比叡山団参2日目の旅程のメインは「海遊館」と、「落語家と行く なにわ探検クルーズ」の二本である。既に海遊館には4回ほど足を運んでいるので特に目新しいものはなかったが、「海遊館」の名称を決定したのは上沼恵美子さんと知ったことは意外な新発見であった。詳しくはこちら。
「落語家と行く なにわ探検クルーズ」(100,000円で貸切)は、落語家の案内で大阪の街を川から探検するツアー。今日の案内人はパンフレットに顔写真も載っていない新人「上方落語界の松坂大輔こと笑福亭喬若」。
湊町船着場をスタート早々、道頓堀川の水門を通過の際には、パナマ運河と同じ工法で水位を下げるという珍しい体験をした。
近鉄バッファローズの応援歌にあわせて前方に望む京セラドーム大阪のガイドあり。草野球モッチャリーズやモノマネベースボールクラブでは投手として活躍している喬若さんも、2時間10万円で借りて試合をやっているそうだ。
船は木津川を北上、中之島ウエストピアを右に見ながら大きく旋回し、今度は堂島川を西から東へとゆっくり進む。右岸に橋下大阪の市庁舎、大阪市中央公会堂などが見える。
左岸に桜の通り抜けで有名な造幣局が見えたと思うや、既に散り染めた桜が“花筏”となって、それもまた一興。大川まで遡った後は折り返し南下、土佐堀川へ。
喬若さん、ここで篠笛を披露。上方落語界250人の中で篠笛を吹ける人は8人しかいないとか。一行の中から「六甲おろし」をリクエストしたら見事に吹きこなした。
東横堀川水門でも水位を下げてから南下する。ここからは扇子とタオルを使って落語家芸のさわりを披露。うどんとソバを食べ分けるに20年、聞き分けるのに50年かかると笑わせる。
続いてしょうもない一言小噺、「ハトが糞をしたって→ふ~ん」、「囲いが出来たね→へぇ~~」「これ炭酸かい?→そうだ(ソーダー)」。「近くに便所ありますか?→とおいで(トイレ)」等々。
更に、お笑い大喜利と称して(へんが車の)存在しない漢字当てクイズ(題して無理矢理漢和辞典)。車白黒→パトカー、車赤→コカコーラの車、車口→シャベルカー、車子供→自動(児童)車、車回天→オープンカー、車酒酒→ハシコ車、車車→二輪車、最後に「車車車は?」と尋ね、すかさず「三輪車」と答えると、残念でした「とどろき(轟)でした」で落ち。
日本橋に差し掛かると「大阪ラプソディー」の歌のボリュームを目一杯上げ、屋根も窓も全開してムードは最高潮。喬若さんが両岸の道行く人に「どーも、どーも!」を大きな声を掛けると、大阪人特有のノリノリで元気一杯に手を振って返す。
相合橋、太左衛門橋を過ぎると右手には「ドンキホーテ観覧車」が見える。突如ここで歌は「六甲おろし」に変わる。タイガース優勝の折にはファンが飛び込むことで有名な戎橋をくぐり、すぐに左手に大阪・戎橋のシンボル「グリコの看板」が見えて来た。いよいよクルージングも終盤を告げる。この辺りの水深5㍍で船室下がり始めた。ほどなく船着場に到着し105分のクルーズをクライマックスのまま無事終えた。
別れ際に喬若さんに「どうも有難う。今後のご活躍をお祈りします」と握手を求めたら、思いの外小さいながらゴツゴツした手で「クイズでの名答ありがとうございました」と、強く握り返された。草野球の投手で鍛えた故か。

めちゃ明るい笑福亭喬若さん

見る間に水位が下がる

京セラドーム大阪

SUMITOMO HOSPITAL

大阪の八百八橋のひとつ?

話題に事欠かない橋下大阪市庁舎

市庁舎に隣接する大阪市中央公会堂

造幣局前の“花筏”

行き交う屋形船

造幣局の桜

この後手を振って応じてくれたなにわ?ギャルたち

喬若さんの篠笛に手拍子

右手の日本経済新聞社のビルの向こうに大阪城

林立するビル群

こちらからも手を振っての声援

大阪・戎橋のシンボル「グリコの看板」
「落語家と行く なにわ探検クルーズ」(100,000円で貸切)は、落語家の案内で大阪の街を川から探検するツアー。今日の案内人はパンフレットに顔写真も載っていない新人「上方落語界の松坂大輔こと笑福亭喬若」。
湊町船着場をスタート早々、道頓堀川の水門を通過の際には、パナマ運河と同じ工法で水位を下げるという珍しい体験をした。
近鉄バッファローズの応援歌にあわせて前方に望む京セラドーム大阪のガイドあり。草野球モッチャリーズやモノマネベースボールクラブでは投手として活躍している喬若さんも、2時間10万円で借りて試合をやっているそうだ。
船は木津川を北上、中之島ウエストピアを右に見ながら大きく旋回し、今度は堂島川を西から東へとゆっくり進む。右岸に橋下大阪の市庁舎、大阪市中央公会堂などが見える。
左岸に桜の通り抜けで有名な造幣局が見えたと思うや、既に散り染めた桜が“花筏”となって、それもまた一興。大川まで遡った後は折り返し南下、土佐堀川へ。
喬若さん、ここで篠笛を披露。上方落語界250人の中で篠笛を吹ける人は8人しかいないとか。一行の中から「六甲おろし」をリクエストしたら見事に吹きこなした。
東横堀川水門でも水位を下げてから南下する。ここからは扇子とタオルを使って落語家芸のさわりを披露。うどんとソバを食べ分けるに20年、聞き分けるのに50年かかると笑わせる。
続いてしょうもない一言小噺、「ハトが糞をしたって→ふ~ん」、「囲いが出来たね→へぇ~~」「これ炭酸かい?→そうだ(ソーダー)」。「近くに便所ありますか?→とおいで(トイレ)」等々。
更に、お笑い大喜利と称して(へんが車の)存在しない漢字当てクイズ(題して無理矢理漢和辞典)。車白黒→パトカー、車赤→コカコーラの車、車口→シャベルカー、車子供→自動(児童)車、車回天→オープンカー、車酒酒→ハシコ車、車車→二輪車、最後に「車車車は?」と尋ね、すかさず「三輪車」と答えると、残念でした「とどろき(轟)でした」で落ち。
日本橋に差し掛かると「大阪ラプソディー」の歌のボリュームを目一杯上げ、屋根も窓も全開してムードは最高潮。喬若さんが両岸の道行く人に「どーも、どーも!」を大きな声を掛けると、大阪人特有のノリノリで元気一杯に手を振って返す。
相合橋、太左衛門橋を過ぎると右手には「ドンキホーテ観覧車」が見える。突如ここで歌は「六甲おろし」に変わる。タイガース優勝の折にはファンが飛び込むことで有名な戎橋をくぐり、すぐに左手に大阪・戎橋のシンボル「グリコの看板」が見えて来た。いよいよクルージングも終盤を告げる。この辺りの水深5㍍で船室下がり始めた。ほどなく船着場に到着し105分のクルーズをクライマックスのまま無事終えた。
別れ際に喬若さんに「どうも有難う。今後のご活躍をお祈りします」と握手を求めたら、思いの外小さいながらゴツゴツした手で「クイズでの名答ありがとうございました」と、強く握り返された。草野球の投手で鍛えた故か。

めちゃ明るい笑福亭喬若さん

見る間に水位が下がる

京セラドーム大阪

SUMITOMO HOSPITAL

大阪の八百八橋のひとつ?

話題に事欠かない橋下大阪市庁舎

市庁舎に隣接する大阪市中央公会堂

造幣局前の“花筏”

行き交う屋形船

造幣局の桜

この後手を振って応じてくれたなにわ?ギャルたち

喬若さんの篠笛に手拍子

右手の日本経済新聞社のビルの向こうに大阪城

林立するビル群

こちらからも手を振っての声援

大阪・戎橋のシンボル「グリコの看板」