てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

成人の証し

2006-01-09 07:16:16 | ビジネスと社会
 かつては1月15日小正月に行われていた成人式だが、連休を増やすという理由から1月の第二月曜日となった。今年は今日(9日)がその成人式である。

 総務省が昨年末発表した人口推計によると戌年生まれは975万人で、総人口(1億2771万人)の7.6%を占める。男女別では男性が473万人、女性が501万人だった。
 一方、2006年の新成人は、143万人(男性73万人、女性70万人)で、2年連続で減少した。総人口に占める割合は1.12%となり、丙午だった1966年生まれの全員が成人になった87年1月1日時点の推計と並ぶ過去最低の水準となった。少子化の影響で成人の減少傾向は当分続くと予測している。

 新成人を迎えて人それぞれに思いがあるだろうが、私にとっては「成人とは社会の中で権利行使ができると同時に当然責任を伴うもの」と理解している。端的な例として「選挙権」と「犯罪時の実名発表」であろう。

 わが三人の倅が成人式を迎えた時、そのことを自覚して貰うため、それぞれに印鑑セット(実印と認印)を贈った。社会人になれば時には印鑑証明付の保証人を頼まれることもあり、またひとたび保証人となれば大きな責任がついて回る。われながら気の利いたプレゼントだったと自画自賛している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする