てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ツワブキ(石蕗)

2010-04-11 16:54:00 | グルメと料理

ホームメイドのキャラブキ(庭のツワブキの前で)

 小欄「2010/3/6 半世紀にわたる思い違い」で書いたように、我が家の庭のあちこちに自生しているのがツワブキ(石蕗)と知ったばかりだが、さらなる新発見があった。

 あく抜きしたツワブキの茎を醤油などで煮込んだ伽羅色(濃い茶色)の保存食キャラブキこそはこれのことだった。てっきりフキ(蕗)を使って作るのかと思っていたら、もともとはツワブキの茎を利用していたそうだ。ツワブキの名の由来は、艶のある蕗(=ツヤブキ)からツワブキになったなどの説がある。
 そもそもは薬草で、今では全く用いないが、民間薬の領域で、生葉をおできや打撲の冷湿布として、また葉を炙り表皮を除いたものを、腫れ物などの外用薬にしたと聞く。

 寒い季節に庭を黄色で彩り、大いに目を楽しませてくれたツワブキの花だが、今では茎がスクスクと伸びている。
 早速にツワブキの佃煮に初挑戦してみた。仕上がりは上々で、先日の土筆の佃煮以上にヒットであった。ちょうど遊びに来た孫娘に試食させてみた。普段は結構好き嫌いがある子だが、大好評でいくらでも御代わりをした。

 他にも煮物、おひたし、佃煮、あえもの、天ぷら、粕漬け、塩漬け、カレー煮など食材として何でもOK。ツワブキ料理のあれこれはこちら。是非みなさんもお試しあれ!
コメント (2)
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