御池通りと一筋下にある姉小路通りの周辺は、俵屋旅館や柊屋旅館、和久傳など京都を代表する老舗旅館や料亭、和菓子屋さんが多いエリアで、独特の風格を醸し出しています。
近くまできたので、憧れの俵屋旅館が手掛けるカフェ、「遊形 サロン・ド・テ」に寄ってみました!
ブランチメニュー(11:00-13:00)のたまごときゅうりのサンドイッチ。
オーダーしてから焼いてくれるたまごは、とろとろ~!ハーブ入りの手づくりマヨネーズが、タルタルソースのようにまろやかです。おいしい~♪
きゅうりも冬とは思えないくらいみずみずしく、厚めにスライスしたハムも食べ応え十分。こちらは、少し酸味のあるマスタード風味。
みためはシンプルですが、さりげないこだわりのサンドイッチ。もともとはご当主が、外国人のお客さまのためにつくられていたメニューなのだそうです。(ちなみに、このお皿も、ご当主のデザインによるもの)
坪庭を眺めながら、ゆっくりとした静かな時間。店内の1つ1つのものに気配りを感じ、行き届いた空間にカラダがうっとり。目に見えない何かに癒されていきます。お茶しているだけなのに、心がどんどん豊かになりますよ。
「サンドウィッチとコーヒーあるいは紅茶」は¥1800。
デザート類では、季節メニューのりんごのタルトなどがありました(ドリンクとのセットで¥2200)。個人的には、ごはんメニュー、もう1-2品あるとうれしいなぁ。
北欧の家具がゆったりと並ぶ店内。椅子は、俵屋のご当主のコレクションだったものなのだそうです。
現当主でいらっしゃる11代当主の佐藤年さんの旦那様は、写真家で大学教授だった故アーネスト・サトウ氏。俵屋旅館内には、アーネスト氏のかつての書斎が、宿泊客に開放されているそうです。行ってみたい!
かんばん?もすてき♪
すぐ近くには「ギャラリー遊形」があり、俵屋旅館で使われているグッズや作家さんの作品などを買うことができます。
実は、千本玉寿軒さんの雪餅をのせた粉引のお皿も、遊形で買ったものなんですよ。細川護光さんの作品です。
遊形 サロン・ド・テ
京都市中京区姉小路麩屋町東入ル 075-212-8883 11:00-19:00 休:火