てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

禅の教え

2008-07-07 22:28:01 | ビジネスと社会
 NHK総合テレビのバラエティー番組で、毎週月曜日午後8時から放映の「鶴瓶の家族に乾杯」が好きで比較的よく観る。鶴瓶とゲストが手分けして全国各地のさまざまな家族に“ぶっつけ本番”の出会い旅を繰り広げる。
 申し合わせたように登場する人物が全員ホットな心の持ち主で、ごく庶民的な人ばかりなので、人と人の素晴らしい巡り合わせに、いつもホッとさせられる。
 
 今夜は三男宅でかみさんのバースデー・パーティーをやってもらい、帰宅後にスイッチを入れたので番組も後半だったが、まさにクライマックスに立ち会え感激した。
 鶴瓶は、福井県の永平寺中学校を訪れて、生徒たちが禅の教えを生かして学校生活を送る姿に感激するのだが、こちらまで貰い泣きほどではないが甚く感動した。

 第1点は全校生徒が下校の際、校門で一礼して学校を後にする姿ある。開校以来50数年間営々と継承されているそうだが、決してお仕着せやゼスチャーではなく心底からの行為と映った。
 第2点目は同校の清掃スタイルである。先ずは同校のホームページ>永中の清掃、をご覧いただきたい。清掃開始前にクラシック音楽をBGMに黙想正座してから、一斉に独特のスタイルで清掃に取り掛かる。

 放送が終わってからも、世の中まだまだ捨てたものではないと一縷の光明を見出した想いだ。こんな環境の学校にあっては、いじめや非行とは無縁だろう。叶うことなら、わが子や孫に是非とも経験させてやりたいものだと感じ入った次第。
コメント (6)
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