てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

カポックに花芽

2008-07-20 17:31:32 | 暮らしと生活

ブドウの房のような無数の蕾

 15年以上も前から栽培している観葉植物カポックの枝の先端に、まるでブドウの房のように小さな無数の蕾がついた。どうやら花芽が上がったようだ。
 カポックは、生長して木が古くなってくると、白っぽい花を咲かせる。未熟なうちは黄色、やがて桃色になり、熟せば赤色になる実がつくということを初めて知った。

 永年風呂の脱衣場においていたのだが、春先に大きい鉢に植え替えをし、ゴムの木と一緒に戸外に出している。多少日焼けして葉の色はあまり良くないが、1カ月ほど前から次々に蕾が出始めた。ここからはとてもスローペースで、花が咲くのはまだまだ先のようだ。皮肉にも庭先のピオーネは花芽が数えるほどしかつかなかっただけに、「吉兆」ではと蕾と共に胸を膨らませている。

 カポックの正式名は「シェフレラ・アルボリコラ」で、0℃程度の低温にも耐え、乾燥や日光不足にも強く挿し木、取り木で増やせる。丈夫で草姿がよく花言葉は「とても真面目」だそうだ。
 序ながらネットで調べたら『カポックノキは、アジアの熱帯地域で、20m以上にもなる。10㎝くらいの紡錘形の実をつけ、熟すと実が割れて「カポック」とよばれる綿毛がとれる。これがカポック繊維で撥水性に優れ、枕やクッションなどの詰め物として使われている。第二次世界大戦中は、救命胴衣などにも利用されていた。それで、今でも競艇界では救命胴衣(ライフ-ジャケット)のことを「カポック」と呼んでいる』とのこと。


蕾がやがて白っぽい花を咲かせる

色とりどりの実
コメント (6)
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