今まで2年近く何も無かった保証協会とサービサーから、
1週間も経たず相次いで催告書と云うより、支払い相談書が
届いたのです。彼が社長をしていた会社の保証債務です。
先に来た保証協会だけの時は、出向いて相談しようと考えていました。
年金暮らしです。ほかに収入はありません。しかも此処6年間は
払ってなく、ひょっとすると時効かも知れません。其れも持ち出して
交渉するつもりでした。
しかしサービサーからの支払い相談を見て彼の気持ちは動揺しました。
今まで2年近く請求が無く、彼は請求が無くて終わるのではないかと
淡い希望すら持っていました。其れが突然来たのです。
このサービサーの手強さやあくどい事は先輩から聞いております。
身内が自宅を買い戻して、債務者が其処に住んで居るときは、
良く詐害行為の訴訟を起こし、多額の和解金を得ています。
又、その他の例では、債権譲渡して税務署も差押えなかった
医師の診療報酬を詐害行為の訴訟を起こて居る例もありますし、
不動産の買戻し請求権すら差押えたなど、予想しなかった事を
やっています。そう持っていくために預金の差押や財産開示の
申し立てなど日常茶飯事です。
彼も子供名義で買戻し、元の自宅に住んでおります。
先輩は其れならば、先手を取って破産をしよう。
同時廃止の破産ならば費用も全然安くあがるよと薦めてくれます。
彼は破産をする事に決めました。しかし、此れに付いて問題が
あることもも気付きました。一つは、会社も破産をしないと、
その保証債務は破産できないと言うことです。
会社は今は休業状態です。が、山林を持っています。
銀行はこの山林を売ろうとして諦めました。無価値で売れません。
そんな不動産でもあると解かれば破産費用はぐっと高くなります。
保証人個人の方にも問題が有ります。
農地ですが300坪ほどの畑があります。これは取られないように数年前、
100万の抵当権を付けて居ます。お金は動かして居ません。
今のままですと100万の価格はつかないでしょう。しかし宅地の中に
有りますから地目返還は申請できます。若し出来れば価値は上がります。
この土地のあることも銀行は知っていました。
もう一つ気になる事があります。
彼の会社は銀行からサービサーに債権譲渡された時に収益物件つきで
譲渡されたのです。月に300万上がる優秀な物件でした。サービサーに
譲渡された時、彼は銀行に続けて居た家賃分の返済をやめました。
たとい1-2ヶ月分でも家賃を自分用として蓄財をしたのです。其れが
1-2ヶ月と思っていたのが以外に長く出来、1年半くらい続いたのです。
純利で4500万の資金を自分の懐に入れました。其れは老後の資金として
息子が居る東京の銀行に預けています。若しその頃の家賃の流れが
調べられるようならば、此れも直ぐにばれてしまいます。
預け場所も露見するでしょう。
弁護士に言うと弁護士は職務がら其れを公にする事を命じます。
黙って居ても、ばれなければよいですが、万一ばれれば弁護士は
怒って救っては呉れないでしょう。
破産をせずにサービサーとの和解交渉にしようとも思いますが、
このサービサーの噂を聞けば聞くほど、自宅の事など詐害行為で
やられそうです。財産開示も良くやるとも聞きました。
家賃をためた虎の子の4500万は直ぐに見つかりそうです。
彼は会社も個人も土地のことは一切言わずに破産する事に決めました。
解かったら解かってその時だ。別に欲しい土地ではない。
取られるのは平気だ。家賃の未処理は、マンションが売れたのが
2年前だから家賃の未払いはそれ以上前のことだ。聞かれたら帳面も
解からないと答えよう。と云うつもりです。
保証協会もサービサーも後10日ほどで返事の期日があります。
明日は弁護士に相談しようと思っています。
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1週間も経たず相次いで催告書と云うより、支払い相談書が
届いたのです。彼が社長をしていた会社の保証債務です。
先に来た保証協会だけの時は、出向いて相談しようと考えていました。
年金暮らしです。ほかに収入はありません。しかも此処6年間は
払ってなく、ひょっとすると時効かも知れません。其れも持ち出して
交渉するつもりでした。
しかしサービサーからの支払い相談を見て彼の気持ちは動揺しました。
今まで2年近く請求が無く、彼は請求が無くて終わるのではないかと
淡い希望すら持っていました。其れが突然来たのです。
このサービサーの手強さやあくどい事は先輩から聞いております。
身内が自宅を買い戻して、債務者が其処に住んで居るときは、
良く詐害行為の訴訟を起こし、多額の和解金を得ています。
又、その他の例では、債権譲渡して税務署も差押えなかった
医師の診療報酬を詐害行為の訴訟を起こて居る例もありますし、
不動産の買戻し請求権すら差押えたなど、予想しなかった事を
やっています。そう持っていくために預金の差押や財産開示の
申し立てなど日常茶飯事です。
彼も子供名義で買戻し、元の自宅に住んでおります。
先輩は其れならば、先手を取って破産をしよう。
同時廃止の破産ならば費用も全然安くあがるよと薦めてくれます。
彼は破産をする事に決めました。しかし、此れに付いて問題が
あることもも気付きました。一つは、会社も破産をしないと、
その保証債務は破産できないと言うことです。
会社は今は休業状態です。が、山林を持っています。
銀行はこの山林を売ろうとして諦めました。無価値で売れません。
そんな不動産でもあると解かれば破産費用はぐっと高くなります。
保証人個人の方にも問題が有ります。
農地ですが300坪ほどの畑があります。これは取られないように数年前、
100万の抵当権を付けて居ます。お金は動かして居ません。
今のままですと100万の価格はつかないでしょう。しかし宅地の中に
有りますから地目返還は申請できます。若し出来れば価値は上がります。
この土地のあることも銀行は知っていました。
もう一つ気になる事があります。
彼の会社は銀行からサービサーに債権譲渡された時に収益物件つきで
譲渡されたのです。月に300万上がる優秀な物件でした。サービサーに
譲渡された時、彼は銀行に続けて居た家賃分の返済をやめました。
たとい1-2ヶ月分でも家賃を自分用として蓄財をしたのです。其れが
1-2ヶ月と思っていたのが以外に長く出来、1年半くらい続いたのです。
純利で4500万の資金を自分の懐に入れました。其れは老後の資金として
息子が居る東京の銀行に預けています。若しその頃の家賃の流れが
調べられるようならば、此れも直ぐにばれてしまいます。
預け場所も露見するでしょう。
弁護士に言うと弁護士は職務がら其れを公にする事を命じます。
黙って居ても、ばれなければよいですが、万一ばれれば弁護士は
怒って救っては呉れないでしょう。
破産をせずにサービサーとの和解交渉にしようとも思いますが、
このサービサーの噂を聞けば聞くほど、自宅の事など詐害行為で
やられそうです。財産開示も良くやるとも聞きました。
家賃をためた虎の子の4500万は直ぐに見つかりそうです。
彼は会社も個人も土地のことは一切言わずに破産する事に決めました。
解かったら解かってその時だ。別に欲しい土地ではない。
取られるのは平気だ。家賃の未処理は、マンションが売れたのが
2年前だから家賃の未払いはそれ以上前のことだ。聞かれたら帳面も
解からないと答えよう。と云うつもりです。
保証協会もサービサーも後10日ほどで返事の期日があります。
明日は弁護士に相談しようと思っています。
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