かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

 ☆★自分でできる経営の再生と整理★☆

  

最近のサービサーはちょっと変・・・?!

2007-06-19 | 事例
誰が決めたのか、かってサービサーが出来た頃は、良い制度が出来たと喜んで居ました。
此れで債務者も、少しは人間らしく扱って貰えるかなと思ったからです。
出来たばかり、確かにサービサーは債務者にも優しく接してくれました。
しかし最近は、変わりました。

5~6年前と今とではサービサーの言動が大きく違って来て居ます。
喋り方は優しく変わりませんが、その内容に大きな差が有ります。
あの頃のサービサーと云えば、まだ扱い量が少ないためか実に紳士的でした。
絶対に人を脅すような言動は取りません。
そしてどうしても合意点に達しない時、最後にサービサーはこう言ったものです。「此れだけお願いしても了解して頂けませんので、当社は法的回収に移らせて頂きます。」
差押があったのはその後です。

其れが今では「当社の言うことを聞かないと差し押さえをしますよ。」と差押をネタに、話を納得させようとします。
プロだったら「こうしたら此れだけ払えるのではありませんか、」と説明くらい
欲しいのに、そうではありません。
こちらの書類が信じられないから見ないならば其れはそれで結構です。が、請求額に根拠なく、差押と引き換えに払えという態度です。

刑事で言えば、差押さえは死刑にも匹敵する刑です。
其れを簡単に脅しの文句で使うことは、許される事でしょうか。
「人を威圧し、または私生活や業務の平穏を害するような言動」は法の上からも真っ先に禁じられております。

私の知っている大多数の人は、何とか借金は完済しようと懸命です。
それでも払えない人は多いです。
そんな人は、サービサーの差押と云う言葉を頭から離しません。万一売掛金が差押えられると会社はもう本当に最後だと覚悟して日々を過ごしております。
其の土壇場まで負われた者の気持ちが、脅しているサービサーに解かるでしょうか。

サービサーの一言は言われたものを毎日地獄に落としているのです。
言葉の暴力です。
云うべき時は云わなければなりませんが、以前と同じ交渉が本当にケつれるしたときに云えば充分です。
そして言ったからには、脅しでなくやるべきでしょう。
「言っても、やらなかった。だから良いでしょう。」と云うのは最も卑怯な言葉です。

又交渉の時間についても次のことが言えます。
サービサーが出来た頃は直ちに処理をしようとして居りました。交渉に時間を掛けることはしなかったです。
債務者にも、早く処理し過去を忘れて再生しようと心掛けて居りました。
ところが最近は、何時までも、野放図に時間を掛けるようになりました。
1度電話をして、相手にお金が無さそうならば、何もせずに半年放って置きます。そして半年後に又電話をします。この様に相手が払えるようになるのを待っています。
やせた牛を野に放ち、食べれるようになるのを待とうと言う作戦です。
残酷といえばこれ以上残酷のことは無いと思います。
人間としての扱いでなく、何時かは自分の餌にしようと待ち構えているのですから。其の時期はサービサーで無いとわかりません。
戦争の勝者でもこんな真似はして居ません。

其れなのに、法は何回も改正され、其の都度サービサーに有利に改正されております。敗者に再生しなさいとは欲いえるものだと思っています。

しかし、法律が悪いとは云って居れません。
こちらにも生存権はあります。
当分は自分でサービサーに対抗するより他、無いでしょう。

どんな手段をとって対抗しても、サービサーのやり方に打ち勝っていかなければなりません。
貸手と借手の両方がこんな気持ちならば、またまたモラルの悪化とか言われるでしょうが、それでも今の尋常でないサービサーに打ち勝つことを考えざるを得ないと思います。






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