てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

食わず嫌い

2009-01-04 15:33:38 | 舞台、ライブ
 ケータイに三男からのSOSが入った。用件の十中八九は長渕剛ライブのエアチェックであるが、珍しく今日は違っていた。NHKの『課外授業 ようこそ先輩 スペシャル「心から叫べ!」』であった。

 当方は長渕剛といわれても騒々しいばかりで、とんと興味もなく危うく見落とすところだったが、新しいブルーレイレコーダーで録画するのは初めてとあって失敗してはならじと番組を観ながらの操作となった。
 
 当番組は各界の第一線で活躍する人々が出身校を訪ね、その専門とする世界と自らの人生について授業し、後輩の子どもたちに熱いメッセージを送るもので、これまで他のゲストが出演するものは何度か観た覚えがある。

 今回はスペシャルと銘打って『デビューから30年、多くのファンの圧倒的支持を集める長渕剛さんが母校の鹿児島南高校3年生を相手に、汗と涙の熱い授業を繰り広げる。テーマは「叫び」。長渕さんは高校時代いつも、恋や友情、悔しさや怒りなどの思いをギター片手に歌い叫んでいた。今回の授業では、後輩たちとふれ合い、本音をぶつけ合いながら、一緒に歌を生み出していく。卒業間近の後輩たちが、今の思いを率直な言葉にした。』(NHKの番組内容ガイドより)というもの。

 長渕さんが3日間の出前授業で、生徒と一緒になって「心の叫び」を詩に仕上げる熱血ぶりを目の当たりにして感動した。これまでの彼に対する先入観から敬遠していたが、長年に亘り幅広くファンを魅了する長渕イズムのようなものを読取った。

 次回(2009年1月25日放送)のゲストは、作家の新井満氏が母校の新潟県新潟市立寄居中学校を訪ね、「死の実験と生きる役割」をテーマに多彩な授業を繰り広げられるようだが、こちらも必見である。
コメント (6)
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