
花見日和が続くうちにと今日も満開の桜の下で昼食
「副作用がない薬はない」と言われる。『薬毒不二』の諺もあるように、薬は毒でもあり、両刃の剣とも言われる所以はここにある。
これまで家内は薬アレルギーに反応したことはなかったのだが、先の手術で全身麻酔導入の際に、中枢神経抑制作用のある「プロポフォール」という薬に対するアレルギーを持っていると判明した。麻酔導入時に発疹が表れたので、急遽他の薬に変えたら消失し、術中特に変化は見られなかったと言う。
次回手術をするときには心しなければならないので、万一外出先で不慮の事故に遭ったときなどに備えて、お守りに血液型とプロポフォール副作用のことを併記して首にかけておく必要がある。
プロポフォールの主な用途は医療分野における鎮静薬であり、副作用としては心臓および血管系に対して抑制効果を有するため、過剰に投与した場合心拍数、血圧の低下を招くことがある。
かのマイケル・ジャクソンは、プロポフォールの副作用が原因で心停止を起こし死に至ったという、一つ間違えば怖い薬である。
因みに小生が常用している薬は「アマリール」「リピトール」「アクトス」「サンリズム」の4種だが、「医者からもらった薬がわかる」サイトで引いてみると、夫々に効能と併せて副作用が記されている。
また薬と食べ物との相互作用にも気を付けたい。いわゆる食べあわせが悪いと、薬が効かなかったり、逆に副作用が出たりする。