かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

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いらない不動産

2007-12-17 | 事例
もう来ないと思っていたサービサーから今頃になって督促状が来ました。
連絡下さいと続けて2回通知がありました。
続けてもう1軒のサービサーからも通知がありました。
この2軒が未だ残って居たのです。

人の話を聞くと1軒の方はそんなに酷い事をしない、
払えるだけ払っていけば勘弁して呉れるらしいですが、
もう1軒のサービサーの方は酷いそうです。

銀行と話し合い、身内が買い戻した不動産すら、いちゃもんをつけ、
詐害行為で訴訟を起こしたり、買戻権を付けた不動産を値上がり
したために買戻権を差押さえたり、又、譲渡された医師の診療報酬を
詐害行為で告訴したり、回収するためには何でもやるサービサーと
聞きました。しかもサービサーは、年金で暮らすような年寄りを
主体に狙ってくるらしいです。

今までの自宅に住んでおります。担保だったですが、私の会社の
社員だった息子が買い戻しました。もう3年以上前です。
そんな自宅は必ずいちゃもんを付けられると言うのです。

仮にいちゃもんが無くても、もうサービサー2軒相手に返済も
出来ません。その為に起こるいさかいなど、出来ません。
今はつつましい年金暮らし、名誉も傷つくようなこともありません。
破産をする事に決意しました。それに資産も何もない場合、
破産費用も安くて済むと聞いております。

弁護士に相談しました。何か難しいことを言って居ます。
会社の保証債務に為の破産であるから、会社も破産しないと
保証人の破産は出来ないとのことです。幾ら営業をして居ない
会社でも、先ず会社が破産をしないと個人の破産は認められない
と言いのです。

しかも間の悪いことに、会社の決算書には山林が残っているのです。
取得の経緯は省略しますが、酷い物件です。斜面の崖と云うような
ところで何の役にも立たずに、土砂崩れなどの対策に一苦労して
居る物件です。銀行も物件を知ってから何も言わなくなりました。

弁護士は先ずこの土地の換金化を計る。どうしても出来ない時は
仕方無いが、それでも、此れがあるうちは会社の破産は終了しない
と言うのです。こんな土地、お金を付けても貰う人は居りません。

それだけでは有りません。個人でも土地を所有しているのです。
自宅から数十メートル離れた調整区域に200坪の小さい畑を持って
います。道に面して居ない、囲ぎょう地の土地です。畑は以前から
隣を耕作する農家に只同様で貸しています。それでもとられるのが
惜しく、会社がおかしくなり始めた頃、知り合いに断って100万の
抵当権を付けています。勿論金の動きはありませんでした。

以前和解をしたサービサーはどうして知ったのかこの不動産を
知り、彼に売却を迫りました。彼は断りました。サービサーは
いろいろ調べたらしいですが結局競売もしませんでした。
弁護士は此れにも五月蝿いことを言うのです。調べようが無いから
何も弁護士に言わなくて、資産のあることを黙っていればそれで
通したが知った以上正式に申告してもらわないと困る。
そして換金化に努めよう。と言うのです。

此れは山林と違い、今の耕作者に名義を変えるといえば農業委員会でも
直ぐに認めるでしょう。価格は只でしょう。今の耕作者はお金を出して
買うような人ではありません。

今まで持っていても何の役には立ちませんでした。しかし土地が
有るということで気持ちの上で違っていたでしょう。この土地すら
取られるとなれば余りにも淋しく感じます。

あるが為に破産代も高くなり、その代金の1部も生み出せないです。
全く邪魔な不動産が二つあります。

迷っています。高い金額で破産申請は嫌です。第一出来ません。
このままサービサーと対決するか、しかし自宅にいちゃもんが付けば
其れは尚いやです。其れとも弁護士を変えて畑のことは何も言わず、
会社の決算書も見せないか固定資産のところだけ改ざんして依頼する
かのどちらかと思っています。

只で手放してもよい不動産。
破産の足を引っ張るとは思いませんでした。





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