てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

厄払い

2006-01-08 15:28:10 | ビジネスと社会
 二男、三男の嫁が揃って大厄なので、正月に気持ちばかりの祝いを包んだ。三男の嫁は、早速に今日、吉備津神社にお参りして厄払いを済ませ、お神酒とケーキを届けてくれ、みんなで祝いをした。

 厄年というのは陰陽道で説かれた考え方で、一生のうちで特定の年に災難がふりかかることが多いとされた年令(いわゆる節目)厄年のこと。古来より日本では、厄年と言って、人生の節目に立った時、今まで以上に健康に気を配るきっかけを得る。
 振返ってみて確かに厄年と呼ばれる頃に、男性・女性問わず肉体的にも精神的にも大きな転換期や人生の岐路に立つことが多いように思われる。

 地域や時代によっても異なるが、一般的には数え年で、男性は二十五歳・四十二歳・六十一歳、女性は十九歳・三十三歳・三十七歳が厄にあたる。特に男性の四十二歳と女性の三十三歳は、それぞれ四二(死に)三三(さんざん)といって「大厄」とされ、その前後の年を前厄・後厄として三年間身を慎しむものとされる。また女性19歳(重苦・じゅうく)、男性25歳も厄年と言われている。

 なお余談ながら、女性は男性の厄と厄に介し、これが“厄介者”の語源とされる俗説があるが、女性蔑視とのそしりを受けそうなので、あくまで俗説だろう。
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