好天に恵まれ、二年ぶりにバイクで来ましたが、先輩に伝えた時刻に15分遅刻。
「混雑は小岩井まで。」と思ったら、市街の入口までビッシリ。一昨年の二の舞だ。
先に着いたコン先輩から着信があった時は、46号から二度目の退避中だった。
五月の盛岡。緑の美しさ、空気の清々しさ・・、語彙を越えた、五感で感じる世界。
母校キャンパスも春の光に包まれ、目に映るすべてのものが活き活きしている。
木漏れ日の射す芝生の上に、今年の「アラウンド還暦」たち。四人とも、赤パン。
久し振りに、秋田からアネが参加。あれ?、アネよ。来る時、ヤスを見なかった?
若手OBが現役を圧倒?した後、ボク等にもソンタクして時間をくれた。
張り切ってグランドに出たけど早々に膝を痛め、ここだ!と出た瞬間、大腿部がプチッ。
ハイ・タックルを吹こうとしたカンチャン。やったのがアネと知り、ビビって流した。
最後の10分、赤パン三人が一緒にグランドに立った。こんな事はなかった。快挙!
オサムは今年も五月病の肉離れでベンチ。来年は、必ず、出ろ!
今年も、現役かと見紛うほどの若いOBばかり。来年は、もっと、「赤」が目立つといい。
試合のあとは、「このために来ている。」と言っていい、「いかり」で喉を潤すはずが・・。
OB会長カツが総会欠席で、コン先輩が会長挨拶の代行を頼まれてしまった。
よりによって、こんな夏日! 汗かいて喉がカラカラだっていうのによ! このカツ!!
本来なら「いかり」で小休止するところ、コン先輩とたっぷり三十分、歩き通した。
射す様な西日を浴びて、喉が「飲みたーい!!」と悲鳴を上げている。
総会を終え、待望の現役との懇親会。OB不足がたたり、乾杯の音頭のお鉢が回ってきた。
グズグズしてるボクに、コン先輩が「Oka、早くやれ!」の一言で宴がスタート。
例年になく、どこか盛り上がりが・・。何故・・? OBのテーブルが少ない!!
櫛の歯が欠るように、年々、OBの参加が減少している。弱い現役のことより寂しい。
宵闇に浮かぶ、岩手山・・・。言葉にならない。
「黒岩手だね。」と、オサムが言った。
そんな呼び方あったかあ?と首をかしげつつ、今度こそ「いかり」へ歩く。
秋田人アネには、やっぱり、酒が似合う。
同じBKだったオサム。試合中、ネイティブ秋田弁が解らず、会話に成らなかったという。
オサムが言うからおもろすぎる。まるで、漫才を聴いてるようだった。
実は、OB戦の珍プレー賞として、白ストッキングを頂戴した。
別に本命がいたけど、懇親会を欠席したので、次点?のボクに回ってきた。
授賞理由は突然の肉離れ。「珍」は好かん! 今度は、本当のMVPを目指す!!