てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

農家の必需品

2008-07-16 23:28:47 | 農事


 リタイアを機に生活の贅肉落としに躍起になったことがある。各種保険の見直しを始めとして、身の回りから贅沢を一掃した。
 概ね正解だったが一つだけ間違いがあった。親父譲りの24年間愛用した軽トラックを手放したこと。年に数回農耕用に使うくらいで、これ以上の無駄はないと軽く考え廃車にした。メーターは2万kmも上がってないものだった。

 皮肉なもので手放した途端に結構「こんな時に軽トラがあれば便利なのに」と何度思ったことか。どうにか2年間は凌いできたが、軽トラは使う頻度こそ少なくとも“農家の必需品”だと、失って初めてつくづく思い知った。そこで再び軽トラを購入することに決めた。その代わり2台の乗用車のうち1台を下取りに出すことを条件にして。

 ホンダ、スズキ、ダイハツの3つのディーラーへ見積もりを取りに出向くことになった。その前に、知人のO本さんがホンダに勤めているので、相談するべく家に電話を入れるも留守。
 仕方なく飛び込みで、近場のダイハツへ。生憎定休日であったが、たまたま出社していたセールスマンが丁重に対応してくれた。

 続いて本命のホンダへ。勿論即決するつもりなどなく、あくまで見積りを。ところがその最中、当方の下取り車の車検証から担当セールスマンが「うちの所長と同じ所ですね!」ということになった。何と先ほど家を出がけに電話をしたO本さんが当営業所の所長と判明。早速にご本人に御目文字願い、事の顛末を話した。とんとん拍子に話が進み今更後には引けず、19日に成約の運びとなった。
コメント (10)
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