
痛々しいバンドエイド姿
あろうことか16日にギタークラブ発表会を控えているこの大切な時期に右手薬指の先を誤って傷つけてしまった。
三男の所の子供を預かっており、孫のために夕食の一品にレンコンチップスを加えよう思い、その下ごしらえをしていた時のこと。使い慣れない包丁ではなく、スライサーを使用しながら、家内からくれぐれも指や手の平を削らぬよう再三にわたり注意を受けていた矢先だった。
しばらく出血が止まらなかったが、傷は浅くさほどの痛みもないことを幸いに、バンドエイドで巻いて恐る恐るギターの弦を弾いてみた。
合奏曲は他の指でカバーリングが利くが、小生の独奏曲はトレモロ奏法なので薬指は不可欠である。p(親指)→a(薬指)→m(中指)→i(人差指)の順に音の粒を揃え弾かねばならない。痛みがないのでどうにか弾けそうだが、動きが鈍く全然力が入らない。
発表会まで残すは一週間と迫った。これまで日々練習に励んできた。尤も3年計画で取り組んでいる曲だけに、今回は未完のままでの中途発表となるのだが、何とか出場したいものと念じている。名誉の負傷とはいえ、なんとも不甲斐無い有様だ。
折りしも、今日4月10日は親父の祥月命日にあたり、24日には御袋の一周忌が控えている。さて、親父は天から何を発していたのだろうか。