てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

趣味悠々

2007-06-07 17:02:46 | ホビー
 NHK教育テレビで「趣味悠々」という根強いファンを持つ人気番組がある。タイトルにある通り大人のための趣味番組で、ジャンルは多岐に亘っている。

 6月から、注目していた「今日から弾き始めよう 荘村清志のギターで世界の名曲を」が始まった。同番組のギター教室を観るのは、2005年4月~5月に放送された「あの素晴らしいフォークをもう一度 紙ふうせんのギター弾き語り入門」以来2度目になる。

 今回の荘村清志講師は9歳よりギターを始め、1964年スペインに留学し、ナルシソ・イエぺスほかに師事。68年帰国し、ソロ、オーケストラとの共演など幅広い活動を続けておられる。東京音楽大学の講師でもある。小生と同じ団塊世代である。

 放送予定は、6月6日~8月29日までの毎水曜日、全13回。練習曲はクラシックだけでなく、懐かしい映画音楽の名曲も取り上げられている。初級編では基礎的なテクニックの練習を、中級編では曲想の表現を中心にレッスンがあるようだ。

 小生のギターは、自他共に認める下手の横好きで、なかなか上達せず独学の限界を感じていたところ。これからはブラウン管を通して仲間と共に、“存分に音を楽しみながら悠々と”ギターを弾いていきたい。番組を明るく優しく進行してくださるのは田中美里さん。
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4年ぶりの健診

2007-06-06 11:27:26 | 健康と医学
 岡山市保健所が呼びかける健康診査(健診)を受診した。職場などで検診を受ける機会のない市民(自営業者・サラリーマンの配偶者など)が対象で、気心の知れた掛り付けの医院でも予約受診できるので気軽で便利だ。
 リタイアして以来初の健診だから、かれこれ4年以上も間が空いてしまった。

 内容は、基本健診として血圧測定、血液検査、尿検査、心電図検査がある。加えて、がん検診(胃がん・肺がん・大腸がん・前立腺がん)、肝炎ウイルス検査も受けた。

 料金は基本健診3,000円、肝炎ウイルス検査1,700円、がん検診6,100円ほどかかるが、一定の要件を満たせば無料で受診できるというありがたい制度である。但し、各健診とも年1回しか受診できない。同じ健診を2回以上受診した場合、実費全額負担となる。

 言わずもがな、病気への対策としては健康的な生活を送って発病を予防する「一次予防」、病気を早期に発見し早期に治療する「二次予防」がある。その点からも健診の意義は大きい。
 健康には留意して日課の「1時間ウォーク」は欠かさないし、「人参・リンゴジュース」も継続している。1週間後には出る今日の検査結果が待たれる。
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私のクールビズ

2007-06-04 22:26:50 | ファッションと美容
 クールビズがスタートして3年目の夏―。今年のトレンドは「かりゆしウエア」だそうだ。2005年の夏、小泉政権下で環境省が中心となって行なわれた、環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーンだが、政府はPRに余念がない。

 奇しくもこれに1年先駆けて、私もクールビズを実践している。リタイアする年の父の日に、二男家族から甚平をプレゼントされた。会社勤めを辞め、フリーとなった身の夏のインナーウエアとして、これほど相応しいファッションは他にないと自負している。

 惜しむらくは、人前では少々憚られることだ。日本の夏にピッタリの服といえば、やっぱり浴衣や甚平などの和服なのだろうが、甚平が果たして和服に入るのかどうか。小生は一線を画すると思うのだが。
 そしてもう一つ、ダイエットの上では大敵であるということ。ウエスト周りがゴムで、ラフがゆえについつい食べ過ぎサインを見逃し、見る間にひと夏でウエイトアップしたことだ。

 余談ながら、昔取引先販売所長と「(弊社の)社長を囲む会」を定例的にやっていた時のこと。ある年に社長から「お互いに肩肘張らず、自由な雰囲気の懇親会にするため、ネクタイをはずしてラフな格好で出席するように」とのお達しが出た。

 これを真摯に受け止め、「甚平にかんかん帽スタイル」で出席した御仁がいた。勿論、社長に非礼にあたらないか、事前にあれこれ調べた上での行動だった。
 当の社長がどう受け止めたかは定かでないが、誠にインパクトがあり、他のことでその日の話題の中心人物となった記憶がある。

 提唱者の政府与党幹部が揃って、地球温暖化対策を錦の御旗に「クールビズ」を売り物にして、好みのラフな格好で写真に納まってPRしている。どうもパフォーマンスに先走り、政治の浅はかさばかりが目立つ。
 年金問題を始め最重要課題が山積する中、せめて身なりだけでもキチンと整えて対処した方が、国民の目にも引き締まって見える。
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ホタル舞う恵まれた環境

2007-06-03 22:10:26 | 暮らしと生活

神秘の輝きを放つゲンジボタル(約3分間露光)



 昨日のこと、岡山市近郊に住む親友キムから「後楽園でホタルの観賞会があるで~」とお誘いを受けた。
 我が家では表の橋に出ると、手の届く所にホタルを見ることが出来、特段珍しいことでもないので、無粋にもせっかくの申し出を断った。

 今朝の山陽新聞では『岡山市の後楽園で2日夜、ホタルの観賞会が開かれ、親子連れら約1700人が庭園を彩る光の舞を楽しんだ。…この日、ホタルは約20匹が確認された。…』と報じている。

 我々は何と恵まれた環境の所へ住んでいることかと改めて思い直し、夕食を済ませた8時半過ぎ、近くの祇園用水までホタル狩りに出かけた。
 川岸では先客の家族連れやカップルが数組が、ゆっくりと明滅する黄緑色の光跡を眺めていた。ここのホタルの数はざっと50匹はくだらないが、こちらの思い通りには飛び交ってくれず、いい写真は撮れなかった。

 ホタルといえば、昨年は生まれて初めて“金ボタル(ヒメボタル)”を観に、県北新見市哲多町にある天王八幡神社を訪れ、夕闇に繰り広げられる幻想的な光の乱舞に感動したものだ。

 その時、写真撮影は技術的に叶わず、しっかりと自身の網膜に焼き付けて帰ったのだが、今年も再訪し是非ともナイスショットをものにしたいと念じている。見ごろは7月中旬で、今から待たれるところ。
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米作りで唯一の農薬散布

2007-06-02 15:18:04 | 農事
 
6条ずつ散布                  籾の芽と共に青々と茂る雑草

 5月16日に播種して2週間少々、籾の芽と共に雑草も生え、遠目に見ると田に筋が立たず、一面が青々としてきた。そこで「おいしいJA岡山の米栽培ごよみ」に基づく、除草剤散布の日を迎えた。

 作付けは2まち1反9畝なので、200㍑の水にサターン乳剤を溶かして、噴霧器(20㍑用)を背負って散布するのだが、これがかなりの重労働で約3時間少々かかる。そしていつも作業を終えると両肩がパンパンに凝り、全身の筋肉疲労がしばらく残る。

 わが農法の自慢は、できるだけ無農薬を心がけていること。但し、代掻きした圃場に苗を植え付ける「田植」と違い、籾を乾田に直接にまく「直播」のためどうしても草が生えやすいのが難点だ。
 従ってこの時期に1回目の、そして2週間空けた後、田に水の入る6月24日の2日前をメドに、2回目の除草剤散布が大仕事となる。除草剤以外の農薬は一切使わない。

 これさえ済めば、太陽の恵みの下、6月24日から9月いっぱいまでの100日間の水管理をこまめにやりさえすればよい。 「水見半作」といわれるように、水の管理が稲作の半分を占めるほどの大切な作業となる。


背負式噴霧器(20㍑用)
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