てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

現役とOB

2007-06-13 17:01:54 | ビジネスと社会
 昨日は元職場の若手からお誘いを受け、現役とOBとで懇親し痛飲かつ話が弾み珍しく午前様となった。

 話題はどうしても仕事のことに及ぶ。今更してもせんかたないのだが、長年のサラリーマンの性なるゆえか。

 メンバー中二人がOBで、現役組の中にも一人が卒業を1年半後に控えている。後は若手といっても夫々の職場の中枢を担っており、いずれも今や中堅として大活躍だ。斯様に後に続く人たちが逞しく育っており、その姿が眩しいばかりにみえた。

 このような逸材を各部署に配しているからには、社の将来は安泰だ。まだ捨てたもんじゃないと意を強くした。

 次回は8月に定年退職をするMさんの送別会で盃を酌み交わそうと約して散会した。
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父の日を前に

2007-06-11 23:14:06 | 暮らしと生活
   
   6月10付山陽新聞「ちまた」より

 義父宅で17日の父の日を前に夕食にいっぱい飲った。「長寿の秘訣は欠かさぬ晩酌」と言って憚らぬだけあって、義弟と3人で4合の燗では少し飲足りない様子。おんとし90歳である。
 義弟が2月で勤めを辞めて岡山へ引き上げてからは、親子でグラウンドゴルフに三日にあげず通っている。二人は良きライバルで、切磋琢磨し腕を上げているようだ。
 5月15日から6月8日までの間に10回通い(118ラウンド)、その戦績を一覧表で見せてくれた。それによると、共に大健闘である。

   トータル  平均  ホールインワン
義父 2,774  23.5   13
義弟 2,367  20.0   28

 赤磐市には今春市営グラウンドゴルフ場がオープンし、ここが格好の練習場となっているのだが、“90歳のプレーヤー”はちょっとした話題に上っている。
 10付の山陽新聞読者投稿欄「ちまた」でも取り上げられた。投稿の主は岡山市に住まわれる今吉里子さん(60歳)。日頃の運動不足解消のために、隣接の当グラウンドゴルフ場へ友達と初めて参加され、義父のプレーがひときわ目立つ存在だったようだ。

 今吉さんは、「人々との触れ合いを楽しみ残りの人生を健康で過ごせたなら、この上ない幸せだと思っている。」と結んでおられるが、同世代として父の日を前に身につまされるお言葉であった。



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サクランボ泥棒

2007-06-10 22:04:55 | 暮らしと生活
 店頭にサクランボが出回るこの時季になると、決まってサクランボ泥棒のニュースが後を絶たない。とくに山形では、赤いルビーと呼ばれる「佐藤錦」など、収穫真近のサクランボが大量に盗まれる被害が相次ぐ。

 つい先日は岡山・総社市の畑で、梅の木5本が枝ごとチェーンソーのようなもので切り取られ、収穫を控えた実を根こそぎ盗まれる事件があったばかり。

 手塩にかけたサクランボや梅が一夜にして荒らされてしまうのだから、頭を悩ませている農家も多く、精神的なダメージは計り知れない。このような盗難被害は年々エスカレートしているようだ。

 尤もこのような事件は、程度の差こそあれ何時の世もあることだ。小生が幼少の頃、家は専業農家だった。この時季には様々な夏野菜や果物を収穫・出荷していた。中でもスイカは狙われやすく、各農家とも畑の一角に小屋を建てて不寝番をしたものだ。子供心に親父のお供をした記憶がかすかに残る。
 幸いなことに我が家では被害に遭ったようには聞いていないが、親父は14年前に亡くなっているし、お袋は認知症なので確かめる術はない。

 冒頭のサクランボ泥棒対策だが、『東北総合通信局では、東根市農業協同組合の協力を得て、電波利用による盗難防止システムのデモンストレーションを実施している。システムには農場への侵入者を感知できる人感センサーやワイヤーセンサーがあり、侵入者を発見すると警報機等が作動し威嚇したり、高感度のカラーカメラやWEBカメラなどが侵入現場をおさえる写真を撮影し、パソコンに知らされる仕組みになっている。
 さらに、感知したデータやカメラの画像を即座に画像として自分の携帯電話やPHSに伝送する、連携プレーが可能。リアルタイムで届く情報なら、侵入者の早期発見につながる。』(ファンキー通信 )

 まさに防犯の世界にもデジタル化の波が押し寄せており、“スイカ泥棒不寝番”と比べて隔世の感がある。

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親友の証し

2007-06-09 22:04:32 | 暮らしと生活

ウェディング・ケーキ入刀

 親友畝尾の愛娘昌子ちゃんの結婚式に招かれ、チャペルでの挙式と披露パーティーでお慶びをしてきた。

 新郎と昌子ちゃんの馴れ初めは、お互いが某新聞社岡山総局時代の5年前に遡る。その彼は今では大阪本社社会部で大阪地検を担当する敏腕記者である。
 昌子ちゃんの就職口を頼まれたが当方は役立たずで、彼女の自力で新聞社の仕事に就いたのだが、結果的には大正解だった。就職のみならず、永久就職まで自らの手で掴んだのだから。

 披露宴では形式ばったことを一切割愛し、新郎新婦の学友や同僚によるスピーチと余興で大いに盛り上がった。極めつけは新聞社の同僚たちが制作した「結婚お祝い号」、並びに新郎のゼミ仲間の手になる「号外」が、この日のために特別発行され、参列者に配布されたことだ。二人の馴れ初め、エピソード、皆さんの祝辞などが紙面一杯に展開されており、口頭スピーチと違って活字で残るので、世界に一つの記念新聞となった。A3版だが折り目をつけるのは忍びないので、軽く丸めて持ち帰った。

 昌子ちゃんの義兄にあたる楽天イーグルスの愛敬投手は目下ファーム入りとはいえ、結婚式には参列できずメッセージを「結婚お祝い号」に寄稿していた。会って一日も早い一軍カムバック祈願を本人に伝えることが叶わず、ただ一点の心残りだった。

 私ども夫婦の席は、畝尾夫婦・畝尾弟夫婦と同テーブルで、まるで兄弟待遇を受け嬉しくも恐縮至極だった。これで畝尾の二人の愛娘の結婚式に参列でき、逆にわが長男の結婚式にも臨席して貰った。(勿論、三人の倅の結婚式の引き出物は、畝尾が心を込めて制作した備前焼の作品。)
 畝尾との付き合いは、高校時代に遡り43年来になる。まさに無二の親友と呼べる間柄で、これまでの人生の様々な局面で苦楽を共にしてきたといっても過言ではない。

 昌子夫婦の末永いお幸せと共に、畝尾家族との親交が益々深まることを祈念するばかりだ。


結婚お祝い号と号外


両親並びに新郎・新婦の謝辞


引出物の新作マグカップ
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生き方

2007-06-08 21:54:30 | ビジネスと社会
 弟が、「生き方―人間として一番大切なこと」という言葉を置き土産に、6月1日付で岡山から大阪へ転勤になった。京セラやKDDIの創設者稲盛和夫氏の著書「生き方」(サンマーク出版)の内容のことである。

 存外、小生は本を読まぬ方なのだが、幸いなことに取り巻きに恵まれ、読書好きの人からこうして教えて貰うことが多い。その人の主観を交じえた読後感という落とし穴もあるが、自ら読書せずしてエッセンスを斟酌しさえすればよいので重宝している。

 さて、同書のさわりを2点だけ。
 稲盛氏は、『人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力』という方程式をかねてから示されている。
 人生や仕事の成果は、これら3つの要素の“掛け算”によって得られるものであり、決して“足し算”ではない。
 常に前向きで建設的であること。感謝の心を持ち、みんなと一緒に歩もうという協調性を有していること。明るく肯定的であること。善意に満ち、思いやりがあり、優しい心を持っていること。努力を惜しまないこと。足るを知り、利己的でなく、強欲ではないことと説く。

 また氏は同書の中で『一つのことを飽きずに黙々と努める力、いわば今日一日を懸命に生きる力。また、その一日を積み重ねていく継続の力。すなわち、継続が非凡に変える。安易に近道を選ばず、一歩一歩、一日一日を懸命、真剣、地道に積み重ねていく。夢を現実に変え、思いを成就させるのは非凡なる凡人である。』とも話されている。

 「考え方」を変えれば人生は180度変わる。能力も大事だが、情熱の方がもっと大切である。凡人がパッションを持って精進することで創造や大事を果たせる。いずれもこのところ思い描いていたことばかりで、わが意を得たりの境地である。

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 稲盛氏が戒めとした「六つの精神」
1.誰にも負けない努力をする
2.謙虚にて驕らず
3.反省ある日々を送る
4.生きていることに感謝する
5.善行・利他行を積む
6.感性的な悩みをしない
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