てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ギターライフの本格始動

2008-07-05 14:18:08 | 舞台、ライブ
 四国地方は平年より13日早く、昨日梅雨明けしたとみられると発表があった。岡山は梅雨明け宣言こそないものの“セミの初鳴き”が聞かれ、特有の蒸し暑さで寝苦しい熱帯夜となった。お陰で明け方まで悶々として熟睡できず「ギター音楽院」へ進む夢をみた。

 今更ギターのプロを目指している訳ではないが、せっかくやるからには中途半端ではだめ。いくら時間をかけても上達は望めないと思い切り、本日新堀ギター音楽院へ入学を決めた。

 いまや新堀メソードは全国に広がり、「岡山新堀ギター音楽院」は岡山県内に5箇所教室を持つ。その中から一番我が家に近い岡山本院(JR岡山駅前)を選んだ。
 1カ月3~4回、年間42回の個人レッスンを基本としている。小生は普通コースの「土曜日の午前10時から30分間」となった。
 本院の講師中谷貞夫氏は、公民館ギター講師中谷匡志氏のお父上で、「此の親にして此の子あり」と思わせる温厚篤実なお人柄の方である。ちなみにお母上の中谷良子氏は倉敷教室の講師を務めておられるというギターリスト一家である。
 先の話だが、本格的に学びたい者、専門家になりたい者には、日本ギター専門学校や国際新堀芸術学院という専門家への近道も用意されている。
 
 初日の今日は、いきなり腕試しに「アルハンブラの思い出」と「禁じられた遊び」を弾かされ、すべて当方のレベルが計り知れたようだ。「練習曲として続けておられたら宜しいと思います」とだけ前置きの上で、「姿勢・爪の揃え方・右手の練習」というイロハのイからご指導を受けた。
 先日来の暑さと、緊張感から30分間ドッと大汗をかき、右手も左手もまるで“他人の手”のような感覚だが、いわれる通りに弾くだけでこれまでと明らかに違った“響きのある音色”に変わった。改めて基本の大切さを思い知った。

 レッスンの最後に先生からは、「ギター向きのいい爪をしている」、「指使いが柔らかいですがどんな仕事をしておられました」と2点を褒められた。頂いた本校の案内リーフレットの『3歳から80歳を過ぎた方まで習っています! 人生90年ライフに始める人がどんどん増えています』のセールスポイントに大いに励まされた。六十の手習いではあるが、ギターライフの本格スタートの日となった。
コメント (10)
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