てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

血は水より濃い

2006-01-04 21:03:17 | ファミリー
 「血は水より濃い」と言うけれど、正月休みの団欒の一時、「きれい好きかどうか」に話が及び、変な所で濃い血のつながりを感じた。

 長男は、「未だに“つり革”に堂々と触れんし、例え車内が突然に揺れても手すりをとっさに掴むことすらはばかる」ほど。
 外出先の便座には閉口だし、用便後の手洗いはドアに足はさんでおいて済ませ、ノブに触らずにすり抜ける。
 エレベータの釦を押す時は勇気がいり、必要最小限の面積にとどめる。買ってきた本の表紙は、ちり紙でふき取った上でないと手にしない。勿論、一日に何度も手洗いを励行するが、異常なほどの潔癖症。
 起源をたどれば昔、私が何気なく『(誰が触ったか分からぬ)エスカレータの手すりには触るな』と注意した(?)ことが身に染み付いているそう。『三つ子の魂百まで』とはこのことか。

 清潔ということについて二男は、「子どもが口にするものはアルコールで拭くこともある」と話したのに続けて、「購入品の入っていた箱はアルコールで拭き、すべてに購入月日と値段などを記して保存する」と几帳面さを披瀝する。これなども私譲りのようだ。

 こと「潔癖症と几帳面さ」関しては、三男には遺伝はしていないようだが、他のどうでもいいことが、孫にまで似ていて「隔世遺伝」をも実感した。勿論、親子と言えども当然人格は別だが、恐るべしDNA!
コメント
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