併後には同広域圏の地域となります。
 以上のような歴史や長年にわたる広域行政の実績等を踏まえ、平成17年4月19日、各派代表者会議において協議した結果、高崎市等広域市町村圏地域並びに新町を加えた8市町村において高崎ナンバーを導入することは、本地域の更なる一体感の醸成や地域の振興に大ぎく寄与するものであり、高崎市議会として支持することといたしました。
 つきましては、高崎ナンバー導入の早期実現が図られるよう要望いたします。

【安中市議会】
平成17年4月14日
群馬県知事 小寺弘之 様
安中市議会議長 柳沢健一
高崎市等広域市町村圏における高崎ナンバーの導入支持について
高崎等広域市町村圏域市町村は、古くは中山道や三国街道を通じて、また、近代においては信越本線や国道406号線の整備等により活発な交流が行・われ、現在も通勤、通学、買い物等において広く住民の交流が行われている地域であります。
 また、高崎市等広域市町村圏は、昭和45年に県知事の指定を受けて以来三十数年間にわたり構成市町村が一致協力しながら広域行政を推進することによって、地域の発展と住民サービスの向上に取り組んでいる―体的な地域であります。
 以上のような歴史や長年にわたる広域行政の実績等を踏まえ、平成17年3月17日、安中市議会全員協議において協議した結果、高崎市等広域市町村圏地域の自動車に高崎ナンバーを導入することは、本地域の更なる一体感の醸成や地域の振興に大きく寄与するものであり、安中市議会として支持することといたしました。
 つきましては、高崎ナンバー導入の早期実現が図られるよう要望いたします。

【松井田町議会】
高崎地域新ナンバーについて
 松井田町議会は3月14日全員協議会において「高崎地域新ナンバーについて」協議した結果、松井田町議会として高崎ナンバーを支持する事に決定致しました。
平成17年3月14日
松井田町議会議長 廣瀬 晃

■前職の中島博範市長時代に行われた高崎ナンバー導入に伴うアンケート手続について、岡田義弘市長は、高崎ナンバー導入に伴う住民反対意見に係る説明を8月28日(火)開催の安中市区長会代表理事会及び9月4日(火)開催の市議会全員協議会で実施し、平成19年9月12日付で、これに係る市議会及び区長会の意見を拝聴すべく、次の依頼文を送付しました。

*********
安中市区長会会長 岡田建造 様
 安中市長 岡田義弘(総務部企画課)
高崎ナンバー導入に伴う意見について(依頼)
 時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 平素より市行政につきましてはご指導・ご協力を賜り感謝申し上げます。
 さて、標記の件につきましては、8月28日(火)開催の安中市区長会代表理事会において説明させていただいたところです。
 つきましては、説明に対する区長会における意見をご拝聴したいと思いますのでご多忙の折、大変恐縮ですがご意見を取りまとめのうえ9月28日(金)までにご回答くださるようお願い申し上げます。
**********
安中市議会議長 土屋 弘 様
 安中市長 岡田義弘(総務部企画課)
高崎ナンバー導入に伴う意見について(依頼)
 このことにつきましては、9月4日(火)開催の議会全員協議会において説明させていただいたところです。
 つきましては、説明に対する議会における意見をご拝聴したいと思いますのでご多忙の折、大変恐縮ですがご意見を取りまとめのうえ9月28日(金)までにご回答くださるようお願い申し上げます。

■これに対して、平成19年28日付けで区長会と市議会から回答が10月1日に届いたと、平成19年10月2日付で岡田市長に報告された。

***********
平成19年9月28日
安中市長 岡田義弘 様
 安中市区長会会長 岡田建造
高崎ナンバー導入に伴う意見について(回答)
 平成19年9月12日付けでご依頼のありました「高崎ナンバー導入に伴う意見について」下記のとおり回答いたします。

回答:良好に定められた手続きにより導入されたと理解しております。
**********
安議発第12022号
平成19年9月28日
安中市長 岡田義弘 様
安中市議会議長 土屋 弘
高崎ナンバー導入に伴う意見について(回答)
 平成19年9月12日付、安企発第11393号でご依頼のありました「高崎ナンバー導入に伴う意見について」下記のとおり回答いたします。

回答:執行部側(平成17年度当時)から協力要請のありました事業と理解しております。

■高崎ナンバーの件では、アンケートの数は少ないが、賛成の割合が多かったようで、アンケートの結果は一応施索に反映された形になっています。しかし、同じように旧安中市で実施された「他の自治体との合併」に関するアンケートでは、圧倒的に高崎が多かったにもかかわらず、中島前市長はその結果を市民に公表しないまま、松井田との合併に突き進みました。

今回、岡田市長が、中島市政のころに行われたアンケート結果について、市民からの声に反応して、わずか市民1000人の意見だけで決めたことはおかしい、と問題提起を行いました。市民からの声を聞くことは悪いことではありません。けれども、何人くらいの市民からどのような声を聞いたのか、公表できないのでは困ります。

岡田市長には、高崎ナンバーのほかにも、松井田との合併について、旧安中市民に対して行われたアンケート調査結果についても、市民から苦情や反発があれば、再確認する意向があるのかどうか、ぜひ真意を問いたいところです。しかし岡田市長は、そのような苦情などには耳を貸さないに違いありません。

岡田市長は、なぜ安中市政の根幹に関わる重大なテーマを避けて、あえて、高崎ナンバー問題のように市政に関係の薄い問題をことさらに取上げ、市議会で一度決議したことについて、市議会に再度見解を問うたのでしょうか。市民の声を代表する市議会に加えて、なぜわざわざ区長会にも意見を求めたのでしょうか。どうやら、岡田市長得意のパフォーマンス狙いが見え隠れします。

それにしても、このような他愛のない話題について、安中市の広報に、読んでも理解できない「談話」を掲載したがる岡田市長は、次にいったい何をやらかすのか。岡田市長のサプライズの懸念は尽きません。

【ひらく会事務局】

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岡田市長「談話」フリマ中止の支離滅裂

2008-01-20 13:55:00 | 安中フリマ中止騒動
■当会では、昨年12月のおしらせ版No.41に「談話」に載った市有施設でのフリーマーケットの開催について、その記載内容の裏付けを確認するために、岡田市長あてに平成19年12月24日付けで、次の情報開示を求めました。

*********
おしらせ版あんなか平成19年12月21日号N0.41に安中市長の談話が掲載されております。話題は「市有施設でのフリーマーケットの開催について」ですが、この内容に述べられている次の情報開示を請求します。
①「多くの皆さんから広報紙などで説明して欲しいという声が寄せられている」そうだが、これらの事実を示す一切の情報。
②平成19年9月10日午後6時30分、市役所市長室で行われた市長ら4名と未来塾3名による話し合いに関する一切の情報。
③平成19年9月13日午前8時30分に、「誠意を持って許可する旨回答した」という安中市からの回答書に係る一切の情報。
④上記②の話し合いで、「市民から公共施設を使用して行うフリーマーケットで出店料を微収しているが、市は知っているのかという指摘がなされています」とする市側の発言を裏付ける一切の情報。
⑤上記②の話し合いで、「募金箱を持って回るのはおかしい。市はそういうことを知っているのか・・。という指摘もあります」とする市側の発言を裏付ける一切の情報。
⑥上記②の話し合いで、「未来塾のメンバーが、2006年にサワイ産業閉鎖絡みで3回来庁し、市が跡地を買収するよう3回来庁しています」とする市側の発言を裏付ける一切の情報。3回の来庁時の打ち合ねせに関する議事録等も含む。
⑦上記②の話し合いで、「スポーツセンター中央駐車場までフリーマーケットの駐車場にするとは市は何を考えて提供しているのだ・・・と市民から抗論や苦情が来て困っている」とする市側の発言を裏付ける一切の情報。
⑧フリーマーケット出席者に配布された資料(平成19年6月3日開催分)。
⑨この談話の最後に、市長は「安中市は人と争うことを避け、人に責められて人を責めず、罵られて罵らず、市行政は寛容の精神を持つ人を育てることを銘としています」と述べているが、安中市の『銘』に関して規定した全ての関係情報一式。

■すると、年末年始休暇にかかるとして、1週間開示延期する旨の通知が昨年12月末に到来しました。その後今年1月15日付けで15日に開示通知が郵送されてきました。
しかし、安中市の封筒に同封されてきたのは、開示請求した上記9項目の行政文書のうち、わずか2つ。上記⑥と⑧の情報のみでした。その他の情報は、行政文書不存在として通知されてきました。この通知と一緒に、市の見解なるものが次のとおり書かれていました。

**********
市有施設でのフリーマーケットの開催に関するおしらせ版「市長談話」に対する行政文書開示にあたっての市の見解について
開示を請求する行政文書の内容又は件名に対する市の見解は下記のとおりです。

①フリーマーケットに関する新聞報道があったことにより、市長が出席した各種会合又は電話で、これに関する問い合わせが多数あったため、「市長の談話」という方法により市民のみなさんに事実関係を明らかにしたもので、書面はありません。
②自由な意見交換ということで、あえて記録はとりませんでした。したがって、書面はありません。
③申請書に基づく正式な申請ではなかったため、建設部長が未来塾代表に連絡をとり、野尻の里に出向き口頭で回答したので、書面はありません。
④市長のところへ市民から直接話があったので、書面はありません。
⑤市長のところへ市民から直接話があったので、書面はありません。
⑥市長が話を伺ったので、書面はありません。なお、3回来庁したことにつきましては、市長の行事予定表に記載されていますので、写しを開示します。
⑦市長が直接市民から抗議や苦情をお聞きしましたので、書面はありません。
⑧写しを開示します。
⑨市長談話の形式ですので、「銘」とは安中市を代表する者として、市長個人が市行政を行うにあたり、戒めとしている言葉であるとご理解ください。したがって、書面はありません。

■上記⑥で、未来塾が3回来庁したことを示す証拠だとして、「平成18年5月市長の行事予定表」という資料が開示されました。それによると、同月に3回、未来塾の代表が来庁したことになっています。

*********
平成18年5月12日(金)赤口
予定時間(始~終)/件名/場所/出席範囲/備考
9時00分~9時30分/会派連絡会議(内示)/議会/市長/―
9時20分~/関東地区都市教育長協議会分科会11~12/さいたま市/教育長/―
10時00分~/東横野地区敬老会/東横野小学校/市長/―
11時00分頃/市民部打合せ/―/市長/―
13時00分~15時00分/社民・民主クラブとの話し合い/203/市長/―
16時00分~/未来塾松本様来庁/市長室/市長/―
17時00分~/平成18年度(社)群馬県環境資源保全協会安中支部通常総会/並木苑/市長/議案書アリ
18時00分~/平成18年度(社)群馬県環境資源保全協会安中支部懇親会/並木苑/市長/―

平成18年5月16日(火)仏滅
予定時間(始~終)/件名/場所/出席範囲/備考
9時00分~9時30分/建設部打合せ/市長室/市長/―
9時30分~/英霊にこたえる会多胡仁会長13日解散総会/市長室/市長/―
9時30分~/入札執行委員会/201会議室/(助役)/―
10時00分~/「益田川ダムを考える会」(要望書提出)/市長室/市長/―
10時00分~11時30分/青少年センター運営協議会/松井田庁舎第4会議室/教育長/―
10時30分~11時00分/両毛システムズ阿部様ほか来庁(挨拶)/市長室/市長/2名
13時30分~14時30分/市観光協会役員挨拶/市長室/市長/―
16時00分~/組合(職員)挨拶/市長室/市長/―
16時30分~/松本様来庁/市長室/市長/―

平成18年5月22日(月)仏滅
予定時間(始~終)/件名/場所/出席範囲/備考
8時10分~/部長連絡会議/203/―/―
8時30分~/入札印/市長室/市長/―
9時00分~/辞令交付式/―/―/―
10時00分~/教育委員会/306/市長/―
11時00分~/松本立家氏来庁(板橋)/―/市長/―
13時30分~/区長会第2回代表理事会/松井田支所特別会ギ室/市長?
15時00分~/日刊スポーツ来庁/市長室/市長/―
15時30分~/東京電力真下様ほか来庁(組織編成変更の説明)/203/市長/―
16時00分~/安中電気工事組合理事長根岸様ほか5名来庁/203/市長/―
18時00分~/松井田建設業組合総会/高台旅館/市長/要連絡393-1411「出」で連絡スミ

■これによれば、平成18年の5月中ごろに未来塾の松本代表は3回市長室を訪れていますが、目的については何も記されていません。一方、平成19年1月1日発行で新聞折り込みされた岡田義弘後援会報によると、同月に未来塾の代表が来庁したのは、5月12日と22日の2回となっています。

**********
平成18年5月12日(金)
9:00 全協・6月議会開催依頼
10:00 東横野地区敬老会
11:00 市民部打合せ(市長室)
13:00 社民・民主クラブとの話し合い
16:00 未来塾松本様来庁
17:00 (社)群馬県環境資源保全協会安中支部通常総会
18:00 (社)群馬県環境資源保全協会安中支部懇親会

平成18年5月16日(火)
9:00 建設部打合せ
9:30 英霊にこたえる会
10:00 「益田川ダムを考える会」佐藤様他来庁
10:00 青少年センター運営協議会
10:30 両毛システムズ安部様ほか来庁
13:30 安中市観光協会役員来庁
16:00 職員組合役員挨拶

平成18年5月22日(月)
8:10 部長連絡会議(203会議室)
9:00 辞令交付式
11:00 松本立家様来庁
13:30 安中市区長会第2回代表理事会
15:00 日刊スポーツ清水様来庁
18:00 松井田建設業組合総会

■以上のように、市長の行事予定表にも、市長の後援会報のどちらの記録にも、未来塾代表が来庁した際の話題については記載が見当たりません。もかかわらず、岡田市長は「2006年にサワイ産業閉鎖絡みで3回来庁し、市が跡地を買収するよう3回来庁しています」と詳しく述べています。市長は毎日多数の会議や来訪者らに会って、いろいろな話をしているはずですが、2年近くも前に未来塾代表と会ったときの話の内容を細かく覚えているのには感心させられます。市長の記憶力はバツグンのようです。
しかし、公開された情報には、肝心のサワイ産業に関する記載が全く見当たりません。市長の談話で「市役所北側のサワイ産業が閉鎖するので、市が跡地を買収するよう3回来庁しています。(1回目、2回目は未来塾から1人で、3回目はサワイ産業社長と2人で来庁)」と詳細に記載してある内容を確認したかったのですが、1回目の未来塾代表1名の来庁は確かかもしれませんが、2回目と3回目は確たる記載がありません。
一方、上記⑧の「フリーマーケット出席者に配布された資料(平成19年6月3日開催分)」が開示されました。それによると、開示されたのは「地域活性化イベント 第31回 フリーマーケットinあんなか 出店者説明会」と題する表紙+5頁の小冊子で、2007年5月19日(土)に安中市文化センター大会議室で配布されたもののようです。太字箇所は市役所で下線が引いてあります。

**********
<1頁目>
はじめに
 本日はお忙しいところ地域活性化イベント「フリーマーケットinあんなか」出店者説明会にご出席いただきありがとうございます。
 本日申し上げる説明や、この資料の内容をご理解いただき、当日の受付、準備がスムーズに行われ、楽しい1日となるよう、皆様のご協力よろしくお願い致します。
 注意事項をお守りいただけない方、スタッフの指示に従っていただけない方は当日、その場でお帰りいただき、以降の出店をご遠慮いただく場合がありますのでご注意ください。また、受付・搬入方法や注意事項等についてはご一緒に出店される方(当日、お手伝いいただく方)全員にお知らせいただくよう、お願い致します。この冊子や別紙案内面など必要に応じてコピーしてお渡しください。ご不明な点がございましたらご質問ください。

出店者説明会次第
1)受付、資料等配布
2)開会
3)主催者あいさつ
4)実施要綱、当日受付・搬入方法、注意事項等について
5)スライド上映による説明
当日の搬入ルート、受付方法、出店の様筝、イベント他
6)質疑応答、その他
7)閉会 第1部15:00 第2部18:30 第3部21:00予定
8)出店申込書提出、参加費納入

飲食物を販売される予定のある方、電気、火気を使用する予定のある方は終了後、説明と打合せを行ないますので、必ずお残りください。
飲食物に関しては別途、申請していただきます。
申請のないものは当日の販売ができません。

<2頁目>
第31回 フリーマーケットinあんなか
―実施要項―

1.日時:平成19年6月3日(日)午前9時~午後3時 小雨決行 荒天延期:6月10日(日)
2.場所:米山公園、安中市スポーツセンターイベント広場
3.主催:地域づくり団体未来塾、地域創造集団楽舎
4.目的(趣旨):
1)元気な地域をつくる
2)地域づくりのネットワークをつくる
3)環境問題、資源の有効利用を考える
4)誰もができるボランティアの提案
5.内容:
1)再利用品、不用品、手作り品・・・等の販売
2)団体活動等の発表及び展示
3)企業のPRを目的とした展示、販売
4)開催者による「もったいない市」(バザー)
5)その他、主催者が認めたもの
6.出店条件:
1)この企画の趣旨に賛同し、協力いただける方。
2)出店者説明会に出席できる方。
★商工の方は主にPRを目的としたものであること。
★中学生以下の方は保護者の同伴が必要です。(説明会および開催当日)
7.出店申込:
①事務局へ往復はがきにて応募してください。
②応募者多数の場合は抽選により出店者を決定します。
③出店者説明会の日時を返信はがきにてお知らせします。
④説明会に出席し、趣旨、注意事項等をご理解いただきます。
⑤説明会終了時に出店申込書を記入し、出店料と共に提出してください。
8.参加費:1区画ごとに2,000円
・商店および企業は参加費が異なります。(10,000円以上
・参加費は参加を取り消した場合、また、やむを得ず開催が中止になった場合も払い戻しはできません。

<3頁目>
9.区画について:区画の大きさは基本的には間口3m×奥行2mですが、会場の構造上、多少の変形や障害物がある場合があります。出店区画数=400区画
10.出店上の注意:
1)以下のものは出品、販売できません。
・動物 ・薬品類 ・危険物 ・わいせつ物 ・法令等で所持、売買が禁じられているもの(偽ブランド品、海賊版DVDなど「コピ-商品」含む)  ・公序良俗に反するもの ・その他、主催者が指示したもの
2)指定の区画内に収まるように物品等を配麿してください。通路には商品等を置かないでください。
3)事故、トラブル、盗難等について事務局では一切責任を負いません。
4)終了後・区画及び周辺を掃除し、売れ残りやゴミ等は各自でお持ち帰りください。なお、区画の近くのゴミ箱の管理もお願いします。
5)会場内への車両の乗り入れはできません。(搬入・搬出時を含む) 周辺の道路及び米山体育館、団地内、スポーツセンター中央駐車場には駐車しないでください。出店される方は河川敷および総合体育館裏出店者用駐車場をご利用ください。(別紙、案内図参照)
6)チラシ・資料等を配布する場合には予め主催者にご相談ください。主催者の許可のないチラシ,資料の配布は禁止します。
7)会場内において火気、電気等を使用する場合は予め主催者に申し出てください。会場の電源は使用できません。
8)飲食物(6ページ、1項参照)を販売する場合には、出店者説明金の際、主催者に申し出てください。なお、飲食物の加工、販売の際は衛生面、商品管理に充分注意し、早めに飲食してもらうようにしてください。当日は登録品以外の飲食物は販売できません。
9)出店を取り消す場合にはお早目に連絡してください。
10)その他、主催者、スタッフからの指示があった場合は速やかに対応してください。(4~7ページも併せてご覧下さい)
★上記注意事項をお守りいただけない場合は当日の出店及び次回以降の受付をお断りすることもあります。
★雨天時の対策(シ,ト、傘等)は各自でお願いします。
★雨天の場合6月10日に延期になります。なお、当日、開催か延期か不明の場合は午前6時30分以降に事務局まで電話でお問い合わせください。
公園建設、福祉向上、自然保護運動のための寄付金を集めています。皆様のご協力、よろしくお願い致します。
★その他、不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。

<4頁目>
当日の受付・搬入方法について
当日朝は混雑が予想されます。下記手順をよくご理解いただき、ご一緒にお手伝いいただく方にもお伝えいただくようお願い致します。別紙、案内図を併せてご覧下さい。

1.受付・搬入時間:午前6時~8時
2.受付場所:市スポーツセンター東駐車場内(米山公園では受付しません)
3.進入ルート(案内図①参照)
【高崎方面よりお越しの方】国道18号線、市文化センター入口信号を過ぎて約200m先、いこい旅館手前を左折し、案内看板に従い国道をくぐり、葬儀場クオーレ前を直進、橋を渡り、信号を左折、次の信号を直進、スポーツセンターに向かってください。
【松井田方面からお越しの方】国道18号線、市役所入口信号を左折、セブンイレブン前を直進、一橋を渡り、信号を左折、スポーツセンターに向かってください。
いずれも、スポーツセンター前道路に束側から入り、1列に並んでください。小俣、後閑方面からの方も東側にお並びいただくようご協力ください。
4.受付方法:ドライブスルー方式。受付番号1~200番まで(黄色のカード)と201番以降(ピンクのカード)とに分けます。係員の誘導にしたがって入場・受付してください。
5.なるべく乗り合わせてお越しください。やむを得ず複数の車でお越しになる場合は、区画代表者を先頭にご一緒に受付をお通りください。「出店者受付カード」は区画代表者が責任をもってご持参ください。混乱やトラブルを避けるために必要になります。
6.「出店者受付カード」にはあらかじめ搬入等に使用される全ての車両ナンバーを記入しておいてください。お近くの方で徒歩でご来場の場合は「徒歩」と朱書きしてください。
7.受付に「出店者受付カード」を提出し、木札と区画案内図をお受け取りください。ここで、会場別、区画をお知らせします。木札には区画No.が記入、区画案内図には区画がマークしてあります。
8.受付場所(スポーツセンター東駐車場内)は車両一方通行とします。混雑が予想されますので充分注意のうえ、徐行運転してください。
9.受付終了後、速やかに受付場所から出て各会場へ移動してください。スポーツセンター東駐車場は来場者用駐車場としますので、出店者は駐車できません。
【米山公園会場に出店の方】荷物を降ろしたら速やかに車両を出店者用駐車場に移動させてください。公園駐車場は来賓、身障者、ステージ出演者用駐車場、駐輪場として、また、イベントスペースにも使用しますので出店者は駐車できません。米山公園に出店される方の駐車場は以下の2ケ所です。
・米山公園北河川敷(第4駐車場)
・米山公園北堤防→縦列駐車でお願いします(東側から一方通行)。開催途中、車の出入りはできません。前の車が出るまでお待ちください。大型車はご遠慮ください。西側カーブ付近、搬入口付近は駐車禁止。東側(入口側)は来場者用駐車場入口になりますので駐車禁止です。
・会場周辺の道路、面地内、米山体育館構内はすべて駐車禁止です。
<5頁目>
【スポーツセンターイベント広場会場に出店の方】東駐車場より一旦、会場前の道路に出て、中央駐車場を通り、体育館裏側に回ってください。体育館裏側または第8駐車走に駐車の上、搬入口から荷物を搬入してください。第8駐車場は終了時までそのまま駐車できます。
中央駐車場では駐車、荷降ろしをしないで下さい。(体育館利用者用として使用のため、また、中央駐車場を空けておくことがイベント広場使用、フリーマーケット開催の条件となっています。次回以降の開催のためにも是非ご協力ください。)
なお、会場周辺の道路はすべて駐車禁止です。前述駐車場が満車の場合は第1、第2駐車場(市職員用駐車場)をご利用ください。
10.木札、区画案内図に記入してある区画へ荷物を運搬し、開店準備を始めてください。なお、指定された区画からはみ出さないように気をつけてください。木札は区画前方の見やすい所へ表示してください。
11.午前8時30分より午後3時30分頃まで2会場と各駐車場間を無料シャトルバスを運行致します。会場前の道路に来場者を乗せたバスが通りますので効率的な運行のためご協力ください。なお、シャトルバスは出店者の皆様もご利用になれます。

注意とお願い
1.午前8時30分と9時に米山公園の北側、九十九川河川敷より開催告知のための花火を打ち上げますので、打ち上げ場所付近には立ち入らないでください。
2.8時50分より米山公園会場内ステージにてオープニングセレモニーを行ないます。お手すきの方はステージ前にお集まりください。
3.午後3時で終了です。終了後、木札を各会場の本部へ区画代表者が返納してください。その後、各自で周辺を掃除し、ゴミや売れ残りは必ず持ち帰ってください。清掃用具、ゴミ袋等は各自ご持参ください。
4.本部で出店者を対象にしたアンケートを行ないますのでご協力ください。次回以降の参考にさせていただきますので、ご意見、ご感想など何でもお書きください。
5.お帰りの際も会場内外、駐車場は混雑が予想されます。車両を運転される方は特にご注意ください。
6.受付、搬入方法及び注意事項について当日お手伝いいただく方を含め、出店される方全員にお知らせください。案内図等、必要に応じてコピーしてお渡しください。
7.その他、スタッフからの指示があった場合には速やかに対応してください。ご協力よろしくお願いいたします。

■市役所が引いた下線部を拾い出してみると、「1区画ごとに2,000円」「(商店及び企業の参加費は)10,000円以上」「間口3m×奥行2m」「トラブル」「公園建設、福祉向上、自然保護活動のための寄付金を集めています」「体育館利用者として使用のため。また、中央駐車場を空けておくことがイベント広場使用、フリーマーケット開催の条件となっています」の5箇所となっています。

岡田市長が未来塾に噛み付いている理由は、「談話」を読む限りよく分かりませんが、「①ボランティア団体がなぜカネを取るのか?開催中止でも参加費は返金しないうえに、イベントにかこつけて寄附を募っている。②駐車場の利用のすみ分けがなっていない」という市民からのクレームがあること。「③一年前にサワイ産業とともに来庁したときにフリーマーケットの説明をしなかった」ので、未来塾は岡田市長への説明責任を果たしていないこと。のようです。

①について、未来塾はこれまで約16年間(小川市政約3年、中島市政約12年、岡田市政約1年と3代にわたる)フリマを開催しており、岡田市長が、突然今になってボランティア団体としての資格にいちゃもんを付けるのであれば、法令や条例に基づき、きちんとその理由を説明する義務があります。
少なくとも米山公園を使用する場合、安中市公園条例(別途参照)が適用されるものと考えられます。この条例により、岡田市長は、「ボランティアとして疑問符の付く未来塾は、露天商と同じく、1㎡あたり公園使用料として20円を支払え」というのか、「フリマは展示会等に類する催し物だから10㎡あたり20円を支払え」というのか、適用条例と条項をはっきり示す必要があります。常日頃、「条例による公正公平な市政」を口にする岡田市長がなぜ曖昧な説明に終始するのか非常に不可思議です。ちなみに、米山公園の使用面積を例えば3000㎡と仮定すると露天商で使用する場合は6万円、展示会等に類する催し物で使うと6000円が使用料となります。
開催中止でも参加費は返金しないことについては、それが主催者の責に負えない理由であれば、不可抗力ということでやむをえない場合があります。未来塾はこれまで、会計報告は公表してこなかったのは事実です。フリマの一般参加者の中からも、「これほど大きなイベントなのに、いまどきホームページで開催の日取りや会計報告を報告しない公表しないのも珍しい」という感想が出ていました。未来塾では今回の騒動を契機に昨年11月からホームページを立ち上げて、今回の岡田市政の仕打ちと、最近のフリマの会計報告を載せています。しかし、従来から未来塾は出店者説明会を開催しており、その際に、参加費の返金や寄付活動など、必要な事項は小冊子にも記載しており、説明責任は果たしているように感じられます。
②の駐車場問題は、これも出店者説明会の小冊子を見る限り、予め周知徹底されていると思われます。あとは会場を訪れる一般市民に駐車場の使用をきちんと守ってもらうことですが、これは現場で看板や誘導員の指示に従ってもらえるかどうか、最終的には利用者のマナーによることになり、主催者に過大な責任を負わせるにはムリがあります。
③は、岡田市長就任直後の平成18年5月に、サワイ産業の件で、未来塾代表と複数回面談した際に、「なぜフリーマーケットのことについて詳しく説明しなかったのか」と岡田市長が問題視している件です。しかし、これは「言いかがり」としか言いようがありません。市長が面談時に、フリマのことについて関心があるので未来塾代表に質問したが、回答がなかったというのであればともかく、1年後にフリマ中止の理由を、1年前の(おそらく)別件での面談時に、未来塾からフリマについての詳しい説明がなかったのは不親切だ、と主張すること自体、岡田市長の本質が現れています。

一番肝心なのは、岡田市長は談話で「安中市から回答した日:平成19年9月13日午前8時30分誠意を持って許可する旨回答した」と説明していますが、安中市には、回答したことを確認できる文書は存在していないことがわかりました。安中市の見解は「申請書に基づく正式な申請ではなかったため、建設部長が未来塾代表に連絡をとり、野尻の里に出向き口頭で回答したので、書面はありません」というものです。口頭で回答したといいますが、なぜ重要な判断結果を文書で出さないのでしょうか。行政は何事も文書主義です。口頭での説明は公正公平な行政に馴染みません。岡田市長がこのことを知っていないわけがありません。

結局、岡田市長は、中島市政に近かった団体・法人・個人を排除するのが目的なので、未来塾にたいしても「フリマを開催したければ、言うことを聞け」という圧力をかければよいので、その理由付けは理不尽でも非常識でもなんでもよいのです。「来年6月に、未来塾が第32回のフリマを開催したければ、俺のところに頭を下げに来い」これが市長の心境なのかもしれません。

このように、坊主(中島前市長)憎けりゃ袈裟(中島市政関連団体)まで憎い、一心で、支離滅裂な「談話」と称する自作自演の文章を、市民のメディアであるおしらせ版に平然と載せる岡田市長の暴走を食い止められない市長の取り巻きの弱腰も市民にとって大変心配なところです。

【参考】
安中市公園条例(平成18年3月18日
安中市条例第186号)抜粋
第4条 公園内において、公園施設以外の工作物その他の物件又は施設を設けて公園を占用しようとする場合のほか、次に掲げる行為をしようとする者は、市長の許可を受けなければならない。
(1) 物品の販売、募金その他これらに類する行為をすること。
(2) 興行を行うこと。
(3) 業として写真、映画等の撮影を行うこと。
(4) 工作物を設けて居住すること。
(5) 競技会、展示会、博覧会その他これらに類する催しのため、公園の全部又は一部を独占して利用すること。
(6) 花火、キャンプファイヤー等の火気を使用すること。
2 前項の許可を受けようとする者は、別に規則で定める申請書を市長に提出しなければならない。
3 市長は、公衆の公園の利用に支障を及ぼさないと認める場合に限り、第1項の許可を与えることができる。
第6条 市長は、公園管理上必要があると認めるときは、利用許可の際、第4条の規定により利用の許可を受けた者(以下「利用者」という。)に対し条件を付し、又は保証金を徴し、若しくは保証人を立てさせることができる。
2 前項の規定による保証金の額及び保証人の資格については、市長が定める。
3 利用者が、使用料その他利用に関して負担する金額の納付を怠ったときは、第1項の保証金をこれに充当するものとする。
第9条 利用者は、別表に掲げる使用料を納付しなければならない。
別表(第9条関係) 公園使用料金表
露店その他これに類するもの/1平方メートル/1日につき20円
競技会、展示会その他これらの類する催し物/10平方メートル/1日につき20円

【ひらく会事務局】
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サンパイ業界が熱いまなざしで見つめる岡田市制

2008-01-07 23:41:00 | 全国のサンパイ業者が注目!
国道18号の岩井交差点から、富岡方面に向かって県道を走ってゆくと、間もなく大きく左に大きくカーブして坂を上ってゆくと、左に道を分ける交差点があり、右手の道路わきにカラフルな看板が立っています。迷惑顔の可愛い動物達が描かれており、「ここを左折すると1キロ足らずでサイボウ処分場に着く」とあります。左折してみると、小さな川を渡ります。20mしか離れていない上流にもう一つ橋が見えます。すぐに上り坂となり、S字にくねった市道を登ると農免道路に出ます。長閑な丘陵地帯ですが正面になにやら巨大なムシロがぶら下がっています。一体これは何でしょう?

右手に回ってみると大きな字で「無法地帯」と書かれてあります。すぐ後ろに牧場がありますが、なんと道の反対側には、ポッカリあいた巨大な穴があります。これが将来計画も含めると100万トンもの廃棄物を持ち込めるサイボウ処分場です。
ではなぜここが「無法地帯」なのでしょうか。「無法地帯」誕生の経緯は、今から17年前まで遡らなくてはなりません。
高崎市と吉井町に隣接する岩野谷の大谷地区には、平成3年から、サンパイ場の計画が次々に浮上しました。昨年始めにサイボウ環境というペーパー会社が、管理型の一般廃棄物最終処分場の稼動を開始しましたが、計画は平成3年にスタートしました。当時は、大谷地区や岩井地区に合計7箇所の廃棄物処分場計画があり、ほとんどがサンパイ場でした。
サイボウ処分場は、当初、元市会議長で不動産業の故・中島延里氏が市内の業者と組んで計画したサンパイ場が発端でしたが、丘陵地帯の水源部にダイオキシンなどの有害物質が大量に持ち込まれると下流への影響が心配だとして、平成5年8月に地元の反対で一旦頓挫しました。
ところが、元議長はあきらめずに、その直後から、埼玉県の大宮(現さいたま市)に本社のあるサイボウ(旧埼玉防災)の故・結城文夫社長(当時)を引き入れ、管理型の一般廃棄物処分場を作ろうと画策し、実弾攻勢に転じたのです。平成7年2月には周辺500mにある80世帯に20万円ずつ金を配布したり、周辺300mに住む世帯の5分の4の同意書を、一部偽造して群馬県に提出し事前協議をクリアしたりして、違法行為を重ねつつ、安中市と協定を結び、群馬県との間で徐々に手続を進めていました。
地元では、廃棄物処理技術も持たないサイボウのようなペーパー会社の計画が行政に認められるわけはないと考えられていましたが、なぜか行政に評価され、サラ金業者の融資証明書が付けられていたにもかかわらず、どんどん廃掃法による手続が進みました。
処分場にゴミを搬入する道路もなかったのに、サイボウが市道の拡幅を市に申し入れ、反対者の地権者の土地をたくみに避けて道路用地を買収し、2億8千万円でハザマ組に道路工事を発注し、完成後ただちに安中市に寄附をしました。この道路工事に際して、サイボウは道路と隣接地権者の境界確定書を3通ほど、偽造したことが判明し、警察が捜査しました。中には既に亡くなった地権者の署名や印があり、当然、行政はインチキ文書だと見破れたはずですが、おどろくべきことに、サイボウの結城社長は、末期ガンで入院していたとして、高崎の測量会社の社長が有罪判決を受けました。ところが、判決は執行猶予付きで、判決の翌日には、どうどうと測量会社の社長は営業している始末。末期ガンのはずの結城社長も、大宮商工会で挨拶をしたりしていました。
一方、県道との交差点でも、境界確認が行われた事が判明しましたが、交差点に隣接する山林の地権者は、一度も境界確認が行われなかったのに、なぜ工事が進んだのか不審に思い、安中土木事務所に質問したところ、担当官は「ちゃんとこちらで立会いしてその土地との境界も確認した」といいました。ところが、安中土木事務所が示した地権者の名前は30年前になくなったおじいさんの名前でした。そこで、孫は警察に告訴し、安中土木事務所に境界確認の文書開示請求をしました。ところが、安中土木事務所は、「警察に当該文書を提出したので、条例で開示できない」として開示を拒否。理由をしつこくたずねた所、群馬県の土木部長と、群馬県警の幹部が結託して、仕組んだことが判明しました。もちろん、警察は孫の告訴状を受理することはありませんでした。
サイボウが処分場を作るはずでしたが、そのうち、長野の佐久平にあるイーステージという廃棄物処分会社の名前が取りざたされるようになりました。大谷地区に、同社の鈴木社長名で、区長宛に高額の寄附を申し入れる念書が出回ったのです。イーステージは、東京の市川環境エンジニアリングという廃棄物ビジネス大手の関連会社です。イーステージの鈴木社長の父親が、市川環境エンジニアリングの鈴木会長です。
結局、ハザマの道路工事も、イーステージが債務保証をして三井住友銀行が融資し、本体工事では32億円あまりを、やはりイーステージが債務保証をして、三井住友銀行、東京三菱銀行、八十二銀行、上田信金が協調融資団を構成して融資しました。イーステージをサイボウに紹介したのは、群馬県の環境局の林務部長だった中島信義(※当時は“林務部長”ということで、名前を林務[はやし・つとむ]だと思っていました)という男。つまり、群馬県はサイボウに事業遂行能力がないことを知って、許可を出していました。その背後には、巨額の利権が存在するからです。
処分場本体工事はもともとハザマがやる予定でしたが、銀行管理となった同社に代わって、イーステージと付き合いの深かった大林組が登場しました。あの談合事件を多発させた企業です。スーパーゼネコンの一つと言われていますが、なんと、工事現場事務所を畑に立てた際、農地転用手続きをまったくしていませんでした。また、道路占用許可もとらずに重機を市道に持ち込んで3ヶ月も勝手に作業をするなど、談合会社の体質を遺憾なく発揮。平成17年に造成を開始直後には、ズサンな水防対策のため、下流の水路に大量の土砂が流れ出し、水田に流入しても、「天災だから責任はない」などとして、復旧作業もしようとしません。
さらに、サイボウと大林組は、お粗末な廃水処理施設を建設してから、いざ下流河川への放流口を設置する段になったら、急に別のルートで放流すべく、最終段階で大幅に変更しました。本来であればこのような重大な変更は、しっかりと施設計画をすれば、ありえませんが、群馬県が法律違反を簡単に見逃してくれるのを承知しているサイボウと大林組は、好き勝手に計画変更が出来ると考えていたのでしょう。案の定、サイボウ=イーステージと結託している群馬県では、「軽微な変更だ」として、そのままスンナリ変更を認めたのです。
さて、こうして、平成19年初頭からサイボウ処分場が稼動し、計画段階では、焼却灰は持ち込まないと言っていた安中市は、岡田市長になったとたんにあれよあれよと焼却灰の持込を決定しました。今のところ、巨大な穴の底の方に少し焼却灰は埋め立てられていますが、将来的に100万ドンもの焼却灰が持ち込まれます。現在、自治体は焼却灰1トンの処分に平均3万5千円ほどカネを払っているので、サイボウ処分場の利権は単純計算でも350億円以上となります。民営ですから、得たいの知れない医療廃棄物等を夜陰に乗じて持ち込めばその10倍もの利益を生みます。いかに巨大な利権が絡むか想像を絶します。
しかも、大林組は、「本来なら自己補修型の遮水シートを使うところ、サイボウがイーステージの設計した仕様で処分場の建設を発注してきたので、数年で穴の開く従来のブリジストン製の遮水シートを使わざるを得なかった」と言っていることから、埋め立て後、数年以内には毒水が下流の岩井川に流れ込んだり、地下水を汚染してゆくことになります。
ところで、サイボウ処分場に隣接する牧場のオーナーは岡田市長の同級生ですが、サイボウが処分場を埋め立てたら、跡地を無償提供してもらう密約があるそうです。
数年前から、この牧場主と懇意の地元岩野谷五区の区長(現在、岩野谷の代表区長も兼務)がコスモス祭りと称して、県から補助金をもらって処分場の周辺で毎年9月にイベントをしています。処分場のすぐ横で、お祭りや、消費者の口に入れる牛乳を出荷するのですから、常識を超えていますが、行政や農協は何も言えません。
この牧場主は群馬県の農業基金から1億数千万円を借りて、処分場の周辺の土地を手当たり次第に買い占め、得体の知れない残土をダンプで持ち込んで、一生懸命それらの土地を盛土して造成していましたが、安易に埋め立てたため、昨年夏の雨期に1万数千トンもの廃棄物を練り込んだ残土が下流に流れ出し大問題を引き起こしました。下流耕作者からのクレームを受けて開催した説明会には、あの秋間ファームで一躍有名になった御仁も、牧場主側で参加したとか。
ところで、岡田市長は、サイボウ処分場の利活用に熱心ですが、大谷地区のサンパイ場計画推進にもなぜか熱心のようです。大林組と関係の深い関東建設をバックにした中島前市長もサイボウの処分場計画を熱心に進めていましたが、その他の大谷のサンパイ場計画はストップ状態でした。ところが、岡田市長に代わってから僅か1年半で、大谷地区に3件ものサンパイ場計画が浮上しています。
そのうち2件は管理型のサンパイ場で一般廃棄物も受け入れる予定だといい、あとの1件は安定型のサンパイ場。群馬県の廃棄物対策課は、前者は住民説明会を終えて、現在では事前協議の段階なり、後者は業者が地元説明会を画策しているとのこと。幸い、サイボウ処分場で懲りた常識ある住民らによる反対運動が起きていますが、札びらで切り崩してくる業者の攻勢に、状況は予断を許しません。
他方、岡田市長の采配で、安中市がサンパイ場の事前協議申請を熱烈歓迎する方向に方針転換したため、日本中のサンパイ業界で、安中市のことでもちきりとなっています。
このままでゆくと、近い将来、安中市は全国でも有数なサンパイ銀座になるかもしれません。十分に注意して監視していきましょう。

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多胡事件痕跡もみ消し作戦の背景

2008-01-05 13:40:00 | 土地開発公社51億円横領事件
岡田義弘安中市長が、新年挨拶の冒頭に、地元有権者に対して「宣言」したように、多胡邦夫が13年前、公社の職員時代に、東上秋間の山林を地権者から違法に買い取った件で、安中市がその土地をいよいよ買い取ることになった。

岡田市長は「私が役所に入らせて頂いて全部調べて、それが出てきたわけです。全く行政ルールを踏んでいないわけです。」だとか、「残念ながら、透明度の低い行政というものが現実のものとしてあるわけだが、これを透明度を高めるということで、今、鋭意努力させて頂いているところであります。」などと新年会の挨拶で演説し、地元参加者を苦笑させた。

これまでの情報では、市長は市議当時、公社の監事や理事として多胡邦夫と長年の関係にあり、大瓶をもらったと言われている。さらに、2億円規模の不透明な金銭の流れを指摘する向きもある。そのせいかどうかはともかく、代議士でもなかなか建てられないほどの立派な選挙事務所や、自宅のまわりに目隠し用の豪華な塀を張り巡らせたりしている。ちなみに、多胡邦夫と10年来のゴルフ友達だった故小川勝寿市長(当時)も、鎧兜を多胡邦夫からもらっていたことは、当時市民の間で常識だった。また、事件当時、多胡邦夫と親しかった市議のなかには、松井田地区に何町歩もの土地を保有している者もいるという。これらについて、警察の捜査記録には一切載っていない。だが、捜査に携わった刑事のひとりは「多胡事件で送検できなかった部分でも、いろいろなことがあった」ことを示唆している。

ところで、平成15年4月1日から安中市建設部長の長澤和雄氏が公社の常務理事をやっている。長澤部長は平成18年10月26日に理事長代行として、多胡邦夫が残した不良資産のひとつであるこの山林を早く買い取るように、岡田市長宛に手紙を書いて依頼している。

安中市土地開発公社は、平成18年3月まで元助役の中島茂弥氏が理事長を務めていた。中島氏は、中島博範前市長が初当選した平成7年12月15日からずっと10年以上、中島前市長に任命されて理事長をやっていた。副理事長は元収入役の吉岡完司氏で平成12年4月1日から6年間も副理事長をやっていた。吉岡氏は51億円事件発覚後、公社の事務局長も勤めた経験があり、群馬銀行との民事裁判も手がけ、公社の内部事情にも精通している。ご存知のように、平成19年4月の市議選でトップ当選を果たし、現在市議1期目である。

岡田義弘県議が平成18年4月の合併市長選で初代市長になり、中島体制から岡田体制に代わった途端、公社の理事長職と副理事長職が空席とされた。岡田市長としては、すぐに土地開発公社の理事長を兼務したかったに違いない。51億円事件のもみ消しと、自身が公社の監事や理事だったころの痕跡を消し去るのが長年の懸案だからだ。だが、就任直後、すぐに公社に直接関与しようとすると、回りの目が気になる。だから、間接的に公社関係者から、公社の内部情報をいろいろ教えてもらう必要があった。そのきっかけのひとつが、平成18年10月の長澤部長から岡田市長への手紙だったと考えられる。

平成18年6月30日に公社の2名の監事の任期が切れたのを契機に、それまで中島前市長から任命されていた元監査委員の小林悦行氏(平成9年2月12日就任後、9年間在籍)と、税理士の間嵜忠男氏(平成8年5月22日就任、10年間在籍)に代わって、市監査委員の猿谷祐康氏と、税理士の安藤忠善氏が就任した。このタイミングと、長澤部長が理事長代行の立場で、岡田市長に手紙を出したタイミングは妙に関連している。

一方、市長就任後、1年を経過した段階で、長澤部長を通じて公社の内部事情を掴んだ岡田市長は、いよいよ自分の手で、51億円事件のもみ消しを図るため、平成19年度から自ら理事長として公社の本丸に乗り込んだ。それまでに岡田市長は長澤部長から公社の知識を教えてもらっていたに違いない。岡田市長が、平成20年元旦の地元新年会の挨拶で述べた専門的な話しも、長澤部長の受け売りの賜物なのだろう。

長澤部長は、51億円事件発覚直後、事件の真相究明のために当時の市議会が立ち上げた百条委員会の副委員長だった共産党の長沢尚市議(当時)の親戚であることから、以前は共産党じみていると見られていたので、偉くなれなかった。それを桜井昌平市議が「課長にしろ」と中島博範に進言して課長にさせたといわれる。長澤氏は農政課長を務めた後、平成15年に建設部長に抜擢された。都市計画課が公社を管轄しているため、安中市土地開発公社の常務理事を兼務することになった。

本来、中島前市長の抜擢人事で昇進した幹部職員であれば、中島体制から岡田体制への移行により、はじき飛ばされるのが常だ。だが、長澤部長が引き続き、留め置かれ、しかも理事長代行として岡田市長宛に依頼状を提出する権限を付与されたところをみると、長澤部長と岡田市長との間には、相当深いつながりが有ることをうかがわせる。市民の情報網を駆使して、引続きチェックしていきたい。

【ひらく会情報部】


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