福島にて 地元いざかや「轟座」

久しぶりの福島での外食、それも夜
イタリアン、フレンチにワインがいいかなとあれこれ探したものの
やはり地元の美味しい名物をあてにうまい地酒をとこちらを探して訪れた。
靴箱に納めて上がると
入り口で検温、消毒を終えて入店なり
カウンター席でもよろしいですかとのことですぐにご案内
カウンターと言っても広く長く、他の席とそう変わらない
ずずずいっ～と一番奥におさまる

土曜の夜で店内は結構なキャパだが満席でにぎわっている

まずはずっと食べたかった鰊の山椒漬け
残念ながらちょっと切れているとのこと
接客がうまい。
メニューにも載っていなかったのでもう扱っていなかったようだが
本当に残念そうに感情を込めてないことを知らされたので
一番食べたかったものがしょっぱなからないのでガクッときたものの
気を取り直して、いかにんじん、紅葉漬け、会津の赤身馬刺し、目光の唐揚げとオーダー
初めて「もみじ」ではなく「こうよう」と読むのだと知った。

餃子にビールで少しおなかに入れてきたので
福島各地の地酒を少しずつ飲みたいと飲み比べセットなるものを聞いてみるが
特にないとのこと・・・だが、
小さいグラスで少しずつはご用意できるかもと確認してきてくれるという
少ししてグラス現物を持って、メニューのこちらとこちらのものを２００円引きで
このグラスで並べてご用意できますとのこと
接客はかなりのもの

純米酒を中心に県内各地のを５種類ほどお願いして飲み比べ
それぞれの名称を手書きでグラスに添えてありセットにして持ってきてくれた
奥の松、天明、奈良萬などなど


突き出しの３種盛もなかなかの彩と味わいで魅力的
有資格者の板前のいるお店とどこかにあったが盛付けも美しい
紅葉漬けは思ったよりしょっぱくてご飯に合いそうだったし
いかニンジンは結構ニンジンが細目でイカが目立つようにしつらえてあった。
会津の馬刺しは会津坂下に食べに行った時のように分厚くてかむほどにうまみたっぷり
添えられたニンニク味噌が美味しくて好き

九州産の馬刺しにはこれはつかないもんね～などと思ってしまう

福島牛の網焼き２種もおいしい。
〆は焼きおにぎり、しょうゆと味噌のを半分こずつシェアして青のりのみそ汁

今度は絶対、鰊の山椒漬けが食べたいなあ～