okashihimeのおやつな生活

   こんなお菓子やあんなお菓子・・・そして、ときどきごはん。

中尊寺で初詣 @平泉

2012-01-06 23:45:16 | 岩手のおやつ

 初詣に、中尊寺に行きました。

 いつもは、寒いし、お正月はゆっくりしていることが多いのですが、今年は思い切ってとびだしました!めでたく世界遺産に登録されることになった平泉。昨年は、いろんなこともありましたし、みんなが注目してくれている平泉に、今いかなくてどうする!というノリで(笑)。

 お正月らしく、五色の幕を張られたお堂、晴れがましいですね。手を合わせ、今年1年の平穏をお願いしてまいりました。

 「月見坂」、境内まで、樹齢300年以上の見事な杉林の中を登ります。この坂、結構、ありますよ~。金色堂まで700m!運動不足の身には少々きついです(涙)。

 でも、月見坂の途中からは、こんな田園風景が見渡せます。「夏草や 兵どもが夢の跡」と芭蕉が詠んだ古戦場がこの辺り。

 右上の山に、雪で白く「大」という文字ができているの、わかります?平泉で、毎年8月に行われてる大文字焼きの山です。束稲山(たばしねやま)というんですよ。

 この鐘楼は、特別な年にだけ、鳴らされるのだそうです。阪神・淡路大震災、NYテロ事件・・・先日の年越しの際にも、この鐘が鳴り響きました。

 お参りの後、本堂の左手にあるお茶室でちょっと休憩。松下幸之助氏が寄贈したという「松寿庵」というお茶室です。

 床の間もお正月の本式のお飾り(らしい)。いいなぁ。それに、ちゃんと暖房が効いていて暖かい!うれしい!

 お菓子は、水沢の後藤屋さんの「駒かすみ」。

 白の練りきりに、小豆やくるみをいれたお菓子です。練りきりは少し甘めで、くるみの香ばしさとよい味わいになっていますよ。

 ・・・でも、¥1000のお茶席だったから、ホントは生菓子を期待してました。。。これ、好きなお菓子なんだけどね。

 お正月のお祝い?にいただいた扇子。干支にちなみ、タツノオトシゴの模様です。これはなかなかすてき!

 お茶は、椅子席で、気軽にいただけますよ。

 平泉駅にあったポストには、華鬘(けまん)が!

 中尊寺の金色堂にも施されている、華唐草を透かし彫りした美しい金銅製の仏具です。

 こんな感じ。

 いまはもう閉店していますが、昔、一関に「金光堂」(きんこうどう)というお菓子屋さんがあって、そこの看板商品が「けまん煎餅」だったんです。小さい頃は、「なんか古くさい」イメージだったのですが・・・今思うとありがたいお菓子でした。

 

中尊寺 HP

岩手県平泉町平泉衣関202 0191-46-2211 

 

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蔵元レストラン世嬉の一 餅膳

2012-01-06 23:38:55 | 岩手のおやつ

 一関の「食」といえば、餅料理。お正月はもちろん、祝いの席や節目節目のハレの行事食として、年中おもちが登場します。わたしも、お誕生日会、お餅だったなぁ。

 市内には、お餅の専門店もいくつかありまして、こちらの「世嬉の一」(せきのいち)さんでも餅膳をいただけます。毎日餅つきもしていて(震災後はわからないけど・・・)、団体の観光客にも人気のお店です。

 こちらが餅膳(¥1300)。4種類のお餅とお雑煮、小鉢やお漬物がついたセットです。

 あんこ、えび、ごま、ずんだ。真中は大根おろし。

 お餅を食べる順番もあって、いちばん先はあんこ!あとは・・・我が家は甘いものから辛いものへ順にたべるのだけど・・・他所もそうかな?家ではたくさんつくるので好きなものをおかわりしますが、最後に、またあんこ!というのはNGです。

 最後はお雑煮。

 このあたりのお雑煮は、「引き菜」と呼ばれる大根、人参、牛蒡などの根菜の千切りをたっぷりいれるんです。お椀からあふれるくらい山盛りに。こちらのは、おすまし風の上品な仕上げですが(笑)。・・・そして鶏肉が入っていた!一関のお雑煮には、お肉もお魚も入らないと思っていましたよ。やはり家によって違うんですね~。同じ岩手県でも、沿岸地方のお雑煮は、くるみだれをつけて食べるんですって。先月の家庭画報でも紹介されていて、知らずにいたのでびっくりでした。

 この他、10種類のお餅とお雑煮がついた本格的な「果報もち膳」(¥2100)もあります。納豆やくるみ、しょうが餅をいただけますよ。

 もともと、こちらは世嬉の一酒造というお酒屋さんで、敷地内には、ビアレストランやお酒の売店もあるんです。前にご紹介したことがある徳蔵cafeもこちらのお店。ランチタイムの後の14:00-17:00の時間帯なら、徳蔵cafeでも、4種類のお餅のセットがいただけます!

 ・・・ところで、「はがき商品券」ってご存知ですか?「はがき商品券」(一口¥5000)を買って東北のつくり手に郵送すると、そのつくり手から東北のたべものが届くという、はがきをつかったお取り寄せ。東北の被災地の企業を応援する取り組みとして始まった活動です。ネットでの買い物も便利ですが、手書きのはがきで気持ちも一緒に贈るというのも、ちょっといいですよね。こちらの世嬉の一さんや遠野の多田農場さんも「つくり手」として参加しているんですよ。詳細はこちらのHPをどうぞ。

 

世嬉の一酒造株式会社 HP

岩手県一関市田村町5-42 0191-21-1144 レストラン11:00-21:00(平日の14:00-17:00はclose)

 

 

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